全碟歌词翻译
嗯...这次真的有点话唠...啊哈哈
スターライト的歌词让我很想读一读银河铁道之夜
以上 翻译有误之处还请指点
1.ヒガシズム(日落)
上野 秋葉原 東京 押し合って生きる資格を得ろ
ディストピア脱走 生存競争 先延ばしした生に未練はない
カラスの声に メッチェンの笑み 性的不備、溜め込む6.5 畳
総人類反社会的 冒涜、不道徳の極み
[上野 秋叶原 东京 互相推挤着去获得生存的资格吧
反乌托邦逃脱 生存竞争 对推迟过的生活毫无眷恋
乌鸦的叫声 少女的微笑 性的不完全 积攒的6畳半
全人类反社会性的 亵渎 不道德的究极]
あくまで未定の生存 「自分を大事に」とかって正論
言いたいだけだろ もううるせえよ 俗っぽさを崇めた世間の負債
人を嘲り 偽悪の無罪 潰した野花かつて飛ばした種子
地下鉄ひとすじ蜘蛛の糸 誰も群がらぬ蜘蛛の糸
[终归是未定的生存 说什么「珍爱自己」就是正论
其实就想口吐为快而已吧 烦死了 崇拜庸俗的世间负债
嘲笑人类 伪恶的无罪 溃烂的野花曾经也是飞扬的种子
地铁是一根蜘蛛丝 无法聚集任何人的蜘蛛丝]
星空と人々の距離の虚しさを
埋めるように差し込む夕日の赤が綺麗だ
[像是要填满星空与人类之间距离的虚渺一般
照耀而下的夕阳之红如此美丽]
ヒューマニズム レイシズム 陽が沈む 今日も沈む
有限の区切り、印として いざこざの間に陽が沈む
瞳の色 肌の色 髪の色 互いを見ろ
僕が僕として生きてる理由を 身に纏う証明
実存 実存 実存
[人道主义 种族歧视 日落 今天也将迎来日落
作为有限的阶段 标记 在纷争之际日落
互相看看彼此的 瞳色 肤色 发色
将忠于自我的生存理由 附于此身的证明
实存 实存 实存]
憎しみあってばっか 血の気の多い平和主義ばっか
自由崇拝ゆえ、規律に発火 がれきに下敷きの人の営み
立ち消えるライン 神様不在 行くか戻るかなのなのなのなのな
先にたたず後にたち並ぶ 墓標みたいなビルと後悔
[尽是憎恨 尽是血气方刚的和平主义
由于崇拜自由 规律地燃起炮火 被压在废墟下的人的生息
逐渐消失的准线 神明不在 去还是回呢呢呢呢呢
不向前而向后排列的 墓碑一般的大楼和后悔]
後何年 何ヶ月 何時間と
逆算した人生に 追いつめられて
[被还剩不知几年 几个月 几小时的
倒数人生 所追逼着]
ヒューマニズム レイシズム 陽が沈む 今日も沈む
世々、最小単位の死として ただ身代わりに陽が沈む
裁きたがり 泣きたがり 死にたがり 晒したがり
僕が僕として生きてる理由を 選び取る証明
実存 実存 実存
[人道主义 种族歧视 日落 今天也将迎来日落
以世间最小单位的死 作为替代般日落
想制裁 想哭泣 想去死 想曝露
将忠于自我的生存理由 抉择而出的证明
实存 实存 实存]
秋の砂浜にビーチサンダル ストーブの中 去年の灯油
いつ終わるとも知らないが 今日が確かに終わる事
明日も笑える不確かさ それでも約束繰り返し
曖昧な未来でまた会える 明日、多分、必ず、会える
[穿上沙滩拖踏在秋天的沙滩 暖炉中 是去年的灯油
今天在不知不觉中 确确实实地过去了
明天是否还能欢笑依旧未知 即便如此约定反复不断
在暧昧的未来再相见 明天 或许 一定 能再相见]
夕日の前では誰もが等しく 赤く染まる罪と罰 夕日信仰ヒガシズム
全ては消え行く 脆くも崩れさる 有限の一区切り 夕日信仰ヒガシズム
[在夕阳面前任谁都将平等地映红的罪与罚 夕阳信仰日落
万物都将消亡 轻易地崩毁 有限的一个阶段 夕阳信仰日落]
ヒューマニズム レイシズム 陽が沈む 今日も沈む
善悪も我関せずとして 今日も今日とて陽が沈む
夕日の赤 死地の赤 嘘の赤 血潮の赤
僕が僕として生きてる理由を 身に宿す証明
実存 実存 実存
[人道主义 种族歧视 日落 今天也将迎来日落
无关善恶 今天也依旧会迎来日落
夕阳的红 死地的红 谎言的红 鲜血的红
将忠于自我的生存理由 宿于此身的证明
实存 实存 实存]
2.スターライト(Star Light)
僕らを取り囲むあらゆることに特別な事なんてない
この手の中偶然の振りして居座る宝物も
出会うべくして出会った 奇跡のように光はなった
ガラクタも 重なれば 僕を形作った
もう駄目だって挫けそうな 時にだけ輝くものが
つまり いつだって胸の奥に眠ってる
[围绕我们的种种琐事其实都没有什么特别的
这手中偶尔招来不去的宝物也是如此
应该相遇于是相遇 放射出奇迹般的光芒
哪怕是破烂 重叠起来 也能构成一个我
只有在灰心丧气的时候 才会闪闪发光的东西
其实 一直就沉睡在内心深处]
屑みたいな ゴミみたいな 小さな星を見つけたんだ
掴めはしなくても その明かりで 僕らは 前に進むよ
[发现了如碎屑一般 垃圾一般 渺小的星星
哪怕放手不获 我们也将 在它的光芒下 勇往直前]
夜の向こうで何かが待ってて それを照らして スターライト
情熱 希望なんでもいいけど 僕らはここに居ちゃ駄目だ
片道切符は承知だジョバンニ 涙は捨てろ スターライト
きっといい事ばかりじゃないけど だからこそ 僕らは行くんだよ
[在夜晚的尽头有什么在等着我 将其照亮 Star Light
不管是热情 还是希望 总之我们不能待在这里
收下单程车票的乔凡尼 舍弃眼泪吧 Star Light
虽然不可能事事顺利 但正因如此 我们才要前行]
ここまでの旅路を思い出してよ
胸が張り裂けそうな痛みも 死にたい程辛い時だってあったろう
