ダイキムジカ2012年最初の作品は、アルトサックス奏者山田拓児と世界の第一線で活躍しているミュージシャンとの共演作。バンドメンバーにはピアニストのダニー・グリセットはオランダの名門ジャズレーベルCriss Crossよりリーダー作を4枚発表。特に管楽器奏者からの信頼が厚く、トム・ハレル、ニコラス・ペイトン、ヴィンセント・ハーリング、ジェレミー・ペルト等のバンドで活躍中。ハービー・ハンコックやマリュグリュー・ミラーに続く「音の魔術師」として、現在世界から最も注目を浴びるピアニストの一人。 ベースはジャズシーンのみならず、ラテンジャズピアニストの巨匠エディ・パリミエリのバンドにも在籍するなど、ラテン・ジャズにも精通しているルーカス・カーティス。安定感のある心地よいビートに、若手からベテランまで彼に信頼を寄せているミュージシャンは多い。 ミシガン出身、...(展开全部) ダイキムジカ2012年最初の作品は、アルトサックス奏者山田拓児と世界の第一線で活躍しているミュージシャンとの共演作。バンドメンバーにはピアニストのダニー・グリセットはオランダの名門ジャズレーベルCriss Crossよりリーダー作を4枚発表。特に管楽器奏者からの信頼が厚く、トム・ハレル、ニコラス・ペイトン、ヴィンセント・ハーリング、ジェレミー・ペルト等のバンドで活躍中。ハービー・ハンコックやマリュグリュー・ミラーに続く「音の魔術師」として、現在世界から最も注目を浴びるピアニストの一人。 ベースはジャズシーンのみならず、ラテンジャズピアニストの巨匠エディ・パリミエリのバンドにも在籍するなど、ラテン・ジャズにも精通しているルーカス・カーティス。安定感のある心地よいビートに、若手からベテランまで彼に信頼を寄せているミュージシャンは多い。 ミシガン出身、ドラムのクインシー・デイビスは、ニューヨークに進出後、その才能が直ぐに知れ渡り、ウィントン・マルサリスを始めとする様々なプレイヤーと共演を重ねる。2010年よりカナダのマニトバ大学で教鞭を執り、更新の育成にも力を注いでいる。 そしてこのレコーディングのプロデューサーであり、ギタリストの阿部大輔。在米10年を越し現在もニューヨークで活躍し、ロドニー・グリーン、ウォルター・スミスIII、グレッチェン・パーラトが参加するリーダー作をドイツの名門Nagel-Heyer Recordsより発表。 お互いの共通するルーツと異なった文化からうまれる5人のバンドサウンドは、刺激し合い共感し、どこか懐かしくも新しく洗練された音。 この作品は50年代~60年代のスウィンギーでファンキーなジャズを彷彿とさせる曲から、コンテンポラリーな曲まで、7曲のオリジナルと3曲のジャズスタンダードから構成されている。 ライナーノーツを担当したベースの巨匠、鈴木良雄はこう記す。「もう一つ僕が言いたいのは拓児は優れたサックスプレーヤーであると同時に優れたコンポーザーであるということです。拓児の曲はバランスが取れていて、メロディー、ハーモニー、リズム、どれにも偏る事がなく完成されています。」 情熱的でエネルギッシュ。スウィンギーでグルーヴィー。現在のニューヨークのジャズシーンの風を感じられる作品に仕上がっている。 メディア掲載レビューほか 若手実力派サックス奏者、山田拓児のデビュー・アルバム。米国のジャズ・シーンの第一線で活躍している俊英達の参加を得てニューヨークでレコーディングしたもの。山田は、2004年、ボストンのバークリー音楽大学を卒業後ニューヨークを拠点に活動、2008年に帰国、2009年の横浜ジャズプロムナード・コンペティションや浅草ジャズコンテストで優勝するなど輝かしいキャリアを重ねてきた。本作は、自身のオリジナルが中心でハードバップ&モードの”In A Reverse Way”、ハービー・ハンコックの"Maiden Voyage"を想わせる”Dancing In The Deep Blue Sea”、バラードの”Lite Blue”、ファンキーな”The Blue Jacket”など曲想の異なる曲で興趣を添える。アルト・サックスの方は、”In A Reverse Way”などで骨太なトーンでスケールの大きなソロを行うかと思えば、”When Light Are Low”ではメローなトーンで歌心溢れるフレージングで惹きつけるなどテクニックと表現力は素晴らしい。共演のメンバーもピアノのダニー・グリセットの瑞々しいプレイやドラムスのクインシー・デイビスのツボを押えたドラミングなど高水準。会心作。 --Jazz Page CDレビューより
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