全碟歌词翻译
ps:季節は次々死んでいく,スピードと摩擦的翻译就不贴了 请到各单曲条目下找
翻译:雷仔 (翻的不妥之处请指出多谢;収束第一段略有修改于20160723)
1.タクシードライバー(出租车司机)
ショッピングモール、アウトレット、郊外の黄昏
家族連れ、人いきれ、シャツに聖者の肖像、滲んで
車の牽引ロープを買った伏し目がちな青年
自宅の鴨居にぶら下げて首を括る予定
地方都市と呼ぶのもはばかられる様な町で
地元の友人と未だつるんで、たまには呑んで
息苦しさを感じながらも幸福だとうそぶいて
青い青空が青過ぎてもはや黒で
[购物中心 奥特莱斯 郊外的黄昏
全家结伴 人多闷热 T恤上的圣人肖像 汗水渗透
买了车用牵引绳的爱低头的青年
准备在自家门框横梁上上吊自杀
在这个被叫做地方城市都有所顾虑的地方
我依然和当地的朋友结交着 偶尔喝个酒
虽然苦闷却假装自己很幸福
青空蓝得过分都快成黑色了]
タクシードライバー 世情を憂いて 溜め息で曇る生活に流行歌
[出租车司机 忧虑着世态人情 叹着气的暗淡生活里的流行歌]
飲み過ぎてくだまいて突っ走る四号線
政治批判でもなんでもいいから話しをして
途方もない真っ黒が喉につっかえて
吐き出したくないもの吐き出してしまいそうなんだ
タクシードライバー 夜の向こうへ連れてって
[酒后烂醉絮絮叨叨疾驶的四号线
政治批判什么的都行快和我聊聊
不符常理的漆黑冲上喉咙
连不想吐的东西都快要吐出来了
出租车司机 快带我去往夜的尽头]
優先席前に立ち尽くす妊婦がいたので
腹は立ったが結局なんにも言えなくて
サラリーマンが性的倒錯をスマホの画面でまき散らして
世界の気まずさがこの車両に凝固してる
遠い国の爆破テロ、および犯行声明 僕が聞いたのはタクシーのラジオAM
窓から六本木の高層ビルがいけ好かねえ
物質主義が貫通してる、東京の楔として
[优先座位前站着孕妇却无人让座
虽然生气可最后还是选择了沉默
上班族通过手机画面将性的倒错散布开来
世界的失和感凝固在这节车厢里
遥远国度的恐怖主义爆炸 以及犯罪声明 我在出租车上的AM广播里听到
车窗外的六本木高层大厦令人厌恶
唯物主义正在贯通 作为东京的轴心]
タクシードライバー トランクを開けてくれ
僕らの荷物、多過ぎて歩けない
[出租车司机 请把车后盖打开
我们的行李太多了 寸步难行]
流れる都市の景色があまりにもきらびやかで
相対的に僕らの幸福は萎縮して
汗かいて一粒の喜びに明け暮れて そのくせ帰りの道筋だって人任せ
[洋溢的都市景色太过绚丽夺目
相对的我们的幸福却在萎缩
流着汗在每一滴喜悦中日往夜来 渐渐地连回家的线路也委托给了他人]
タクシードライバー 夜の向こうへ連れてって
[出租车司机 快带我去往夜的尽头]
ニュースの紛争、ネットに流れた死体のjpeg
痛みを無視出来るなら人は悪魔にだってなれる
排他主義反対と疎外する人間が居て
暴力反対という暴力には無自覚な奴がいて
不良になる為には、まず良い人間にならなければ
家出する為には、まず家に住まなければ
運転手さん、あなたは出会った中で一番の思想家
生活に根ざした哲学で疾走する思想家
[新闻的纷争 网络上流传的尸体jpeg
人若能无视痛楚 那定能化身为恶魔
有些反对排他主义的人却在排斥别人
有些反对暴力的人却在无意识地暴力
想要做坏人 首先必须成为一个好人
想要离家出走 首先必须要有家可住
司机 你是我遇到过的人里最棒的思想家
凭借着扎根于生活的哲学而疾驰的思想家]
タクシードライバー 窓グラスを開けてくれ
淀んだ空気 開け放って 夏の風
[出租车司机 请把车窗打开
浑浊的空气 全部敞开 夏天的风]
将来も未来も視界不良の道半ばで けど、不安に人生を明け渡せる訳はねえ
この長いトンネルは一体いつ抜けるんですかね?
どうぞ行ける所まで行ってくれて構わねえ
[将来未来都还在视野较差的半途中 但是 没理由将人生不安地拱手让出
何时才能穿越这条漫长的隧道呢?
能到哪里是哪里请继续开没事的]
タクシードライバー 夜の向こうへ連れてって
[出租车司机 快带我去往夜的尽头]
2.多数決(多数决定)
臆病者ほど人を傷つけると言うなら 一番臆病なのはこの世界なのかもしれない
優しい奴ほど背中を丸めて歩く 腹いせにこの都会を踏んづけて歩く
[如果说懦夫才伤人 那最懦弱的恐怕就是这个世界了吧
温厚的人弓着背走路 泄愤般地藐视这个社会走路]
時代は変わっていくのではなく吹きすさぶのだ 向かい風に逆った奴らは行っちまった
息を止めた憐れな孤独の悲しみ共 空元気が繁華街に反響して空虚
[时代不是改变而是呼啸 逆风而上的家伙们都走了
屏息的可怜的孤独的悲哀感 虚张声势在繁华街道回响并空虚]
価値観も善悪も 多数決で決まるなら
もしかしたら 生まれる場所を間違えたのかもな
もういいよ いいよ この部屋は世界の隅で
機会を今かと、窺うには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
[倘若价值观 善恶 都由少数服从多数来决定
那恐怕 我们已选错出生的场所了吧
已经够了 够了 在这个房间世界的角落里
此刻窥视机会到来 也许正是时候
赞成 或反对 追究是与非 请举手表决]
多数派が少数派に面倒を押し付ける 持つ者は持たざる者を食い物にしてる
強い者が弱きを挫いて溜飲を下げ 都会は田舎をゴミ捨て場だと思ってる
[多数派将麻烦强加于少数派 富人剥削穷人
强者挫败软弱心情畅快 都市觉得乡下是垃圾场]
人類最後の解決法が戦争だけなら 進化論も当てにはならなかったみたいだ
その実、知恵のある振りをした獣だから 空腹もこれ以上無い動機になりえた
[如果战争是人类最后的解决方法 那看来连进化论也没得指望了
实则 就是装作有智慧的野兽罢了 饥饿恐怕也会变成至高的动机]
違和感も常識も 多数決で決まるなら
もしかしたら当たり前も もう疑うべきかもな
もういいよ いいよ この町は忘れ去られた
良からぬ事を企てるには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
[倘若违和感 常识 都由少数服从多数来决定
那恐怕连理所当然 也该被怀疑了吧
已经够了 够了 这个城市早就被彻底遗忘
图谋不轨 此刻也许正是时候
赞成 或反对 追究是与非 请举手表决]
札束の数 名誉の数 友達の数 勲章の数
勝ち越した数 賞状の数 努力した数 褒められた数
僕らの価値は数字じゃない
自分の評価を人に任せる訳にはいかない
世界は移り変わる 昨日の価値は今日の無価値
[纸币的枚数 名誉的数量 朋友的个数 勋章的数量
领先的次数 奖状的数量 努力的数量 被夸奖的次数
我们的价值并不是数字
不能将自我的评价交给他人来决定
世界会变迁 昨天的价值在今天是无价值]
罪悪も合法も 多数決で決まるなら
もしかしたら百年後は もう全員罪人かもな
もういいよ いいよ この世界は壊れすぎた
白紙から描き直すには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
[倘若罪恶 合法 都由少数服从多数来决定
那恐怕百年后 我们都是罪人了吧
已经够了 够了 这个世界早就残破不堪
从白纸开始重新描绘 也许正是时候
赞成 或反对 追究是与非 请举手表决]
3.季節は次々死んでいく(季节接连死去)
4.分岐(分歧)
今振り返ればあの時だ って今がその時なのかも知れない
分岐点、選択肢、分かれ道、どっちみち答え合わせは明日以降
実りの季節の投資も 見通しの悪い小売業
未納家賃で頭たれ舌打ち がんじがらめ のたうちまわり
慢性的貧困に差した魔が 反社会的思想 明日は我身*の
四の五の言ってる間に 飛行する夜行列車 逃避行
[如今回首过往想必就是那时了 所谓的那时也许就是现在
分岔点 选择项 岔道 总而言之核对答案在明天以后
丰收季节的投资也是 前景不妙的零售商
因未缴房租而垂头咂嘴 束缚 痛苦地满地打滚
慢性贫困引起的心魔是 反社会主义思想 风水轮流转
说三道四之际 乘上飞行的夜间列车 四处逃避]
*明日は我身:发生在别人身上的事(多指不好的遭遇)说不定哪天就发生在自己身上
星系から星系、星巡り 過ぎる景色、時間は日めくり
何を目指して 何を残して 何が大事で 何が不必要で
現実逃避も果ての果て 誰も追いつけない水際まで
夢見心地、世俗との交差点 我に返る ここ、金貸し査定