いつだったろう
その度自分になんて言い聞かせてきたか
「ここが始まりだ 始まりだ」って 涙こらえたよ
終わりがどこにあるかなんて 考えるのはもう止めた
つまり 言い換えれば全部が 僕次第
[回想起一路走来的旅途吧
总有胸口撕裂般痛苦 艰辛地想死的时候吧
是什么时候呢
每当这时你对自己说了些什么呢
「就从这里开始 开始吧」 你忍住了眼泪
不再考虑 哪里是终点
总之 换言之 全部都由自己决定]
屑みたいな ゴミみたいな 小さな僕だって光るから
見つけて欲しいんだよ この声を 今すぐ空に投げるよ
[如碎屑一般 垃圾一般 渺小的我也能发光
所以快去找到吧 将这喊声 立刻投向天空吧]
夜の向こうで誰かが待ってて それを見つけて スターライト
愛だ恋だって解らないけど 僕らは一人では駄目だ
愛する人は守れカムパネルラ 弱気は捨てろ スターライト
きっと悪い事ばかりじゃないよ 隣に あなたが居るなら
[在夜晚的尽头有谁在等着我 将其寻找 Star Light
虽然不懂什么是爱 但我们不能一个人
守护爱人的康帕瑞拉 丢掉软弱吧 Star Light
一定会有好事发生哦 只要 有你在我身边]
星めぐりの旅は続く 続く 終わらない
オリオンの右肩で歌う 歌う 鷲は紅い目玉
泣くな 泣くな 旅人よ 故郷の姫りんごついばんだ
鳥になるか 鳥になるか そんな 夢をみたよ 涙も枯れたよ
[巡星之旅还将继续 继续 永不停息
在猎户座的右肩歌唱 歌唱 红眼鹰鹫
别哭 别哭 旅人啊 啄一口故乡的小苹果
变成鸟吗 变成鸟吗 做了这样一个梦 连眼泪也枯竭了]
夜の向こうに答えはあるのか それを教えて スターライト
失望 挫折うんざりしながら それでも 何かを探してる
近づけば遠くなるカシオピア 今は笑えよ スターライト
いつか全てが上手くいくなら 涙は通り過ぎる駅だ
[在夜晚的尽头会有答案吗 告诉我 Star Light
虽然厌烦了失望 挫折 但依然在寻找着
靠近却离得更远的仙后座 现在就微笑吧 Star Light
倘若一切都会变好 那眼泪不过就是驶过的车站罢了]
3.もう一度(再一次)
バイトの面接ばっくれて 雨雲眺めて不貞寝さ
ビールの空き缶で膨れた ゴミ袋で夢も潰れた
どっかで諦めていて 無表情に生きている
あまりに空っぽすぎて 途方に暮れちまうな
彼女が帰って来るまでに 言い訳を急いで思案する
何やってんだってしらけて どうでもいいやって居直る
そうだこの感じ 今まで何度もあった
大事なところで僕は 何度も逃げ出したんだ
[翘了打工的面试 望着雨云怄气休息
塞满啤酒空罐的 垃圾袋毁了梦想
在某处自暴自弃 面无表情地生活着
由于太过空虚 怕是要走投无路了
在女友回来之前 匆忙地盘算着借口
扫兴地自责“我到底是在干嘛” 然后又态度转变“管它呢”
这种感觉 至今已有无数次了
我总是在关键时刻 仓皇而逃]
昨日から雨は止まない このままでは終わらない
敗北 挫折 絶望がラスボスじゃねえ
自分自身にずっと負けてきた 勝てない訳ないよ自分なら
僕が一番分かってる 僕の弱さなら
[从昨天起雨就下不停 看样子也不会停
失败 挫折 绝望并非最后的敌人
总是输给自己 我知道我不该输
我的懦弱 我自己最清楚]
もう一度 もう一度 駄目な僕が 駄目な魂を
駄目なりに燃やして描く未来が 本当に駄目な訳ないよ
もう一度 もう一度 僕等を脅かした昨日に
ふざけんなって文句言う為に 僕は立ち上がるんだ もう一度
[再一次 再一次 没用的我 徒劳燃起颓废的灵魂
所描绘的未来 并不是无望的啊
再一次 再一次 为了能向威胁过我们的昨天
抱怨一句“开什么玩笑” 我再一次 振奋而起]
ここには希望も救いもない 分かってんならどっか行けよ
「昔は良かったな」なんて そりゃ白旗を振るって事
どっかで陰が落ちれば どっかに光は射すもの
どこに立っているか位で 不幸せとは決まらねえ
[既然明白这里没有希望和救赎 那就赶紧走
「还是以前好啊」 其实就等于挥白旗
阴影会落下 是因为有光的射入
仅凭站在哪儿 并不能认定就是不幸]
昨日から雨は止まない でも傘なんて持ってない
悲痛 現実 僕らいつも雨曝しで
って言う諦めの果てで 「それでも」って僕等言わなくちゃ
遠くで戦っている 友よ挫けるな
[从昨天起雨就下不停 可我没带伞
悲痛 现实 我们总是暴露在雨中
以此而断念的末了 我们必须要说 「即使如此」
远方奋斗的朋友啊 请别气馁]
もう一度 もう一度 馬鹿な僕らが 馬鹿な希望を
馬鹿にされてこぼしたあの涙が 無駄だった訳ではないよ
もう一度 もう一度 僕等を笑ったこの世界に
ふざけんなって借りを返す為に 僕は立ち上がるんだ もう一度
[再一次 再一次 没用的我们 因愚蠢的希望
被人轻视而留下的泪水 并不是白费的啊
再一次 再一次 为了能向嘲笑过我们的世界
回敬一句“开什么玩笑” 我再一次 振奋而起]
静かな部屋の中 雨音だけが響いている
どこにも行けないのか どこにも行かないのか
夢 希望 傷だらけで笑いあう友達 あの子の笑顔 全部ないよ
始まりはいつも空っぽ
[安静的房间里 只剩雨声在回响
无处可去吗 哪儿都不去吗
梦想 希望 满是伤痕还能对笑的朋友 她的笑容 全都没有哦
起点总是空空如也]
もう一度 もう一度 押しつぶされる度つぶやいて
ようやくたどり着いたこの場所に 正解 不正解もないよ
もう一度 もう一度 あの日離れていった希望に
