いいものはいい、を体現できるスキルJAPANにムックの原稿が掲載されるのは、初めてではないだろうが？数年前のライブで、破壊力のある演奏と、ショウアップされた演出を誇りながら、ステージとフロアの距離を近く感じされてけれるプロフェッショナルな魅力に惹かされから、取材したり見聴きし続けている自分としては、遂に！という思いた。
海外での長期ツアーや、ジャンルを超えた対バンなど、日本のヴィジュアル系という出身地を否定することなく、そこに留まらず活動している彼ら。そこの柔軟な姿態は音楽にも反映されていることが、ニューアルバムを聴けばわかるはずだ。サウンドとしてのヘヴィロックを鳴らせる技巧を持っているのも拘らず、今作ではダンスナンバーからジャズからファンクまで、幅広く取り入れられている。それでいて、一曲一曲がきっちり濃厚に仕上げられているあたりは、彼らの実力の賜物だろう。また、”愛を詩えばたった三行で詩い終わる愛でした”など、切なさや怒りを詩的に表現している歌詞も特筆すべきところ。ぜひ彼らの世界観に触れ、柵に囚われずに、己の感性で判断する心地よさを知って欲しい
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