[从此星至彼星 星系巡游 过往景色 时间是日历
以什么为目标 留下什么 什么是重要的 什么是不需要的
逃避现实是最后的最后 直到谁也追赶不上的水滨
如在梦中 世间的十字路口 幡然清醒 此处 贷款核查]
正しいと正しいの間 宙ぶらりんの魂の声を聞いた
西も東も悪手だ 右も左も暗い四面楚歌
それでも迫る 道を選ぶ 掴み取れば自身の死すら気高く
脅されてるぞ銃器で 後になれば分かる今が分岐点
[在正确与正确之间 听见了悬而不决的灵魂的声音
向西向东都是坏招 向右向左都是黑暗的四面楚歌
即便如此紧逼 选择道路 若能得到连自身的死也是种崇高
正被枪威胁着哦 今后便会明白此时正是分岔点]
5.百年経ったら(百年过后)
眠りから覚めても動けない身体
病み上がり 人らしき人以下に成り下がり
価値のない物に価値を付け
価値観とうそぶくものに 支払いの義理はない
[即使从睡眠中醒来也依旧无法动弹的身体
大病初愈 像人又不及常人地衰败
给没有价值的东西标上价值
没有理由为 佯装成有价值观的东西付款]
世界は酔っぱらい へらへら回るけど 戦闘機
暴力と言葉が釣り合えば
[世界醉了 虽然傻傻地自转着 战斗机
暴力和语言若能调和的话]
ビル風に寝転んで 百年経ったら起こして
土には還れぬもの達と添い寝して
裏庭の堅い実が 真っ赤になったら教えて
この夏の訪れを そよ風に言付けて
空を越えて
[在高楼风里横躺着 百年过后请唤醒我
和无法回归大地之物一同睡去
当后院的坚硬果实 赤红之时请告诉我
将这个夏天的来访 转告给微风
穿越天际]
故郷が嫌い 雪が積もるの嫌い
思い出と心中するつもりもないし
夕凪の静寂 耳を澄ます海に
あの娘が育った町だから そこは好き
[讨厌故乡 讨厌积雪
但也没打算和回忆一同寻死
侧耳倾听 傍晚风平浪静的海岸
因为那里是她成长的地方 所以我喜欢]
世界一嫌いな人間と 世界一大事な人間を
一人しか救えない
[世界上最讨厌的人和 世界上最重要的人
只能拯救一个人]
だとしても迷うだろう そういうもんだ 人として
良心があってこそ 良心が傷むのだ
裏庭の堅い実が 真っ赤になったら教えて
この夏の訪れを そよ風に言付けて
空を越えて
[即便如此还是会迷茫吧 人啊 就是这样的
正因为有良心 良心才会败坏
当后院的坚硬果实 赤红之时请告诉我
将这个夏天的来访 转告给微风
穿越天际]
荒廃したこの土地で もう生きていけないから
ノアの箱船的宇宙船 炎を吐く飛行機雲
[在这个荒芜的土地上 已无法再生存
诺亚方舟似的宇宙船 喷火而出飞机云]
みんな 地球を出て行った
[所有人 都离开了地球]
僕はそれに 手を振った
さよなら
[我向他们 挥手告别
再见]
この町が燃え尽きて 百年経ったら起こして
土には還れぬもの達と添い遂げて
裏庭の堅い実が 真っ赤になったら教えて
この夏の訪れを そよ風に言付けて
[这座城市已消耗殆尽 百年过后请唤醒我
和无法回归大地之物白头到老
当后院的坚硬果实 赤红之时请告诉我
将这个夏天的来访 转告给微风]
空を越えて
[穿越天际]
6.ライフイズビューティフル(人生美哉)
何がどうなって ここに立ってるんだ
時々われに帰って 首をかしげるんだ
歌うのが好きな少年だった だけどそれを誰にもいえない気弱な子だった
久しぶりだな そっちはどうだ? 元気してんなら 別にそれでいいんだ
つまらねぇ愚痴は 言いっこなしだ 昔話もたまにはいいか
[怎么会 站在这里了啊
时而清醒过来 歪着头
曾经是个爱唱歌 却不敢告诉别人的胆怯少年
好久不见呐 你还好吗? 若是过得不错 那就够了
无聊的抱怨 就不要提了 偶尔叙次旧也不错吧]
わいは今も歌っているんだ 暗い歌ばかり歌いやがってと人は言うが
ぜってぇまけねぇって 気持ちだけで 今まで ここまで やってきたんだ
これだけは本気でゆずれないんだ 背負ってるものが増えすぎたようだ
夢を諦めた人 捨てた人 叶えられず死んだ人 覚えているか?
[咱如今依旧唱着歌 虽然人们说我总是唱一些阴郁的歌曲
绝不会输 只凭一腔热血 终于走到了如今这般地步
唯独这份意志是绝不会让步的 背负的东西也似乎快要饱和了
放弃梦想的人 舍弃梦想的人 未能实现梦想就死去的人 还记得吗?]
あっけなく命や夢が消える星で ありふれた良くある悲しい話
そんなもんに飽きもせず泣き笑い 人生は美しい
一つを手に入れて一つを失くして いつも何か足りないって泣いている
だけど後悔なんてしてやるものか 人生は美しい
[在这个生命或梦想轻而易举就能消失的星球 充斥着随处可见的悲伤故事
对它们(指故事)毫不腻烦地欢笑哭泣 人生美哉
有得必有失 虽然总觉得不满足而哭泣着
但也绝不会后悔 人生美哉]
いつもの居酒屋で はしゃぎすぎた 始発で帰る馬鹿達を 太陽が照らした
「俺らの夜明けがやってきたんだ」 誰かが言った
頭は痛いが 妙に笑えた
そんな日々も 今はもう遠い あの頃のギターは埃をかぶってた
けどな これだけは絶対言える 俺らの夜明けはもうすぐそこだ
[在常去的小酒馆里 嗨过头 坐头班车回家的笨蛋们 朝阳依然照耀他们
不知是谁说了一句 「我们的黎明终于来了」
虽然头很疼 但我还是莫名地笑了
那些岁月 如今看来已太遥远 那时用过的吉他上已满是灰尘
不过 我能断言 我们的黎明很快就要来了]
信じた人や物が過ぎ去る街で ありふれたどこにでもある悔し涙
そんなもんに未だに突き動かされる 人生は美しい
ファミレスで喧嘩したぶりのあいつが 電車に向かって手をふり続けていた
過ぎてゆく景色 二度と振り向かないよ 人生は美しい
[在曾信任过的人和物成为往昔的街道 随处可见的悔恨的泪水
仍能被它们(指泪水)激起心中涟漪 人生美哉
在家庭餐馆假装吵架的他 朝着电车不停地挥手
对逝去的景色 不再回顾 人生美哉]
こんな時間か そろそろ帰るか?
なんだ帰りたくないって まぁ わいも同じだが
不安は多いが 進むべきだ 情熱一つで何でもできるはずさ
東京 青森 路上 ライブハウス きっと場所なんてどこでも良かった
歌う場所はどこでもいいぜ 歌う歌がわいの歌なら
[都这个时候啦 差不多要回去了吧?
你不想回去啊 其实 咱也是这么想的
虽然满是不安 但必须前行 只要有激情理应无所不能
东京 青森 路边 live house 在哪里都无所谓
在哪里唱歌都无所谓 只要是唱咱自己的歌]
悔し涙振りほどいて叫んだ歌 大事なものは二度と離さないよ
振り向くな後ろには花も咲かねぇ 人生は美しい
じゃあなまたな身体だけは気をつけろよ しっかり歩けよふらついてるぜ
見ろよもう朝日が昇ってきた 人生は美しい
人生は美しい
[甩干悔恨的眼泪放声高歌 重要的事就不要放手
不要回头那里不会有花盛开 人生美哉
好了下次再见一定要保重身体哦 你有点醉了稳着点走哦
看呐朝阳已经升起 人生美哉
人生美哉]
7.吐きそうだ(要吐了)
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
新しい家に引っ越した とは言っても西日とは未だ友人だ
安心とは縁遠い暮らしの最中で どっち付かずの夢想家
思い出す景色おぼろに 白黒写真みたいなあの日々
何度も僕は僕を殺し 血まみれの僕 未だ在住 心に
夜窓に不意に映るそいつは さながら亡霊か 恨めしそうな目だ
「いつでもこっちに戻って来なよ」
踏みとどまるのはいつだってギリギリだ
自分の価値観を自分で言い負かし そいつをまた否定する言葉遊び
建前を一枚ずつ剥がせば 頭の中すっかり嫌な奴
そりゃそうだ一糸纏わぬ人間は そもそも獣とさほど変わらない
つまり犯人は僕自身なのだ っていうのはもう何度目のオチだ?
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜* 话说我宿醉难受快要吐了
虽然搬了新家 但依然和夕阳相伴
安心是最疏远的生活中 模棱两可的梦想家
回忆起的景色朦胧 如同黑白照片的那些日子
我一次次地扼杀自己 血淋林的我 依然住在 心中
不经意倒映在夜窗上的家伙 宛如亡灵 带着怨恨般的目光
「随时都可以来这里哟」
打消念头总是在最后关头
用自己的价值观说服自己 然后又全盘否定的语言游戏
若是将场面话一层层剥去 就是个脑子里没货的讨厌家伙
说来也是 一丝不挂的人类 最初和野兽没什么区别
所以说犯人就是我自己 这种下场已经是第几回了?]