ざまぁみろって言ってやる為に 何度も立ち上がるんだ もう一度
[再一次 再一次 被打压的时候就牢骚以对
最后千辛万苦到达的地方 没有正确 不正确之分
再一次 再一次 为了能对和那天背道而驰的希望
说一句“活该” 我会无数次地奋起 再一次]
4.夜の一部始終(夜的自始至终)
歴史が夜に作られる様に 明日への通行料金 未払い、眠る病人
思索に煩悩 日付を通せんぼ 古い文庫本と思想のディベート
言葉にすれば意味が伸し掛る だからいっそ無言を決め込む孤独と
[就好像历史在夜晚被著作一样地 通往明天的路费 未付 安眠的病人
思索添烦恼 阻拦日期 陈旧的文库本和思想的辩论
一旦化作语言意义便蜂拥而来 不如干脆就沉默到底地孤独]
慕情は夜に 憎しみも夜に 後悔も夜に 煩雑に作られて
おんなじように言葉も歌も 夜に作られて
日が昇るまでに 消されたりした気持ちもあって
息を止めて 息を止めて
[爱慕 憎恨 后悔 都在夜里繁杂地产生
同样地语言歌曲 也在夜里诞生
直到太阳升起 某些情绪时断时续
停止呼吸 停止呼吸]
眠れない夜に それなりの理由 希死念慮は慰留 夜の一部始終
眠れない夜に 寺山の詩集 逃げるのも自由 夜の一部始終
眠れない夜に 言葉の無味無臭 人として未熟 夜の一部始終
眠れない夜に ぶり返したのは意趣 それはきっと杞憂 夜の一部始終
[失眠的夜 有它的理由 渴望死亡是挽留 夜的自始至终
失眠的夜 寺山的诗集 逃避是个人自由 夜的自始至终
失眠的夜 语言的无臭无味 作为人的不成熟 夜的自始至终
失眠的夜 死灰复燃的仇恨 那一定是杞人忧天 夜的自始至终]
*希死念慮:特指没有具体理由仅仅是漠然地想死的状态
5.穴を掘っている (挖着洞)
穴を掘っている 人生どこで間違えた
穴を掘っている 自暴自棄にスコップを突き立てる
風が唸る森 夜鷹なんかが鳴いちゃってさ
まんまるな満月に 見張られてる25時
[挖着洞 人生不知在哪里出了错
挖着洞 把铁铲狠狠插进自暴自弃
风声呼啸的森林 夜鹰啼叫着
被溜圆的满月 监视着的凌晨1点]
穴を掘っている あいつがとうとうしくじった
穴を掘っている これが はみ出し者の落とし穴
汗を拭っても 後悔までは拭えない
運の悪さだけは 勲章みたいに胸に張り付いてる
[挖着洞 那家伙最终还是失败了
挖着洞 这是 成功者的圈套
汗能抹去 却抹不去后悔
只剩下霉运 像勋章一样佩带在胸口]
ぽかんと口を開けた闇に 幼い頃の幻想がちらつく
親父がよく言っていた 「悪人も天国に行けるぜ」
[开张大嘴的黑暗里 儿时的幻想隐约闪现
父亲总是说 「恶人也能去天国哦」]
だって神様も悪人 だって事はガキだって知ってるぜ
泣いても喚いても祈っても こんな世界に生れ落ちたのが証拠
人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早い方がいい
僕は僕を諦めたぜ 生まれてすぐさま諦めたぜ
[因为神也是恶人 这种事连小孩都知道呀
哪怕我们哭泣 呼喊 祈祷 最后还是生于此世 这就是证据
人生大概就是那么回事吧 放弃还是趁早为好
我已经放弃自己了 从诞生那刻起就放弃了]
穴を掘っている 友達だったあいつの為に
穴を掘っている もう動かない友達の為に
ランタンの灯りで 僕の影が悪魔みたい
この町の路上の 最期としてはよくある話
[挖着洞 为了曾是我朋友的他
挖着洞 为了不再动弹的朋友
在提灯的光亮下 我的影子犹如恶魔
作为这条街路的尾声 皆是常有的事]
なんとか切り抜けられたら 全て上手くいくはずだった
親父がよく言っていた 「絶望を連れてくるのは希望」
[好不容易突破重围 一切本该顺风顺水才对
父亲总是说 「绝望伴随希望而来」]
だって神様も悪人 希望を持たせるだけ持たせて
泣いても喚いても祈っても 最後に突き落とすのがその手口
人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早い方がいい
僕は僕を諦めたぜ 生まれてすぐさま諦めたぜ
[因为神也是恶人 总是尽可能地给我们希望
即使我们哭泣 呼喊 祈祷 最后还是落井下石 这就是神的伎俩
人生大概就是那么回事吧 放弃还是趁早为好
我已经放弃自己了 从诞生那刻起就放弃了]
穴を掘っている 背中に銃を突きつけられて
穴を掘っている 自分が入る穴を掘っている
全くくだらない 一生だったな笑えるぜ
頭にくるぜ なんで僕ばっかり
この人生をバラバラにしちまう勢いで
穴を掘っている 穴を掘っている
穴を掘っている 穴を掘っている
[挖着洞 背后被枪口抵着
挖着洞 挖着给自己钻的洞
真是无聊至极的一生呐 笑死人
气死人 为什么总是我
拿出欲将人生大卸八块的气势来
挖着洞 挖着洞
挖着洞 挖着洞]
どうせ僕だって悪人 だって事はガキの頃から決まってた
泣いても喚いても祈っても 生まれる場所までは選べないぜ
人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早い方がいい
さもなきゃ 馬鹿な人間になってしまうぜ
その後に及んで諦めの悪い人間に
[反正我也是恶人 反正从儿时起就已经决定好了
哪怕哭泣 呼喊 祈祷 我也无法选择出生的地方
人生大概就是那么回事吧 放弃还是趁早为好
不然 会变成傻瓜的哟
最后就演变成一个想不开的人]
諦めの悪い人間になってしまうぜ
[演变成一个想不开的人]
6.雨男(雨男)