*千夜一夜:一种日本酒的名字,由合同酒精制造;一千零一夜
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜 话说我宿醉难受快要吐了]
たった一瞬の たった一粒の 閃きが人生を変える
でもそれを神様みたいに祟めるのは違うと思うんだ
愚直な自尊心が現実に跪いた 口をつく恨み節 確かによく切れたな
閃きには今も感謝するが 怠惰の言い訳になり得たのも然りだ
馬鹿にした奴 見返したいだけじゃ 目立ちたがりや 空虚な愉快犯
上か下かで競い合うその先に 僕ら生きてる虚しさを恥じて
群衆の意思の平均像の下敷きに なっているのもどうせ人間だ
それなら自分の一番可愛いんだと 言ってみせろよこの獣どもが
[仅仅一瞬的 仅仅一点的闪烁 便能改变人生
但我觉得把它作为神灵一般崇敬是错误的
过于正直的自尊心跪拜在现实脚下 脱口而出的咒怨 确实容易恼火
虽然对闪烁依然感谢 但也很有可能变成偷懒的借口
如果只是想给看不起你的人 还以颜色 那你无非就是个哗众取宠 空虚的愉快犯
你上我下的相互竞争过后 为我们生存的空虚而感到羞愧
反正人类就是 群众之意的平均像的底端
既然如此“我最可爱了” 倒是说说看啊你们这群兽类]
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜 话说我宿醉难受快要吐了]
埠頭を望むさびれた岸壁 潮風に錆び付いていく命
と呼ぶのも躊躇う様な暮らし ぶら下げ「それでも」と 未だ のたまい
所在などなく 行き場所もなく くすぶる魂すら持て余す
「後悔はない」という後悔を 引きずり重い足を歩かせる
愚痴は零すな 弱音を吐くな 素晴らしい人間になろうと思うな
我慢するべきだ 身を粉にして 道に迷っても戻りはするな
優しく在れ 義理堅く 恩は返せ 借りは作るな
無償の愛だ 無償の愛か? それこそエゴか? なんて嫌な奴だ
[眺望码头的萧条的靠岸处 在海风的吹拂下逐渐生锈的生命
犹豫能否如此称呼 这般生活悬挂着 「即便如此」仍在 宣读
没有住所 也没有目的地 连停滞的灵魂也难以应对
带着「不会后悔」的后悔 拖着沉重双腿迈出步伐
不要抱怨 不要示弱 不要妄想成为完美的人
必须忍耐 粉身碎骨 迷了路也不要原路返回
温柔待人 严守礼节 懂得报恩 不卖人情
是无偿的爱 是无偿的爱吗? 是自私自利吗? 多么令人反感的家伙啊]
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜 话说我宿醉难受快要吐了]
8.しらふ(素面)
*素面:没喝醉,清醒的状态
「自分以外皆死ね」ってのは「もう死にてえ」ってのと同義だ 団地からの三人称視点
寂れた外壁に吸いさしの煙草押し付け 現場監督の怒号に唾を吐いて夕暮れ
もう消えてくれ 未だ歌手としては無名 ぼろぼろになるまで働いて食う飯はうめえ
けど明日にはばっくれ 我慢、忍耐と無縁 こんな僕に光が射すなら早くそうしてくれ
「除了我大家都去死」和「我想死」是同义的 宅区的第三人称视点
在萧条的外墙上按灭烟头 朝现场监督的怒号吐口水的黄昏
快给我消失 作为歌手依然无名 玩命工作后的饭特别好吃
不过明天要翘班 和自制、忍耐无缘的我 阳光若能照射到我还请快一点]
解体作業、ソープ、オフィス、世田谷の小学校 豊かな心、情操教育で現実を描こう
アスベスト吸い込み、渡る現場は鬼ばかり 高所作業、安全帯無しで人生網渡り
こんなはずじゃなかった 頭で繰り返し これで何百回目かの人生の振り出し
もう無理かもね 祈る気力もない流星 あの日期待した僕の才能、下方修正
[拆卸工作 肥皂 办公室 世田谷小学 充实的内心 用情操教育描绘现实
石棉吸收 人间冷暖 高空作业 没有安全带渡人生之网
不该是这样 在脑中不停重复 于是人生几百次的再出发
大概不行了吧 祈祷的流星 那天我所期待的才能 下调]
努力 積み上げた労力は結局徒労 それなら目の前にある惰眠をむさぼろう
昨日出来たはずの世紀の名曲は 掃いて捨てる程ある駄作にも埋もれる駄作だ
埃だらけの作業服 冷たい視線 山手線 特に原宿より南は痛てえ
俳優、バンドマン、その日暮らしにホームレス 履歴書なしで派遣される工務店
[努力 堆积出的劳力最后还是白费 那不如就贪图眼前的懒惰吧
本应在昨天完成的世纪名曲 是埋没在大量劣作中也不起眼的劣作
满是灰尘的工作服 冰冷的视线 山手线 原宿以南分外不堪
演员 乐队成员 生活中的流浪汉 没有简历也能被派去工作的建筑公司]
事務所前チューハイで乾杯の晴天 古株の面々 まるで現代の蟹工船
妥協でされるがままの搾取 汗を酒で潤す さながらヨイトマケの唄か山谷ブルース
夢見がちな馬鹿とギリギリの奴らが集い 気がついたら僕もそんな一派の一人
泥酔にまかせて現実をずらかった 夢も消えちゃった 「今日の仕事も辛かった」
[在事务所前用调味酒干杯的晴天 老手们 仿佛现代的捕蟹船
被迫妥协的不停榨取 酒湿润了汗水 宛如打夯歌的山谷蓝调
容易做梦的傻瓜和不留余地的家伙们类聚 回过神来我也成了其中一员
酩酊大醉逃离现实 梦想也没有了 「今天工作也好累」]
スナックの皿洗い、送迎じゃまどろっこい 大湊自衛隊員の愚痴には酷く悪酔い
次第に増える独り言、あの日の怒号、反響するエコー いや待て、これはもしかしたら幻聴
フラッシュバックで言葉を書く マッチポンプな自傷行為
宿命とは聞こえがいいが ようは体のいい呪いだ
早揚がりの泥酔の果てにふらふらの自意識が 下手な勘ぐりをし出す前にもう眠るか
[小酒馆的洗碟工 接送慢吞吞 大湊自卫队队员耍酒疯的牢骚
逐渐增多的自言自语 那天的怒吼 反响的回音 不等等 这大概是幻听
镜头闪回写下词语 自导自演的自残行为
宿命听上去不错 实则是装腔作势的诅咒
提早结束的烂醉的末了中摇晃的自我意识 在给出敷衍的推测前先去睡吧]
「自分以外皆死ね」ってのは「もう死にてえ」ってのと同義だ 悪いのは僕か世界か
千鳥足じゃふるさとに吹く風だって冷てえ こんなんじゃ世間だっていざって時にはつれねえ
震えて朝焼け 外套の襟を立て 勇んで出てったはずのふるさとにまた立って
もうここには居られねえ 自暴自棄な足取りで 分かったもう出てくよ 僕はすっかり素面で
「除了我大家都去死」和「我想死」是同义的 可恶的是我还是世界
蹒跚着酒醉后的步伐连故乡的风也显得阴冷 这样下去在紧要关头连世间都是冷酷无情
朝霞下颤抖着 竖起外套衣领 本该奋勇离乡的我又再次站在故乡
没法再待在这儿了 拖着自暴自弃的步伐 知道了这就走 我带着一脸的清醒]
老いも若きも酔っぱらいの三千世界で 我こそが純粋なる全うな素面で
痛み真っ向から食らい歌う酩酊いらずで 青年は詩を書く 離れた陰気な群れ
属する場所がないって場所にはぬけぬけと属して 舐めあう傷跡は蜜の様に甘え
そのカビ臭い地下室からはさっさと抜け出して むき出しの肌で受け止める現実の雨
[在老老少少都是酒鬼的大千世界里 唯独我纯粹的正经的一脸常态
无需在直面痛楚时歌唱的酩酊大醉 青年谱诗 远处的阴郁之群
没有隶属之处便厚着脸皮从属一处 互舔的伤痕如蜜一般的甜
赶紧离开这个霉臭的地下室 用赤裸的肌肤接受现实之雨]
9.スピードと摩擦(速度与摩擦)
10.エンディングテーマ(片尾曲)
こんなに空が青いのは ちょっと勿体ないな
少し曇ってるくらいの方が 丁度いいよな
真っ白な病室の 窓の向こうでは そろそろ桜も咲くんだろうけどな
満たされていたいって いつも思うけれど
満たされていないからこその 願う力
腹が減ってる時の 食欲みたいな物 あなたはどうか大事にしてね
[天空如此蔚蓝 反而有些可惜了呢
阴沉一些 才恰到好处吧
纯白的病房 窗外 樱花差不多该绽放了吧
想要被满足 虽然一直这么希望
然而正因为没被满足 才有了许愿的力量
就像饥饿时的食欲一样 请你珍惜这样的感受]
失う事に慣れたりしなかった 最後まで僕は悲しい人間でした
だけどそれと引き換えに 僕は願うのです
生きて 生きて 生きていたいよ
[对于失去无法习以为常 最后就成了一个可悲的人
不过作为交换 我要许愿
活下去 活下去 我想活下去]
僕が死んだら 流れ出すエンドロール 僕が主演の 青春群像
お世話になった人達の 名前がずらっと並べば
何時間掛かるか分からないや
そんな事考えると ちょっと笑えてくるよな
だからエンディングテーマはこんなもんだろ
[我死后 片尾流出的字幕 我所主演的 青春群像
若将和我有来往的人的名字 全都罗列出来
不知道要花多久呢
考虑这种事 还真是有点好笑呢
所以说片尾曲就是这么回事吧]
幼い頃飼ってたペットが死んだとき あまりの悲しさに
出会わなきゃ良かったと思った
手にする喜びと 失う悲しみ 天秤にかけるのは 馬鹿げたことです
[儿时养的宠物死去的时候 太过悲伤
甚至觉得要是不养他该多好
收获的喜悦和 失去的悲伤 用天平来衡量 实则愚蠢之举]
偉そうな事を言ったりしてごめんな 本当に僕が言いたい事は つまり
僕の中で生きている 僕が愛したもの達みたいに
あなたの中で生きていたいよ
[抱歉呐 说了这么自以为是的话 其实 我真正想说的是
在我心中存在的 那些我所热爱的事物
也能在你的心中存在]
僕が死んだら 流れ出すエンドロール 人はそれぞれ 日常に戻って
ふとした時に思い出して 欲しいけどさ 我ながら名作とは言えないもんな
そんな事考えると ちょっと笑えてくるよな
だからエンディングテーマはこんなもんだろ
[我死后 片尾流出的字幕 人们各自 回归日常
希望他们偶尔 也能回忆起 这个谈不上是名作的我啊
考虑这种事 还真是有点好笑呢
所以说片尾曲就是这么回事吧]
失い続ける事で 何かに必死になれる力が宿るのなら
満たされていないってのは 幸せなのかな だとしたら
今の僕はきっと幸せなんだな
なのに
心が痛いよ 涙が止まらないよ
[倘若因不断的失去 才能孕育出拼命的力量的话
那没有被满足 也是种幸福吧 若真是这样
那现在的我一定是幸福的吧
可是
心好痛啊 眼泪止不住地流]
あなたが死んだら 流れ出すエンドロール 僕はきっと 脇役だろうな
少し寂しいけれどきっと それでいいんだ
あなたが幸せだった 証拠だから
[你死后 片尾流出的字幕 我一定是 配角吧
虽然略有寂寞 但是这样就好
因为这是你 曾幸福过的证据]
僕が死んだら 流れ出すエンドロール あと18小節のエンディングテーマ
あなたの胸に焼きついて 消えないような
気の利いた言葉を 言いたいんだけど
そんな事考えてたら もう時間か
最後はやっぱり 「ありがとう」かな
[我死后 片尾流出的字幕 还剩18小节的片尾曲
想对你说些 能在你心里铭记
无法忘怀的 风趣的话语
可是没时间 让我思索了
最后依然 还是说声「谢谢」吧 ]
ありがとう ありがとう 今まで ありがとう
[谢谢 谢谢 一直以来 谢谢]
11.花は誰かの死体に咲く(花儿在某人的尸体绽放)
街路樹も染まるから 素知らぬ顔で赤色 裏切られた気分で 寒空の下で
嫌なニュースばかりで 耳を塞いでいたら
発車のベルを聞き逃して 南無阿弥陀仏
母親のあきれ顔 寒々とした旭町 非暴力の近海で爆撃機が飛んで
生活と空想 世俗と現実逃避の成れの果て
[行道树染上颜色 用佯装不知的表情染上红色 被人背叛的心情 在寒冬里
全是糟糕的新闻 从而堵上耳朵
却漏听了发车的铃声 南无阿弥陀佛
母亲吃惊的表情 凄冷的旭町 轰炸机在平和主义的近海飞过
生活和幻想 世间与逃避现实的穷途末路]
人類が誕生し約七百万年 今日までに死んだ人の全ての遺体が
土に埋まってんなら 君が生きてる町も
世界中どこだって誰かの墓場なんだ
ぞっとしない話しだが それに救われたんだ
高層ビルもアパートも墓標みたいだ
憂鬱も悲しみも思い出も 分解してくれないか
[人类诞生约七百万年 至今死去的所有人的遗骸
若都埋葬在土地里 那连同你生活的城市在内
全世界到处都会是人类的墓场
虽然对这个话题不感冒 但却得到了救济
高层大厦也好公寓也好都像是墓碑
忧郁也好悲伤也好回忆也好 能将它们都分解吗]
綺麗でもなんでもねえ 小さな花が咲いた
君の無様の肯定 やむにやまれず生きて 名付けられもしないで
捨てられた生ゴミも 悔やみきれず死んでも 叶えられる事なかった誰かの夢も
一つ残らず土に還るのだ 花は誰かの死体に咲く
[一点也不漂亮的 小小的花盛开了
你狼狈的肯定 迫不得已地活着 无人为你命名
被扔掉的厨房垃圾 满怀懊悔地死去 未能如愿的某人的梦想
这些都将一个不剩地回归土地 花儿在某人的尸体绽放]
町が夜を追い出そうとするから夜空の下 大げさに騒いでは炎を焚いた
ビルの明かり 街灯 電飾看板など ついに都市は孤独を克服したのだ
それでも田舎の夜を 一人で彷徨うより
募る都市の寂しさは一体なんだろう
きっと人と比べてしまうから 僕の幸福は相対的だった
[城市欲将夜晚驱逐于是在夜空下 大肆喧闹燃烧烈火
大楼的灯光 街灯 彩灯广告牌等等 终于让都市克服了孤独
然而比起在乡村的夜晚 独自彷徨
聚集的都市的寂寞感究竟是什么呢
人免不了相互比较 所以我的幸福是相对而言的]
綺麗でもなんでもねえ 汚れた友が笑えば
僕の失敗の肯定 選べなかった道で 恥も外聞もねえ
抱きしめたあの人も 向かい風の嘲笑も 讃えられる事なかった君の勝利も
一つ残らず土に還るのだ 花は誰かの死体に咲く
[一点也不漂亮的 肮脏的朋友若能欢笑
我失败的肯定 在没能选择的道路上 无关耻辱或声誉
紧紧拥抱的那个人 逆风的嘲笑 得不到赞许的你的胜利
这些都将一个不剩地回归土地 花儿在某人的尸体绽放]
かつての戦場に人が営んだとて 悲惨な事件の現場に花手向けたとて
捨てられた町に未だ木々が根付くとて 祖父へのお供え物に虫がたかるとて
虚しさに生きてその最中に笑えよ さよならは一瞬だその最中に歌えよ
朽ちる命抱きしめて泣きじゃくる晩は 踏みしめてる土に祈れ生命賛歌
[即使在曾经的战场超度 即使在悲惨事件现场献花
哪怕树木在被遗弃的城市里生根 哪怕虫子聚集在已故祖父的供品上
也要在虚度的生活之中展颜欢笑啊 再见只是一瞬间在那其中歌唱吧
紧拥衰亡的生命抽搭的日暮 向踩踏的土地祈祷的生命赞歌]
綺麗でもなんでもねえ 命が今日も笑えば
人も傲慢の肯定 逃れられぬ命を 逃げるように生きてよ
笑い合えたこの日々も 失くした日の痛みも なんとか死にきれそうなこんな人生も
一つ残らず土に還るのだ 花は誰かの死体に咲く
[一点也不漂亮的 生命倘若今天也能欢笑
人类也能傲慢的肯定 生存着 努力地逃离无法逃脱的命运
互相欢笑的岁月 失去的那天留下的痛楚 似乎能死而无憾的此生
这些都将一个不剩地回归土地 花儿在某人的尸体绽放]
12.収束(收束)
海鳥が瓦礫の上空いなないた
コンクリート世紀は知恵の数式 今じゃ遠い日のヒエログリフ
かつての人の営み 腐食した建造物 侵食する植物の増殖 カンブリア爆発
ハタネズミがサカナを喰らえば 猛禽類が噛り付いて空へ誘った
逆光の太陽が燃え盛る 生き死にの律動
亜熱帯雨林と化した ここ東北の北端にも
湧き水、岩から滲みて 陽が落ちては冷却の星空に聞き入り
平穏が訪れたのだと知る 奪うも奪われるもなく 等しく星の砂塵となりて
唸り 遠吠え 求愛のさえずりや 威嚇のがなりとか 生命のオーケストラ
[海鸟在瓦砾的上空嘶鸣
混泥土世纪是智慧的算式 如今不过是远古的象形文字
古时人类的生活 腐蚀的建筑物 侵蚀类植物的增殖 寒武纪大爆炸
田鼠吃鱼 猛禽类咬着猎物飞向天空
逆光的太阳熊熊燃烧 生与死的律动
化作了一片亚热带雨林 这里东北的北端
水 从岩石涌出 太阳西下倾心聆听冷却的星空
感觉到平和的降临 不存在互相争夺 都将平等地化成星辰的沙尘
呻吟 远处的嚎叫 求爱的鸣啭 威吓的怒号 生命的交响乐]
飲めや歌えや 騒げ愛おしいや 夜通しだ
呼応した鼓動しか物音しない ここ何億夜
規律無しの無秩序と思いきや 命の思想は確かに存在した
[饮酒欢唱 喧闹怜爱 通宵达旦
只听得前呼后应的鼓动声 多少亿个夜晚
以为是毫无规律的无秩序 却曾存在过生命的思想]
飲めや歌えや 騒げ愛おしいや 夜通しだ
呼応した鼓動しか物音しない ここ何億夜
荒廃したとは人の言い様だ ここにはもう人類は居ないのだから
[饮酒欢唱 喧闹怜爱 通宵达旦
只听得前呼后应的鼓动声 多少亿个夜晚
“荒芜了”是人类的措辞 因为这里早已没有人类]
翻译:雷仔 (翻的不妥之处请指出多谢;収束第一段略有修改于20160723)
1.タクシードライバー(出租车司机)