酷く疲れた幾つもの顔が 車窓に並ぶ東横線の高架
僕はと言えば幸か不幸か 道外れた平日の落伍者
音沙汰ない友達と重ねる 若かった親父を空想する
河川敷を覆う黒い雲が 暗くしたのは僕の行く末か
[数张疲惫不堪的脸庞 映照在车窗里的东横线高架
提及我便是有幸或不幸 背离道德的平常落伍者
音讯全无的朋友越来越多 幻想着年轻时的父亲
笼罩河床的黑云 暗淡了我的前程么]
孤独と歩む創作の日々は ぬかるんだ道で途方に暮れた
迷子が泣き叫ぶ声にも似た 「愚にもつかない弱虫の賛歌」
そう後ろ指さされる事に むきになる己を恥と言うな
暗闇と生涯暮らすには 僕はもう沢山知りすぎた
[与孤独共行的创作的日子 在泥泞的道路上束手无策
和迷路小孩哭喊声相似的 「胆小鬼的愚蠢赞歌」
不要为 被别人在身后指指点点就发火的自己而感到羞耻
对于和黑暗共度一生 我已经领悟得太多]
優しくされたら胸が震えた それだけの為に死んでもいいや
本気で思ってしまった 笑ってよ 笑ってくれよ
うな垂れて覗き込む水溜り 映り込む泣き顔踏みつけたり
上手くいかねぇもんなんだな 今日も土砂降り
そういや いつかもこんな雨だった
[被温柔相待心都颤了 就算为此死也愿意
我真心这么想 笑一笑 笑一笑吧
践踏倒映在垂头窥视的 水洼里的泪颜
看来是不太顺利呐 今天也是磅礴大雨
说来 之前也下过这么大的雨啊]
未来の話は嫌いだった だから約束もしたくなかった
久しぶりに電話をかけてきた 聡は酷く酔っぱらっていた
何も変わらない地元訛り 泣きそうになる会話の端々
馬鹿な世間話をした後に 約束したんだ「行こうぜ飲みに」
[讨厌谈及未来 所以从来不做约定
许久未联系突然打来电话的 阿聪醉得一塌糊涂
别来无恙的家乡口音 催人泪下的谈话细节
一番家常闲聊后 约好了「下次一起去喝酒」]
がむしゃらに駆けた無謀な日々を 懐かしむだけの飾りにするな
恥さらしのしくじった過去と 地続きの今日を無駄となじるな
心が潰れた土砂降りの日に すがるものはそれ程多くない
だからあえて言わせてくれよ 未来は僕らの手の中
[不要仅仅为了怀念鲁莽奔跑的莽撞岁月 而虚有其表
不要徒劳地埋怨 和丢人的失败过去相互邻接的今天
在心已奔溃的暴雨之日里 能依靠的东西并不多
所以请允许我说吧 未来掌握在我们手中]
友達の約束を守らなきゃ それだけが僕の死ねない理由
本気で思ってしまった 笑ってよ 笑ってくれよ
うな垂れて覗き込む水溜り 映り込む相変わらずな僕に
苦笑い一つ放り込む 今日も土砂降り
そういや いつかもこんな雨だった
[一定要遵守和朋友的约定 这是我唯一不能死的理由
我真心这么想 笑一笑 笑一笑吧
对倒映在垂头窥视的 水洼里一成不变的我
投入一个苦笑 今天也是磅礴大雨
说来 之前也下过这么大的雨啊]
悲観 楽観 交互に積み木崩し 振り返る度に痛む傷口
とうの昔に忘れたはずの笑い話
乗るか反るか? 行くか戻るか? 雨か晴れるか? やるか止めるか?
勝つか負けるか? 立上がれるか? やり直せるか? 生きるか死ぬか?
「やまない雨はない」「明けない夜はない」
とか言って明日に希望を託すのはやめた
土砂降りの雨の中 ずぶ濡れで走っていけるか?
今日も土砂降り
[悲观 乐观 积木交替倒塌 每当回顾过往便会疼痛的伤口
很早以前本该遗忘的笑话
是成还是败 是去还是回 是雨还是晴 是做还是弃
是胜还是负 能振奋起来吗 能从头开始吗 是生还是死
「没有不停歇的雨」「没有天不亮的夜」
不再说这些话 将希望寄托于明天
能在倾盆大雨中 浑身湿透地向前奔跑吗
今天也是磅礴大雨]
そういや いつかもこんな雨だった
[说来 之前也下过这么大的雨啊]
7.後期衝動(后期冲动)
「誰だお前は」と言われ続けて 赤字のライブで、だるい社会で
ラジオに雑誌にインターネット 誰だお前は?誰なんだ僕は?
初期衝動もとっくに消えた 「今に見てろよ」って今も過ぎた
だからと言って惰性ではなくて 言わざるをえない言葉について
[「你是谁啊」一直被人问道 在票房亏本的Live上 在慵懒的社会上
电台里杂志上网络中 你是谁啊 我是谁啊
初期的冲动早已退散 「现在给我看好了」的现在也早过了
并不是说什么惰性 而是关于不得不说的话]
バイトで散々陰口言われて 手に汗びっしょり膝が震えて
助走は長けりゃいいって言うが あまりに深い暗いどん底で
今が助走だって言い聞かせて 自分とばかり会話が増えて
ついに僕は僕と二人暮らし そして気付くんだ「誰だお前は」
[在打工的地方被人说尽坏话 满手是汗膝盖发抖
虽说助跑越长越好 但在深邃黑暗的最底层
劝导自己现在只是助跑 和自己的对话逐渐增多
不经意间我和我开始了两人生活 于是才惊觉「你是谁啊」]
金も生活もどうでもいいよ 綺麗なものだけ見させてくれよ
ライブ帰り浅虫の黄昏 そういう景色をもっと見たいよ
言葉は無力と誰かが言った 無力と言うのも言葉と知れば
恨み辛みも嫉妬も賛美も 全弾こめて、悲観蜂の巣だ
[金钱也好生活也罢都无所谓 我就只想看美好的事物
Live结束归途中浅虫的黄昏 我想再多看看这样的景色
有人说语言是无力的 要说它无力也要先学会语言
将怨恨辛劳嫉妒赞美 全部揽下的 悲观的蜂巢]
*浅虫:地名
誰かの言葉で話すのやめた 誰かの為に話すのやめた
ノルマ、売り上げ、数字じゃなくて 僕は言葉で会話がしたいよ
理想論、嘲笑うのは誰だ 歌手は理想を歌うのが常だ
いいからお前さっさと歌えよ 一体全体、誰だお前は?