ショッピングモール、アウトレット、郊外の黄昏
家族連れ、人いきれ、シャツに聖者の肖像、滲んで
車の牽引ロープを買った伏し目がちな青年
自宅の鴨居にぶら下げて首を括る予定
地方都市と呼ぶのもはばかられる様な町で
地元の友人と未だつるんで、たまには呑んで
息苦しさを感じながらも幸福だとうそぶいて
青い青空が青過ぎてもはや黒で
[购物中心 奥特莱斯 郊外的黄昏
全家结伴 人多闷热 T恤上的圣人肖像 汗水渗透
买了车用牵引绳的爱低头的青年
准备在自家门框横梁上上吊自杀
在这个被叫做地方城市都有所顾虑的地方
我依然和当地的朋友结交着 偶尔喝个酒
虽然苦闷却假装自己很幸福
青空蓝得过分都快成黑色了]
タクシードライバー 世情を憂いて 溜め息で曇る生活に流行歌
[出租车司机 忧虑着世态人情 叹着气的暗淡生活里的流行歌]
飲み過ぎてくだまいて突っ走る四号線
政治批判でもなんでもいいから話しをして
途方もない真っ黒が喉につっかえて
吐き出したくないもの吐き出してしまいそうなんだ
タクシードライバー 夜の向こうへ連れてって
[酒后烂醉絮絮叨叨疾驶的四号线
政治批判什么的都行快和我聊聊
不符常理的漆黑冲上喉咙
连不想吐的东西都快要吐出来了
出租车司机 快带我去往夜的尽头]
優先席前に立ち尽くす妊婦がいたので
腹は立ったが結局なんにも言えなくて
サラリーマンが性的倒錯をスマホの画面でまき散らして
世界の気まずさがこの車両に凝固してる
遠い国の爆破テロ、および犯行声明 僕が聞いたのはタクシーのラジオAM
窓から六本木の高層ビルがいけ好かねえ
物質主義が貫通してる、東京の楔として
[优先座位前站着孕妇却无人让座
虽然生气可最后还是选择了沉默
上班族通过手机画面将性的倒错散布开来
世界的失和感凝固在这节车厢里
遥远国度的恐怖主义爆炸 以及犯罪声明 我在出租车上的AM广播里听到
车窗外的六本木高层大厦令人厌恶
唯物主义正在贯通 作为东京的轴心]
タクシードライバー トランクを開けてくれ
僕らの荷物、多過ぎて歩けない
[出租车司机 请把车后盖打开
我们的行李太多了 寸步难行]
流れる都市の景色があまりにもきらびやかで
相対的に僕らの幸福は萎縮して
汗かいて一粒の喜びに明け暮れて そのくせ帰りの道筋だって人任せ
[洋溢的都市景色太过绚丽夺目
相对的我们的幸福却在萎缩
流着汗在每一滴喜悦中日往夜来 渐渐地连回家的线路也委托给了他人]
タクシードライバー 夜の向こうへ連れてって
[出租车司机 快带我去往夜的尽头]
ニュースの紛争、ネットに流れた死体のjpeg
痛みを無視出来るなら人は悪魔にだってなれる
排他主義反対と疎外する人間が居て
暴力反対という暴力には無自覚な奴がいて
不良になる為には、まず良い人間にならなければ
家出する為には、まず家に住まなければ
運転手さん、あなたは出会った中で一番の思想家
生活に根ざした哲学で疾走する思想家
[新闻的纷争 网络上流传的尸体jpeg
人若能无视痛楚 那定能化身为恶魔
有些反对排他主义的人却在排斥别人
有些反对暴力的人却在无意识地暴力
想要做坏人 首先必须成为一个好人
想要离家出走 首先必须要有家可住
司机 你是我遇到过的人里最棒的思想家
凭借着扎根于生活的哲学而疾驰的思想家]
タクシードライバー 窓グラスを開けてくれ
淀んだ空気 開け放って 夏の風
[出租车司机 请把车窗打开
浑浊的空气 全部敞开 夏天的风]
将来も未来も視界不良の道半ばで けど、不安に人生を明け渡せる訳はねえ
この長いトンネルは一体いつ抜けるんですかね?
どうぞ行ける所まで行ってくれて構わねえ
[将来未来都还在视野较差的半途中 但是 没理由将人生不安地拱手让出
何时才能穿越这条漫长的隧道呢?
能到哪里是哪里请继续开没事的]
タクシードライバー 夜の向こうへ連れてって
[出租车司机 快带我去往夜的尽头]
2.多数決(多数决定)
臆病者ほど人を傷つけると言うなら 一番臆病なのはこの世界なのかもしれない
優しい奴ほど背中を丸めて歩く 腹いせにこの都会を踏んづけて歩く
[如果说懦夫才伤人 那最懦弱的恐怕就是这个世界了吧
温厚的人弓着背走路 泄愤般地藐视这个社会走路]
時代は変わっていくのではなく吹きすさぶのだ 向かい風に逆った奴らは行っちまった
息を止めた憐れな孤独の悲しみ共 空元気が繁華街に反響して空虚
[时代不是改变而是呼啸 逆风而上的家伙们都走了
屏息的可怜的孤独的悲哀感 虚张声势在繁华街道回响并空虚]
価値観も善悪も 多数決で決まるなら
もしかしたら 生まれる場所を間違えたのかもな
もういいよ いいよ この部屋は世界の隅で
機会を今かと、窺うには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
[倘若价值观 善恶 都由少数服从多数来决定
那恐怕 我们已选错出生的场所了吧
已经够了 够了 在这个房间世界的角落里
此刻窥视机会到来 也许正是时候
赞成 或反对 追究是与非 请举手表决]
多数派が少数派に面倒を押し付ける 持つ者は持たざる者を食い物にしてる
強い者が弱きを挫いて溜飲を下げ 都会は田舎をゴミ捨て場だと思ってる
[多数派将麻烦强加于少数派 富人剥削穷人
强者挫败软弱心情畅快 都市觉得乡下是垃圾场]
人類最後の解決法が戦争だけなら 進化論も当てにはならなかったみたいだ
その実、知恵のある振りをした獣だから 空腹もこれ以上無い動機になりえた
[如果战争是人类最后的解决方法 那看来连进化论也没得指望了
实则 就是装作有智慧的野兽罢了 饥饿恐怕也会变成至高的动机]
違和感も常識も 多数決で決まるなら
もしかしたら当たり前も もう疑うべきかもな
もういいよ いいよ この町は忘れ去られた
良からぬ事を企てるには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
[倘若违和感 常识 都由少数服从多数来决定
那恐怕连理所当然 也该被怀疑了吧
已经够了 够了 这个城市早就被彻底遗忘
图谋不轨 此刻也许正是时候
赞成 或反对 追究是与非 请举手表决]
札束の数 名誉の数 友達の数 勲章の数
勝ち越した数 賞状の数 努力した数 褒められた数
僕らの価値は数字じゃない
自分の評価を人に任せる訳にはいかない
世界は移り変わる 昨日の価値は今日の無価値
[纸币的枚数 名誉的数量 朋友的个数 勋章的数量
领先的次数 奖状的数量 努力的数量 被夸奖的次数
我们的价值并不是数字
不能将自我的评价交给他人来决定
世界会变迁 昨天的价值在今天是无价值]
罪悪も合法も 多数決で決まるなら
もしかしたら百年後は もう全員罪人かもな
もういいよ いいよ この世界は壊れすぎた
白紙から描き直すには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
[倘若罪恶 合法 都由少数服从多数来决定
那恐怕百年后 我们都是罪人了吧
已经够了 够了 这个世界早就残破不堪
从白纸开始重新描绘 也许正是时候
赞成 或反对 追究是与非 请举手表决]
3.季節は次々死んでいく(季节接连死去)
4.分岐(分歧)
今振り返ればあの時だ って今がその時なのかも知れない
分岐点、選択肢、分かれ道、どっちみち答え合わせは明日以降
実りの季節の投資も 見通しの悪い小売業
未納家賃で頭たれ舌打ち がんじがらめ のたうちまわり
慢性的貧困に差した魔が 反社会的思想 明日は我身*の
四の五の言ってる間に 飛行する夜行列車 逃避行
[如今回首过往想必就是那时了 所谓的那时也许就是现在
分岔点 选择项 岔道 总而言之核对答案在明天以后
丰收季节的投资也是 前景不妙的零售商
因未缴房租而垂头咂嘴 束缚 痛苦地满地打滚
慢性贫困引起的心魔是 反社会主义思想 风水轮流转
说三道四之际 乘上飞行的夜间列车 四处逃避]
*明日は我身:发生在别人身上的事(多指不好的遭遇)说不定哪天就发生在自己身上
星系から星系、星巡り 過ぎる景色、時間は日めくり
何を目指して 何を残して 何が大事で 何が不必要で
現実逃避も果ての果て 誰も追いつけない水際まで
夢見心地、世俗との交差点 我に返る ここ、金貸し査定
[从此星至彼星 星系巡游 过往景色 时间是日历
以什么为目标 留下什么 什么是重要的 什么是不需要的
逃避现实是最后的最后 直到谁也追赶不上的水滨
如在梦中 世间的十字路口 幡然清醒 此处 贷款核查]
正しいと正しいの間 宙ぶらりんの魂の声を聞いた
西も東も悪手だ 右も左も暗い四面楚歌
それでも迫る 道を選ぶ 掴み取れば自身の死すら気高く
脅されてるぞ銃器で 後になれば分かる今が分岐点
[在正确与正确之间 听见了悬而不决的灵魂的声音
向西向东都是坏招 向右向左都是黑暗的四面楚歌
即便如此紧逼 选择道路 若能得到连自身的死也是种崇高
正被枪威胁着哦 今后便会明白此时正是分岔点]
5.百年経ったら(百年过后)
眠りから覚めても動けない身体
病み上がり 人らしき人以下に成り下がり
価値のない物に価値を付け
価値観とうそぶくものに 支払いの義理はない
[即使从睡眠中醒来也依旧无法动弹的身体
大病初愈 像人又不及常人地衰败
给没有价值的东西标上价值
没有理由为 佯装成有价值观的东西付款]
世界は酔っぱらい へらへら回るけど 戦闘機
暴力と言葉が釣り合えば
[世界醉了 虽然傻傻地自转着 战斗机
暴力和语言若能调和的话]
ビル風に寝転んで 百年経ったら起こして
土には還れぬもの達と添い寝して
裏庭の堅い実が 真っ赤になったら教えて
この夏の訪れを そよ風に言付けて
空を越えて
[在高楼风里横躺着 百年过后请唤醒我
和无法回归大地之物一同睡去
当后院的坚硬果实 赤红之时请告诉我
将这个夏天的来访 转告给微风
穿越天际]
故郷が嫌い 雪が積もるの嫌い
思い出と心中するつもりもないし
夕凪の静寂 耳を澄ます海に
あの娘が育った町だから そこは好き
[讨厌故乡 讨厌积雪
但也没打算和回忆一同寻死
侧耳倾听 傍晚风平浪静的海岸
因为那里是她成长的地方 所以我喜欢]
世界一嫌いな人間と 世界一大事な人間を
一人しか救えない
[世界上最讨厌的人和 世界上最重要的人
只能拯救一个人]
だとしても迷うだろう そういうもんだ 人として
良心があってこそ 良心が傷むのだ
裏庭の堅い実が 真っ赤になったら教えて
この夏の訪れを そよ風に言付けて
空を越えて
[即便如此还是会迷茫吧 人啊 就是这样的
正因为有良心 良心才会败坏
当后院的坚硬果实 赤红之时请告诉我
将这个夏天的来访 转告给微风
穿越天际]
荒廃したこの土地で もう生きていけないから
ノアの箱船的宇宙船 炎を吐く飛行機雲
[在这个荒芜的土地上 已无法再生存
诺亚方舟似的宇宙船 喷火而出飞机云]
みんな 地球を出て行った
[所有人 都离开了地球]
僕はそれに 手を振った
さよなら
[我向他们 挥手告别
再见]
この町が燃え尽きて 百年経ったら起こして
土には還れぬもの達と添い遂げて
裏庭の堅い実が 真っ赤になったら教えて
この夏の訪れを そよ風に言付けて
[这座城市已消耗殆尽 百年过后请唤醒我
和无法回归大地之物白头到老
当后院的坚硬果实 赤红之时请告诉我
将这个夏天的来访 转告给微风]
空を越えて
[穿越天际]
6.ライフイズビューティフル(人生美哉)
何がどうなって ここに立ってるんだ
時々われに帰って 首をかしげるんだ
歌うのが好きな少年だった だけどそれを誰にもいえない気弱な子だった
久しぶりだな そっちはどうだ? 元気してんなら 別にそれでいいんだ
つまらねぇ愚痴は 言いっこなしだ 昔話もたまにはいいか
[怎么会 站在这里了啊
时而清醒过来 歪着头
曾经是个爱唱歌 却不敢告诉别人的胆怯少年
好久不见呐 你还好吗? 若是过得不错 那就够了
无聊的抱怨 就不要提了 偶尔叙次旧也不错吧]
わいは今も歌っているんだ 暗い歌ばかり歌いやがってと人は言うが
ぜってぇまけねぇって 気持ちだけで 今まで ここまで やってきたんだ
これだけは本気でゆずれないんだ 背負ってるものが増えすぎたようだ
夢を諦めた人 捨てた人 叶えられず死んだ人 覚えているか?
[咱如今依旧唱着歌 虽然人们说我总是唱一些阴郁的歌曲
绝不会输 只凭一腔热血 终于走到了如今这般地步
唯独这份意志是绝不会让步的 背负的东西也似乎快要饱和了
放弃梦想的人 舍弃梦想的人 未能实现梦想就死去的人 还记得吗?]
あっけなく命や夢が消える星で ありふれた良くある悲しい話
そんなもんに飽きもせず泣き笑い 人生は美しい
一つを手に入れて一つを失くして いつも何か足りないって泣いている
だけど後悔なんてしてやるものか 人生は美しい
[在这个生命或梦想轻而易举就能消失的星球 充斥着随处可见的悲伤故事
对它们(指故事)毫不腻烦地欢笑哭泣 人生美哉
有得必有失 虽然总觉得不满足而哭泣着
但也绝不会后悔 人生美哉]
いつもの居酒屋で はしゃぎすぎた 始発で帰る馬鹿達を 太陽が照らした
「俺らの夜明けがやってきたんだ」 誰かが言った
頭は痛いが 妙に笑えた
そんな日々も 今はもう遠い あの頃のギターは埃をかぶってた
けどな これだけは絶対言える 俺らの夜明けはもうすぐそこだ
[在常去的小酒馆里 嗨过头 坐头班车回家的笨蛋们 朝阳依然照耀他们
不知是谁说了一句 「我们的黎明终于来了」
虽然头很疼 但我还是莫名地笑了
那些岁月 如今看来已太遥远 那时用过的吉他上已满是灰尘
不过 我能断言 我们的黎明很快就要来了]
信じた人や物が過ぎ去る街で ありふれたどこにでもある悔し涙
そんなもんに未だに突き動かされる 人生は美しい
ファミレスで喧嘩したぶりのあいつが 電車に向かって手をふり続けていた
過ぎてゆく景色 二度と振り向かないよ 人生は美しい
[在曾信任过的人和物成为往昔的街道 随处可见的悔恨的泪水
仍能被它们(指泪水)激起心中涟漪 人生美哉
在家庭餐馆假装吵架的他 朝着电车不停地挥手
对逝去的景色 不再回顾 人生美哉]
こんな時間か そろそろ帰るか?
なんだ帰りたくないって まぁ わいも同じだが
不安は多いが 進むべきだ 情熱一つで何でもできるはずさ
東京 青森 路上 ライブハウス きっと場所なんてどこでも良かった
歌う場所はどこでもいいぜ 歌う歌がわいの歌なら
[都这个时候啦 差不多要回去了吧?
你不想回去啊 其实 咱也是这么想的
虽然满是不安 但必须前行 只要有激情理应无所不能
东京 青森 路边 live house 在哪里都无所谓
在哪里唱歌都无所谓 只要是唱咱自己的歌]
悔し涙振りほどいて叫んだ歌 大事なものは二度と離さないよ
振り向くな後ろには花も咲かねぇ 人生は美しい
じゃあなまたな身体だけは気をつけろよ しっかり歩けよふらついてるぜ
見ろよもう朝日が昇ってきた 人生は美しい
人生は美しい
[甩干悔恨的眼泪放声高歌 重要的事就不要放手
不要回头那里不会有花盛开 人生美哉
好了下次再见一定要保重身体哦 你有点醉了稳着点走哦
看呐朝阳已经升起 人生美哉
人生美哉]
7.吐きそうだ(要吐了)
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
新しい家に引っ越した とは言っても西日とは未だ友人だ
安心とは縁遠い暮らしの最中で どっち付かずの夢想家
思い出す景色おぼろに 白黒写真みたいなあの日々
何度も僕は僕を殺し 血まみれの僕 未だ在住 心に
夜窓に不意に映るそいつは さながら亡霊か 恨めしそうな目だ
「いつでもこっちに戻って来なよ」
踏みとどまるのはいつだってギリギリだ
自分の価値観を自分で言い負かし そいつをまた否定する言葉遊び
建前を一枚ずつ剥がせば 頭の中すっかり嫌な奴
そりゃそうだ一糸纏わぬ人間は そもそも獣とさほど変わらない
つまり犯人は僕自身なのだ っていうのはもう何度目のオチだ?
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜* 话说我宿醉难受快要吐了
虽然搬了新家 但依然和夕阳相伴
安心是最疏远的生活中 模棱两可的梦想家
回忆起的景色朦胧 如同黑白照片的那些日子
我一次次地扼杀自己 血淋林的我 依然住在 心中
不经意倒映在夜窗上的家伙 宛如亡灵 带着怨恨般的目光
「随时都可以来这里哟」
打消念头总是在最后关头
用自己的价值观说服自己 然后又全盘否定的语言游戏
若是将场面话一层层剥去 就是个脑子里没货的讨厌家伙
说来也是 一丝不挂的人类 最初和野兽没什么区别
所以说犯人就是我自己 这种下场已经是第几回了?]