[不再用别人的言论说话 不再为了别人而说话
我想用语言来对话 而不是什么定额指标 销售额 或数字
理想论 是谁在嘲笑 歌手讴歌理想是常事
行了你快唱歌吧 话说你到底 是谁啊]
8.ヨクト(yocto*)
*国际计量单位,表示10^-24,中文为幺[科托],符号为y
ヨクトはとうとう気が触れたみたいだ 神経症的な陽光の断絶
ポリ袋の夜明けは半ば難破船 社会生活の規律に座礁する
陰口 ため口 鬱憤の捌け口 派遣 日払い 夢 労働 労働
プライドも希望もガラ袋につめた ゴミを漁るカラスが夕日に飛んだ
[yocto好像终于发疯了 神经质般的阳光断绝
塑料袋的黎明是半遇难船 触礁在社会生活的规律上
中伤 随意的口吻 不满的宣泄 派遣 日结工资 梦想 工作 工作
自尊希望都装进编织袋 寻食垃圾的乌鸦飞向夕阳]
*半ば:某种状态达到一半
抜け出せない日々の泥沼に
片足突っ込んで もう全部諦めた
[无法抽身的岁月泥沼
一脚踏进 全然放弃]
夢は必ず叶うから って夢を叶えた人達が
臆面もなく歌うから 僕らの居場所はなくなった
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
カビ臭い部屋に寝転んで 世界が終わるのを夢想する
[相信梦想必定会实现 终而实现了梦想的人们
不害臊地唱起歌 于是我们失去了自己的立场
yocto大量丧失 作为人的最小单位
躺在霉臭的房间里 幻想着世界的终结]
「用がないならもう電話はしないで」 昔付き合ってたあの娘は言う
僕にはすがるもの幾つあるだろう 空しくなるから考えるの止めた
[「没什么事就别再打电话来了」 我的前女友说道
我还有可以依靠的东西吧 徒增空虚还是不多想了]
泣きたいのは悔しさがあるからで
最後に泣いたのは もういつの事だっけ
[想哭是因为不甘心
最后一次流泪 是什么时候的事呢]
誰が一番幸せか 比べ出したらもう末期だ
簡単に人を笑うなら 嘲笑はどうせ順繰りだ
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
カビ臭い部屋に寝転んで 世界が終わるのを夢想する
[谁是最幸福的 一旦拿来比较那离结束也不远了
如果你轻易地笑别人 终归还是会轮到被别人嘲笑
yocto大量丧失 作为人的最小单位
躺在霉臭的房间里 幻想着世界的终结]
ポケット地図 就業証明書 電気水道ガス請求書
時給 レシート 冷凍倉庫 愚痴 悪口 クズのショウウィンドウ
未開封包丁 2ちゃんに投稿 薄い壁の向こう側の幻聴
孤独の焦燥 やばいよどうしよう 教えてここから抜け出す方法
抜け出す方法
生きたいよもっと
[口袋地图 就业资格证 水电煤账单
计时工资 收据 冷冻仓库 牢骚 谩骂 废品的陈列橱窗
未开封刀具 2ch投稿 薄墙之隔的幻听
孤独的焦躁 糟糕该怎么办 告诉我从这里逃脱的方法
逃脱的方法
我还想活更久]
僕らが道を選ぶなら 答え合わせなんてないから
誰かのせいにするのなら その誰かに生かされてるんだ
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
どうせいつかは終わるなら せめて自分で選んだ終わり方
[若要选择我们的道路 就没必要互相讨论答案
若要怪罪他人 不就等于依靠别人而活
yocto大量丧失 作为人的最小单位
就算有朝一日会结束 宁可按自己选择的方式结束]
9.街の灯を結ぶ(连结路灯)
都会の喧噪に 田舎の田園に
でかい異物感に ぶれっぶれのやわな自我が
なに叫んだところで鉛色の雲に 跳ねっ返り 無惨に落ちて耽る徒労感に
「やっぱりダメか」が口癖のとんま 悔しさに涙一つ落としてみろよ
今日は今日とて 追い風は路傍に落ちて
光射すのは向こう側 待ち望む埠頭から
[因都市的喧嚣 农村的田园
巨大的异物感 而动摇的柔弱的自我
发出呼喊 却从铅灰色的云层里 反弹 不幸地坠落沉溺的徒劳感
「果然不行啊」口头禅的愚笨 试着对懊悔落一滴泪吧
今天即是今天 顺风在路边降落
光从对过 期盼的码头照射而出]
行こうか戻ろうか進退を突きつける 現実は常にシビアで情もなく
生活費に世間体に将来の安定に 全部かけたルーレットはやおら回りだし
「勝ち負けじゃない」とは苦し紛れに言うが
勝たなきゃならぬ理由も少なからず背負った
あの人の手紙に 友人との約束に 連れ添う恋人に 過去の自分自身に
[是去还是回进退摆在眼前 现实总是毫不留情
把生活费面子未来的安定 全都赌上的转盘从容不迫地旋转着
虽然迫不得已地说「才不分输赢」
但还是背负了许多非赢不可的理由
(比如)那人的信 和朋友的约定 相伴的恋人 过去的自己]
一人一人消えてく街 日暮れの駅迎えは来ない
勇気も覇気も野心もない それでも生きる僕は何?
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[人们一个接一个消失的街 黄昏的车站无人迎接
没有勇气霸气野心 却依然活着的我算什么
拖着脚步从一个路灯到下一个路灯 像星座的线一样 连结路灯
不停留不回头一味地 像星座的线一样 连结路灯]
始めは青く眩しい夢物語 多くの少年が未来へと勇み
へましたって転んだって泣いたり笑ったり
それを青春と呼んで社会へ旅立ったり
次第に脱落者は増える一人また一人
逃れられぬ幼児性 モラトリアムの闇
残りわずか数人の馬鹿が傷を舐め合い 気付けば一番馬鹿な僕が一人
[开始是蔚蓝炫目的梦物语 许多少年勇敢迈向未来
有犯错也有跌倒有哭也有笑
称其为青春开始迈向社会的路途
渐渐地掉队的人一个接一个增加
难以摆脱的幼稚 青涩的黑暗
留下为数不多的傻瓜们互舔伤口 然后发觉最傻的只我一人]
一人一人消えてく街 日暮れの駅迎えは来ない
勇気も覇気も野心もない それでも生きる僕は何?