*千夜一夜:一种日本酒的名字,由合同酒精制造;一千零一夜
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜 话说我宿醉难受快要吐了]
たった一瞬の たった一粒の 閃きが人生を変える
でもそれを神様みたいに祟めるのは違うと思うんだ
愚直な自尊心が現実に跪いた 口をつく恨み節 確かによく切れたな
閃きには今も感謝するが 怠惰の言い訳になり得たのも然りだ
馬鹿にした奴 見返したいだけじゃ 目立ちたがりや 空虚な愉快犯
上か下かで競い合うその先に 僕ら生きてる虚しさを恥じて
群衆の意思の平均像の下敷きに なっているのもどうせ人間だ
それなら自分の一番可愛いんだと 言ってみせろよこの獣どもが
[仅仅一瞬的 仅仅一点的闪烁 便能改变人生
但我觉得把它作为神灵一般崇敬是错误的
过于正直的自尊心跪拜在现实脚下 脱口而出的咒怨 确实容易恼火
虽然对闪烁依然感谢 但也很有可能变成偷懒的借口
如果只是想给看不起你的人 还以颜色 那你无非就是个哗众取宠 空虚的愉快犯
你上我下的相互竞争过后 为我们生存的空虚而感到羞愧
反正人类就是 群众之意的平均像的底端
既然如此“我最可爱了” 倒是说说看啊你们这群兽类]
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜 话说我宿醉难受快要吐了]
埠頭を望むさびれた岸壁 潮風に錆び付いていく命
と呼ぶのも躊躇う様な暮らし ぶら下げ「それでも」と 未だ のたまい
所在などなく 行き場所もなく くすぶる魂すら持て余す
「後悔はない」という後悔を 引きずり重い足を歩かせる
愚痴は零すな 弱音を吐くな 素晴らしい人間になろうと思うな
我慢するべきだ 身を粉にして 道に迷っても戻りはするな
優しく在れ 義理堅く 恩は返せ 借りは作るな
無償の愛だ 無償の愛か? それこそエゴか? なんて嫌な奴だ
[眺望码头的萧条的靠岸处 在海风的吹拂下逐渐生锈的生命
犹豫能否如此称呼 这般生活悬挂着 「即便如此」仍在 宣读
没有住所 也没有目的地 连停滞的灵魂也难以应对
带着「不会后悔」的后悔 拖着沉重双腿迈出步伐
不要抱怨 不要示弱 不要妄想成为完美的人
必须忍耐 粉身碎骨 迷了路也不要原路返回
温柔待人 严守礼节 懂得报恩 不卖人情
是无偿的爱 是无偿的爱吗? 是自私自利吗? 多么令人反感的家伙啊]
生きる意味とは何だ 寝起き一杯のコーヒーくらいのもんか
それとも酔いどれの千夜一夜 ていうか二日酔いでもう吐きそうだ
[何谓生存的意义 就好比是睡醒后的一杯咖啡吧
又或者是醉鬼的千夜一夜 话说我宿醉难受快要吐了]
8.しらふ(素面)
*素面:没喝醉,清醒的状态
「自分以外皆死ね」ってのは「もう死にてえ」ってのと同義だ 団地からの三人称視点
寂れた外壁に吸いさしの煙草押し付け 現場監督の怒号に唾を吐いて夕暮れ
もう消えてくれ 未だ歌手としては無名 ぼろぼろになるまで働いて食う飯はうめえ
けど明日にはばっくれ 我慢、忍耐と無縁 こんな僕に光が射すなら早くそうしてくれ
「除了我大家都去死」和「我想死」是同义的 宅区的第三人称视点
在萧条的外墙上按灭烟头 朝现场监督的怒号吐口水的黄昏
快给我消失 作为歌手依然无名 玩命工作后的饭特别好吃
不过明天要翘班 和自制、忍耐无缘的我 阳光若能照射到我还请快一点]
解体作業、ソープ、オフィス、世田谷の小学校 豊かな心、情操教育で現実を描こう
アスベスト吸い込み、渡る現場は鬼ばかり 高所作業、安全帯無しで人生網渡り
こんなはずじゃなかった 頭で繰り返し これで何百回目かの人生の振り出し
もう無理かもね 祈る気力もない流星 あの日期待した僕の才能、下方修正
[拆卸工作 肥皂 办公室 世田谷小学 充实的内心 用情操教育描绘现实
石棉吸收 人间冷暖 高空作业 没有安全带渡人生之网
不该是这样 在脑中不停重复 于是人生几百次的再出发
大概不行了吧 祈祷的流星 那天我所期待的才能 下调]
努力 積み上げた労力は結局徒労 それなら目の前にある惰眠をむさぼろう
昨日出来たはずの世紀の名曲は 掃いて捨てる程ある駄作にも埋もれる駄作だ
埃だらけの作業服 冷たい視線 山手線 特に原宿より南は痛てえ
俳優、バンドマン、その日暮らしにホームレス 履歴書なしで派遣される工務店
[努力 堆积出的劳力最后还是白费 那不如就贪图眼前的懒惰吧
本应在昨天完成的世纪名曲 是埋没在大量劣作中也不起眼的劣作
满是灰尘的工作服 冰冷的视线 山手线 原宿以南分外不堪
演员 乐队成员 生活中的流浪汉 没有简历也能被派去工作的建筑公司]
事務所前チューハイで乾杯の晴天 古株の面々 まるで現代の蟹工船
妥協でされるがままの搾取 汗を酒で潤す さながらヨイトマケの唄か山谷ブルース
夢見がちな馬鹿とギリギリの奴らが集い 気がついたら僕もそんな一派の一人
泥酔にまかせて現実をずらかった 夢も消えちゃった 「今日の仕事も辛かった」
[在事务所前用调味酒干杯的晴天 老手们 仿佛现代的捕蟹船
被迫妥协的不停榨取 酒湿润了汗水 宛如打夯歌的山谷蓝调
容易做梦的傻瓜和不留余地的家伙们类聚 回过神来我也成了其中一员
酩酊大醉逃离现实 梦想也没有了 「今天工作也好累」]
スナックの皿洗い、送迎じゃまどろっこい 大湊自衛隊員の愚痴には酷く悪酔い
次第に増える独り言、あの日の怒号、反響するエコー いや待て、これはもしかしたら幻聴
フラッシュバックで言葉を書く マッチポンプな自傷行為
宿命とは聞こえがいいが ようは体のいい呪いだ
早揚がりの泥酔の果てにふらふらの自意識が 下手な勘ぐりをし出す前にもう眠るか
[小酒馆的洗碟工 接送慢吞吞 大湊自卫队队员耍酒疯的牢骚
逐渐增多的自言自语 那天的怒吼 反响的回音 不等等 这大概是幻听
镜头闪回写下词语 自导自演的自残行为
宿命听上去不错 实则是装腔作势的诅咒
提早结束的烂醉的末了中摇晃的自我意识 在给出敷衍的推测前先去睡吧]
「自分以外皆死ね」ってのは「もう死にてえ」ってのと同義だ 悪いのは僕か世界か
千鳥足じゃふるさとに吹く風だって冷てえ こんなんじゃ世間だっていざって時にはつれねえ
震えて朝焼け 外套の襟を立て 勇んで出てったはずのふるさとにまた立って
もうここには居られねえ 自暴自棄な足取りで 分かったもう出てくよ 僕はすっかり素面で
「除了我大家都去死」和「我想死」是同义的 可恶的是我还是世界
蹒跚着酒醉后的步伐连故乡的风也显得阴冷 这样下去在紧要关头连世间都是冷酷无情
朝霞下颤抖着 竖起外套衣领 本该奋勇离乡的我又再次站在故乡
没法再待在这儿了 拖着自暴自弃的步伐 知道了这就走 我带着一脸的清醒]
老いも若きも酔っぱらいの三千世界で 我こそが純粋なる全うな素面で
痛み真っ向から食らい歌う酩酊いらずで 青年は詩を書く 離れた陰気な群れ
属する場所がないって場所にはぬけぬけと属して 舐めあう傷跡は蜜の様に甘え
そのカビ臭い地下室からはさっさと抜け出して むき出しの肌で受け止める現実の雨
[在老老少少都是酒鬼的大千世界里 唯独我纯粹的正经的一脸常态
无需在直面痛楚时歌唱的酩酊大醉 青年谱诗 远处的阴郁之群
没有隶属之处便厚着脸皮从属一处 互舔的伤痕如蜜一般的甜
赶紧离开这个霉臭的地下室 用赤裸的肌肤接受现实之雨]
9.スピードと摩擦(速度与摩擦)
10.エンディングテーマ(片尾曲)
こんなに空が青いのは ちょっと勿体ないな
少し曇ってるくらいの方が 丁度いいよな
真っ白な病室の 窓の向こうでは そろそろ桜も咲くんだろうけどな
満たされていたいって いつも思うけれど
満たされていないからこその 願う力
腹が減ってる時の 食欲みたいな物 あなたはどうか大事にしてね
[天空如此蔚蓝 反而有些可惜了呢
阴沉一些 才恰到好处吧
纯白的病房 窗外 樱花差不多该绽放了吧
想要被满足 虽然一直这么希望
然而正因为没被满足 才有了许愿的力量
就像饥饿时的食欲一样 请你珍惜这样的感受]
失う事に慣れたりしなかった 最後まで僕は悲しい人間でした
だけどそれと引き換えに 僕は願うのです
生きて 生きて 生きていたいよ
[对于失去无法习以为常 最后就成了一个可悲的人
不过作为交换 我要许愿
活下去 活下去 我想活下去]
僕が死んだら 流れ出すエンドロール 僕が主演の 青春群像
お世話になった人達の 名前がずらっと並べば
何時間掛かるか分からないや
そんな事考えると ちょっと笑えてくるよな
だからエンディングテーマはこんなもんだろ
[我死后 片尾流出的字幕 我所主演的 青春群像
若将和我有来往的人的名字 全都罗列出来
不知道要花多久呢
考虑这种事 还真是有点好笑呢
所以说片尾曲就是这么回事吧]
幼い頃飼ってたペットが死んだとき あまりの悲しさに
出会わなきゃ良かったと思った
手にする喜びと 失う悲しみ 天秤にかけるのは 馬鹿げたことです
[儿时养的宠物死去的时候 太过悲伤
甚至觉得要是不养他该多好
收获的喜悦和 失去的悲伤 用天平来衡量 实则愚蠢之举]
偉そうな事を言ったりしてごめんな 本当に僕が言いたい事は つまり
僕の中で生きている 僕が愛したもの達みたいに
あなたの中で生きていたいよ
[抱歉呐 说了这么自以为是的话 其实 我真正想说的是
在我心中存在的 那些我所热爱的事物
也能在你的心中存在]
僕が死んだら 流れ出すエンドロール 人はそれぞれ 日常に戻って
ふとした時に思い出して 欲しいけどさ 我ながら名作とは言えないもんな
そんな事考えると ちょっと笑えてくるよな
だからエンディングテーマはこんなもんだろ
[我死后 片尾流出的字幕 人们各自 回归日常
希望他们偶尔 也能回忆起 这个谈不上是名作的我啊
考虑这种事 还真是有点好笑呢
所以说片尾曲就是这么回事吧]
失い続ける事で 何かに必死になれる力が宿るのなら
満たされていないってのは 幸せなのかな だとしたら
今の僕はきっと幸せなんだな
なのに
心が痛いよ 涙が止まらないよ
[倘若因不断的失去 才能孕育出拼命的力量的话
那没有被满足 也是种幸福吧 若真是这样
那现在的我一定是幸福的吧
可是
心好痛啊 眼泪止不住地流]
あなたが死んだら 流れ出すエンドロール 僕はきっと 脇役だろうな
少し寂しいけれどきっと それでいいんだ
あなたが幸せだった 証拠だから
[你死后 片尾流出的字幕 我一定是 配角吧
虽然略有寂寞 但是这样就好
因为这是你 曾幸福过的证据]
僕が死んだら 流れ出すエンドロール あと18小節のエンディングテーマ
あなたの胸に焼きついて 消えないような
気の利いた言葉を 言いたいんだけど
そんな事考えてたら もう時間か
最後はやっぱり 「ありがとう」かな
[我死后 片尾流出的字幕 还剩18小节的片尾曲
想对你说些 能在你心里铭记
无法忘怀的 风趣的话语
可是没时间 让我思索了
最后依然 还是说声「谢谢」吧 ]
ありがとう ありがとう 今まで ありがとう
[谢谢 谢谢 一直以来 谢谢]
11.花は誰かの死体に咲く(花儿在某人的尸体绽放)
街路樹も染まるから 素知らぬ顔で赤色 裏切られた気分で 寒空の下で
嫌なニュースばかりで 耳を塞いでいたら
発車のベルを聞き逃して 南無阿弥陀仏
母親のあきれ顔 寒々とした旭町 非暴力の近海で爆撃機が飛んで
生活と空想 世俗と現実逃避の成れの果て
[行道树染上颜色 用佯装不知的表情染上红色 被人背叛的心情 在寒冬里
全是糟糕的新闻 从而堵上耳朵
却漏听了发车的铃声 南无阿弥陀佛
母亲吃惊的表情 凄冷的旭町 轰炸机在平和主义的近海飞过
生活和幻想 世间与逃避现实的穷途末路]
人類が誕生し約七百万年 今日までに死んだ人の全ての遺体が
土に埋まってんなら 君が生きてる町も
世界中どこだって誰かの墓場なんだ
ぞっとしない話しだが それに救われたんだ
高層ビルもアパートも墓標みたいだ
憂鬱も悲しみも思い出も 分解してくれないか
[人类诞生约七百万年 至今死去的所有人的遗骸
若都埋葬在土地里 那连同你生活的城市在内
全世界到处都会是人类的墓场
虽然对这个话题不感冒 但却得到了救济
高层大厦也好公寓也好都像是墓碑
忧郁也好悲伤也好回忆也好 能将它们都分解吗]
綺麗でもなんでもねえ 小さな花が咲いた
君の無様の肯定 やむにやまれず生きて 名付けられもしないで
捨てられた生ゴミも 悔やみきれず死んでも 叶えられる事なかった誰かの夢も
一つ残らず土に還るのだ 花は誰かの死体に咲く
[一点也不漂亮的 小小的花盛开了
你狼狈的肯定 迫不得已地活着 无人为你命名
被扔掉的厨房垃圾 满怀懊悔地死去 未能如愿的某人的梦想
这些都将一个不剩地回归土地 花儿在某人的尸体绽放]
町が夜を追い出そうとするから夜空の下 大げさに騒いでは炎を焚いた
ビルの明かり 街灯 電飾看板など ついに都市は孤独を克服したのだ
それでも田舎の夜を 一人で彷徨うより
募る都市の寂しさは一体なんだろう
きっと人と比べてしまうから 僕の幸福は相対的だった
[城市欲将夜晚驱逐于是在夜空下 大肆喧闹燃烧烈火
大楼的灯光 街灯 彩灯广告牌等等 终于让都市克服了孤独
然而比起在乡村的夜晚 独自彷徨
聚集的都市的寂寞感究竟是什么呢
人免不了相互比较 所以我的幸福是相对而言的]
綺麗でもなんでもねえ 汚れた友が笑えば
僕の失敗の肯定 選べなかった道で 恥も外聞もねえ
抱きしめたあの人も 向かい風の嘲笑も 讃えられる事なかった君の勝利も
一つ残らず土に還るのだ 花は誰かの死体に咲く
[一点也不漂亮的 肮脏的朋友若能欢笑
我失败的肯定 在没能选择的道路上 无关耻辱或声誉
紧紧拥抱的那个人 逆风的嘲笑 得不到赞许的你的胜利
这些都将一个不剩地回归土地 花儿在某人的尸体绽放]
かつての戦場に人が営んだとて 悲惨な事件の現場に花手向けたとて
捨てられた町に未だ木々が根付くとて 祖父へのお供え物に虫がたかるとて
虚しさに生きてその最中に笑えよ さよならは一瞬だその最中に歌えよ
朽ちる命抱きしめて泣きじゃくる晩は 踏みしめてる土に祈れ生命賛歌
[即使在曾经的战场超度 即使在悲惨事件现场献花
哪怕树木在被遗弃的城市里生根 哪怕虫子聚集在已故祖父的供品上
也要在虚度的生活之中展颜欢笑啊 再见只是一瞬间在那其中歌唱吧
紧拥衰亡的生命抽搭的日暮 向踩踏的土地祈祷的生命赞歌]
綺麗でもなんでもねえ 命が今日も笑えば
人も傲慢の肯定 逃れられぬ命を 逃げるように生きてよ
笑い合えたこの日々も 失くした日の痛みも なんとか死にきれそうなこんな人生も
一つ残らず土に還るのだ 花は誰かの死体に咲く
[一点也不漂亮的 生命倘若今天也能欢笑
人类也能傲慢的肯定 生存着 努力地逃离无法逃脱的命运
互相欢笑的岁月 失去的那天留下的痛楚 似乎能死而无憾的此生
这些都将一个不剩地回归土地 花儿在某人的尸体绽放]
12.収束(收束)
海鳥が瓦礫の上空いなないた
コンクリート世紀は知恵の数式 今じゃ遠い日のヒエログリフ
かつての人の営み 腐食した建造物 侵食する植物の増殖 カンブリア爆発
ハタネズミがサカナを喰らえば 猛禽類が噛り付いて空へ誘った
逆光の太陽が燃え盛る 生き死にの律動
亜熱帯雨林と化した ここ東北の北端にも
湧き水、岩から滲みて 陽が落ちては冷却の星空に聞き入り
平穏が訪れたのだと知る 奪うも奪われるもなく 等しく星の砂塵となりて
唸り 遠吠え 求愛のさえずりや 威嚇のがなりとか 生命のオーケストラ
[海鸟在瓦砾的上空嘶鸣
混泥土世纪是智慧的算式 如今不过是远古的象形文字
古时人类的生活 腐蚀的建筑物 侵蚀类植物的增殖 寒武纪大爆炸
田鼠吃鱼 猛禽类咬着猎物飞向天空
逆光的太阳熊熊燃烧 生与死的律动
化作了一片亚热带雨林 这里东北的北端
水 从岩石涌出 太阳西下倾心聆听冷却的星空
感觉到平和的降临 不存在互相争夺 都将平等地化成星辰的沙尘
呻吟 远处的嚎叫 求爱的鸣啭 威吓的怒号 生命的交响乐]
飲めや歌えや 騒げ愛おしいや 夜通しだ
呼応した鼓動しか物音しない ここ何億夜
規律無しの無秩序と思いきや 命の思想は確かに存在した
[饮酒欢唱 喧闹怜爱 通宵达旦
只听得前呼后应的鼓动声 多少亿个夜晚
以为是毫无规律的无秩序 却曾存在过生命的思想]
飲めや歌えや 騒げ愛おしいや 夜通しだ
呼応した鼓動しか物音しない ここ何億夜
荒廃したとは人の言い様だ ここにはもう人類は居ないのだから
[饮酒欢唱 喧闹怜爱 通宵达旦
只听得前呼后应的鼓动声 多少亿个夜晚
“荒芜了”是人类的措辞 因为这里早已没有人类]