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[人们一个接一个消失的街 黄昏的车站无人迎接
没有勇气霸气野心 却依然活着的我算什么
拖着脚步从一个路灯到下一个路灯 像星座的线一样 连结路灯
不停留不回头一味地 像星座的线一样 连结路灯]
振り返ってもなんもねえ 綺麗なだけの思い出
この回り道がいつか僕を救ってくれる日まで
過去に勝つ為の今の僕になる為に 今に勝つ為の明日の僕になる為に
生き残ったのか 取り残されたのか
なんにしても過ぎた人の顔は忘れない
ありがとう さよなら 昨日を捨てた僕が
桜散った夜の五反田を歩いてる
[再怎么回顾 也只是空留美好的回忆
直到某天这条绕道能将我拯救
为了能战胜过去成为今天的我 为了能战胜今天成为明天的我
幸存下来了吗 被甩下了吗
不管如何都不能忘了逝去之人的容颜
谢谢 再见 抛弃昨天的我
游走在夜晚樱花凋散的五反田]
一人一人消えてく街 日暮れの駅迎えは来ない
勇気も覇気も野心もない それでも生きる僕は何?
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[人们一个接一个消失的街 黄昏的车站无人迎接
没有勇气霸气野心 却依然活着的我算什么
拖着脚步从一个路灯到下一个路灯 像星座的线一样 连结路灯
不停留不回头一味地 像星座的线一样 连结路灯]
10.生活感(生活感)
国道の 照り返し 尖る 青空に 銀河の幻想 北極星の 生活感
ストーブにくべる 深雪の 一夜 縷々として 立ち昇る 煙に 百日咳
巌々山の 袂の森に 幾千年に一度の 月夜 溜め息一つの 請求書
あの娘が 眠る 静寂が 映る 密林を
描いた壁紙に 世界を渡る 蚰蜒
[公路的 反射 尖锐 蓝天中 银河的幻想 北极星的 生活感
给暖炉添柴加油 深雪的 一夜 缕缕 升腾的 烟 百日咳
峭峻山脚下的 森林里 几千年一次的 月夜 一声叹息的 申请书
她 入眠 在描绘着 静寂 密林的
壁纸上 穿越世界的 蚰蜒]
僕の歌にしつこい汚れ
僕の歌にしつこい汚れ
僕の歌にしつこい汚れ
喜びの歌に 歌に
[我的歌曲里顽固的污秽
我的歌曲里顽固的污秽
我的歌曲里顽固的污秽
愉悦的歌曲里 歌曲里]
11.ひろ(阿宏)
ひろ お前に話したい事が 山ほどあるんだ聞いてくれるか?
何度も挫けそうになった事 実際 挫けてしまった事
お前の好きだったセブンスターを 吸うのも肩身が狭くなったし
彼女も「禁煙しなきゃね」って 言うもんだから まいるよな
[阿宏 我有很多话想对你说 你能听听吗
那些差点受挫的境地 实际 已经遭遇的失败
连抽你曾喜欢的七星烟 也觉得丢面子了
她也说「快戒烟吧」 真是 没辙啊]
あの日と同じ気持ちでいるかっていうと そうとは言い切れない今の僕で
つまりさお前に叱って欲しいんだよ
どんな暗闇でも 照らすような強い言葉
ずっと探して歩いて ここまで来ちゃったよ
[还保持着那时的心境么 无法确定回答的如今的我
其实好想被你痛骂
用能够照亮无尽黑暗的光一般坚韧的话语
我一路探索着 终于到达了这里啊]
もう無理だって言うな 諦めたって言うな そんな事僕が許さねえよ
他に進むべき道なんてない僕らにはさ
お似合いの自分自身を生きなきゃな
いつも見送る側 それでも追いかけた 間に合わなかった夢を憎んだ
でもお前の居ない世界でも なんとかなるもんだ
それが悲しい お前はまだ19歳のまま
[不要说什么不行了 放弃了 我是不会允许的
别无他路可走的我们
必须活出与自身相称的人生
总是观望 但还是追了上去 憎恨没能赶上的梦想
哪怕在没有你的世界 也总会有办法的
那多悲伤 你依然19岁]
やりたい事をやり続ける事で 失う物があるのはしょうがないか
やりたい事も分からなくなったら その後におよんで 馬鹿みたいだな
[坚持做自己想做的事 难免会因此失去些什么吧
如果连自己想做什么都不知道了 今后就会像个傻瓜一样了吧]
どんなに手を伸ばしても届かないと思ってた 夢のしっぽに触れたけど
今更迷ってしまうのは 僕の弱さか
日の暮れた帰り道 途方も無い空っぽに
襲われて立ちすくむ 都会の寂寞に
[终于碰触到 曾一直以为永远抓不住的梦想的尾巴
却在此刻犹豫不决 是我太软弱了吗
日落的归途 出奇空虚地
被都市的寂寞 袭击得呆若木鸡]
もう無理だって泣いた 諦めたって泣いた
でもそんな物きっと自分次第でさ
他に進むべき道なんてない僕らにはさ お似合いの言い訳を選んでただけ
いつも見送る側 それでも追いかけた 諦めかけた夢を掴んだ
でもお前の居ない世界じゃ 喜びもこんなもんか
それが悲しい お前はまだ19歳のまま
[哭着说不行了 放弃了
但这都是自己的选择
别无他路的我们 只是选了一个合适的借口
总是观望 但还是追了上去 抓住了曾放弃的梦想
可是没有你的世界 喜悦也不过如此
那多悲伤 你依然19岁]
今年も僕は年を取って お前は永遠に19歳で
くだらない大人になってしまうのが 悔しいんだよ 悔しいんだよ
なぁひろ 僕は今日も失敗しちゃってさ
「すいません、すいません」なんて頭を下げて
「今に見てろ」って愛想笑いで
心の中「今に見てろ」って なぁこんな風に
かっこ悪い大人になってしまったよ
だらしのない人間になってしまったよ
お前が見たら絶対 絶対 許さないだろう?
だから僕はこんな歌を歌わなくちゃいけないんだよ
[今年我又大了一岁 而你永远是19岁
不甘心呐 不甘心自己就要变成一个无聊的大人
呐 阿宏今天我又失败了
「对不起 对不起」地低头道歉
「走着瞧」在心里
谄笑着说「走着瞧」 呐 就像这样
变成了一个很逊的人
变成了一个散漫的人
你要是看到我这样肯定 肯定 不会原谅我吧
所以我才不得不唱着这样的歌啊]
ガキみたいって言われた 無謀だって言われた
それなら僕も捨てたもんじゃないよな
誰も歩かない道を選んだ僕らだから 人の言う事に耳を貸す暇はないよな
いつも見送る側 なんとか飛び乗った 身の程知らずの夢を生きている
でもお前の居ない世界じゃ 迷ってばかりだ
でも それもガキらしくて 悪かないのかもな
僕は歌うよ 変わらずに19歳のまま
[别人说我幼稚 别人说我鲁莽
就算那样也不该放弃自己啊
既然我们选择了谁都不走的道路 就无暇顾及别人的言论了啊
总是观望 但也算一跃而起 活在自不量力的梦里
可是没有你的世界 充满迷茫
不过 那也只是幼稚 而并非坏事吧
我会继续歌唱 依旧不变的19岁]
12.それはまた別のお話(另当别论)
あれから僕ら幾星霜
始まりが遠くに霞む
国道の朝焼け
浅虫の黄昏
辛い事 泣いた事 笑った事
[从那时起我们几经风霜
起点在远处朦胧不清
公路的朝霞
浅虫的黄昏
痛苦 哭泣 欢笑]
一つが二つあって 手を結んだら一つで
二人が分かち合って 一つずつの夢
悲しみのない世界で 眠って 眠って
明日の事とか それはまた別のお話
[一一为二 手牵手便为一
两人共同分享 一个一个的梦想
在没有悲伤的世界里 沉睡 沉睡
至于明天的事 另当别论]
冷たい雪の粒が
思い出を積み上げる夜
君は優しく笑う
春を待つ想望
ストーブがしんと鳴る部屋の中
[冰冷的雪花
堆积起回忆的夜晚
你温婉而笑
待春的思慕
暖炉静静燃鸣的房间里]
一つが二つあって 名を呼び合えば一つで
二人が分かち合って 一歩ずつの歩み
悲しみのない世界で 眠って 眠って
明日の事とか それはまた別のお話
[ 一一为二 互唤其名便为一
两人共同承担 一个一个的脚步
在没有悲伤的世界里 沉睡 沉睡
至于明天的事 另当别论]
辛い事も 泣いた事も 笑った事も
赤くなる
夕焼けがやってくる頃に
僕らは皆赤くなる
[痛苦 哭泣 欢笑
都被映红
在夕阳西下时分
我们都将被映红]
いい人も 悪い人も 怒った人も
赤くなる
夕焼けがやってくる頃に
等しく皆赤くなる
[好人 坏人 生气的人
都被映红
在夕阳西下时分
大家都将被映红]
一つが二つあって 笑い合えたら一つで
二人が分かち合って たった一つの願い
悲しみのない世界で 眠って 眠って
明日の事とか それはまた別のお話
[一一为二 互相而笑便为一
两人共同期许 唯一的一个愿望
在没有悲伤的世界里 沉睡 沉睡
至于明天的事 另当别论]
スターライト的歌词让我很想读一读银河铁道之夜
以上 翻译有误之处还请指点
1.ヒガシズム(日落)
上野 秋葉原 東京 押し合って生きる資格を得ろ
ディストピア脱走 生存競争 先延ばしした生に未練はない
カラスの声に メッチェンの笑み 性的不備、溜め込む6.5 畳
総人類反社会的 冒涜、不道徳の極み
[上野 秋叶原 东京 互相推挤着去获得生存的资格吧
反乌托邦逃脱 生存竞争 对推迟过的生活毫无眷恋
乌鸦的叫声 少女的微笑 性的不完全 积攒的6畳半
全人类反社会性的 亵渎 不道德的究极]
あくまで未定の生存 「自分を大事に」とかって正論
言いたいだけだろ もううるせえよ 俗っぽさを崇めた世間の負債
人を嘲り 偽悪の無罪 潰した野花かつて飛ばした種子
地下鉄ひとすじ蜘蛛の糸 誰も群がらぬ蜘蛛の糸
[终归是未定的生存 说什么「珍爱自己」就是正论
其实就想口吐为快而已吧 烦死了 崇拜庸俗的世间负债
嘲笑人类 伪恶的无罪 溃烂的野花曾经也是飞扬的种子
地铁是一根蜘蛛丝 无法聚集任何人的蜘蛛丝]
星空と人々の距離の虚しさを
埋めるように差し込む夕日の赤が綺麗だ
[像是要填满星空与人类之间距离的虚渺一般
照耀而下的夕阳之红如此美丽]
ヒューマニズム レイシズム 陽が沈む 今日も沈む
有限の区切り、印として いざこざの間に陽が沈む
瞳の色 肌の色 髪の色 互いを見ろ
僕が僕として生きてる理由を 身に纏う証明
実存 実存 実存
[人道主义 种族歧视 日落 今天也将迎来日落
作为有限的阶段 标记 在纷争之际日落
互相看看彼此的 瞳色 肤色 发色
将忠于自我的生存理由 附于此身的证明
实存 实存 实存]
憎しみあってばっか 血の気の多い平和主義ばっか
自由崇拝ゆえ、規律に発火 がれきに下敷きの人の営み
立ち消えるライン 神様不在 行くか戻るかなのなのなのなのな
先にたたず後にたち並ぶ 墓標みたいなビルと後悔
[尽是憎恨 尽是血气方刚的和平主义
由于崇拜自由 规律地燃起炮火 被压在废墟下的人的生息
逐渐消失的准线 神明不在 去还是回呢呢呢呢呢
不向前而向后排列的 墓碑一般的大楼和后悔]
後何年 何ヶ月 何時間と
逆算した人生に 追いつめられて
[被还剩不知几年 几个月 几小时的
倒数人生 所追逼着]
ヒューマニズム レイシズム 陽が沈む 今日も沈む
世々、最小単位の死として ただ身代わりに陽が沈む
裁きたがり 泣きたがり 死にたがり 晒したがり
僕が僕として生きてる理由を 選び取る証明
実存 実存 実存
[人道主义 种族歧视 日落 今天也将迎来日落
以世间最小单位的死 作为替代般日落
想制裁 想哭泣 想去死 想曝露
将忠于自我的生存理由 抉择而出的证明
实存 实存 实存]
秋の砂浜にビーチサンダル ストーブの中 去年の灯油
いつ終わるとも知らないが 今日が確かに終わる事
明日も笑える不確かさ それでも約束繰り返し
曖昧な未来でまた会える 明日、多分、必ず、会える
[穿上沙滩拖踏在秋天的沙滩 暖炉中 是去年的灯油
今天在不知不觉中 确确实实地过去了
明天是否还能欢笑依旧未知 即便如此约定反复不断
在暧昧的未来再相见 明天 或许 一定 能再相见]
夕日の前では誰もが等しく 赤く染まる罪と罰 夕日信仰ヒガシズム
全ては消え行く 脆くも崩れさる 有限の一区切り 夕日信仰ヒガシズム
[在夕阳面前任谁都将平等地映红的罪与罚 夕阳信仰日落
万物都将消亡 轻易地崩毁 有限的一个阶段 夕阳信仰日落]
ヒューマニズム レイシズム 陽が沈む 今日も沈む
善悪も我関せずとして 今日も今日とて陽が沈む
夕日の赤 死地の赤 嘘の赤 血潮の赤
僕が僕として生きてる理由を 身に宿す証明
実存 実存 実存
[人道主义 种族歧视 日落 今天也将迎来日落
无关善恶 今天也依旧会迎来日落
夕阳的红 死地的红 谎言的红 鲜血的红
将忠于自我的生存理由 宿于此身的证明
实存 实存 实存]
2.スターライト(Star Light)
僕らを取り囲むあらゆることに特別な事なんてない
この手の中偶然の振りして居座る宝物も
出会うべくして出会った 奇跡のように光はなった
ガラクタも 重なれば 僕を形作った
もう駄目だって挫けそうな 時にだけ輝くものが
つまり いつだって胸の奥に眠ってる
[围绕我们的种种琐事其实都没有什么特别的
这手中偶尔招来不去的宝物也是如此
应该相遇于是相遇 放射出奇迹般的光芒
哪怕是破烂 重叠起来 也能构成一个我
只有在灰心丧气的时候 才会闪闪发光的东西
其实 一直就沉睡在内心深处]
屑みたいな ゴミみたいな 小さな星を見つけたんだ
掴めはしなくても その明かりで 僕らは 前に進むよ
[发现了如碎屑一般 垃圾一般 渺小的星星
哪怕放手不获 我们也将 在它的光芒下 勇往直前]
夜の向こうで何かが待ってて それを照らして スターライト
情熱 希望なんでもいいけど 僕らはここに居ちゃ駄目だ
片道切符は承知だジョバンニ 涙は捨てろ スターライト
きっといい事ばかりじゃないけど だからこそ 僕らは行くんだよ
[在夜晚的尽头有什么在等着我 将其照亮 Star Light
不管是热情 还是希望 总之我们不能待在这里
收下单程车票的乔凡尼 舍弃眼泪吧 Star Light
虽然不可能事事顺利 但正因如此 我们才要前行]
ここまでの旅路を思い出してよ
胸が張り裂けそうな痛みも 死にたい程辛い時だってあったろう
いつだったろう
その度自分になんて言い聞かせてきたか
「ここが始まりだ 始まりだ」って 涙こらえたよ
終わりがどこにあるかなんて 考えるのはもう止めた
つまり 言い換えれば全部が 僕次第
[回想起一路走来的旅途吧
总有胸口撕裂般痛苦 艰辛地想死的时候吧
是什么时候呢
每当这时你对自己说了些什么呢
「就从这里开始 开始吧」 你忍住了眼泪
不再考虑 哪里是终点
总之 换言之 全部都由自己决定]
屑みたいな ゴミみたいな 小さな僕だって光るから
見つけて欲しいんだよ この声を 今すぐ空に投げるよ
[如碎屑一般 垃圾一般 渺小的我也能发光
所以快去找到吧 将这喊声 立刻投向天空吧]
夜の向こうで誰かが待ってて それを見つけて スターライト
愛だ恋だって解らないけど 僕らは一人では駄目だ
愛する人は守れカムパネルラ 弱気は捨てろ スターライト
きっと悪い事ばかりじゃないよ 隣に あなたが居るなら
[在夜晚的尽头有谁在等着我 将其寻找 Star Light
虽然不懂什么是爱 但我们不能一个人
守护爱人的康帕瑞拉 丢掉软弱吧 Star Light
一定会有好事发生哦 只要 有你在我身边]
星めぐりの旅は続く 続く 終わらない
オリオンの右肩で歌う 歌う 鷲は紅い目玉
泣くな 泣くな 旅人よ 故郷の姫りんごついばんだ
鳥になるか 鳥になるか そんな 夢をみたよ 涙も枯れたよ
[巡星之旅还将继续 继续 永不停息
在猎户座的右肩歌唱 歌唱 红眼鹰鹫
别哭 别哭 旅人啊 啄一口故乡的小苹果
变成鸟吗 变成鸟吗 做了这样一个梦 连眼泪也枯竭了]
夜の向こうに答えはあるのか それを教えて スターライト
失望 挫折うんざりしながら それでも 何かを探してる
近づけば遠くなるカシオピア 今は笑えよ スターライト
いつか全てが上手くいくなら 涙は通り過ぎる駅だ
[在夜晚的尽头会有答案吗 告诉我 Star Light
虽然厌烦了失望 挫折 但依然在寻找着
靠近却离得更远的仙后座 现在就微笑吧 Star Light
倘若一切都会变好 那眼泪不过就是驶过的车站罢了]
3.もう一度(再一次)
バイトの面接ばっくれて 雨雲眺めて不貞寝さ
ビールの空き缶で膨れた ゴミ袋で夢も潰れた
どっかで諦めていて 無表情に生きている
あまりに空っぽすぎて 途方に暮れちまうな
彼女が帰って来るまでに 言い訳を急いで思案する
何やってんだってしらけて どうでもいいやって居直る
そうだこの感じ 今まで何度もあった
大事なところで僕は 何度も逃げ出したんだ
[翘了打工的面试 望着雨云怄气休息
塞满啤酒空罐的 垃圾袋毁了梦想
在某处自暴自弃 面无表情地生活着
由于太过空虚 怕是要走投无路了
在女友回来之前 匆忙地盘算着借口
扫兴地自责“我到底是在干嘛” 然后又态度转变“管它呢”
这种感觉 至今已有无数次了
我总是在关键时刻 仓皇而逃]
昨日から雨は止まない このままでは終わらない
敗北 挫折 絶望がラスボスじゃねえ
自分自身にずっと負けてきた 勝てない訳ないよ自分なら
僕が一番分かってる 僕の弱さなら
[从昨天起雨就下不停 看样子也不会停
失败 挫折 绝望并非最后的敌人
总是输给自己 我知道我不该输
我的懦弱 我自己最清楚]
もう一度 もう一度 駄目な僕が 駄目な魂を
駄目なりに燃やして描く未来が 本当に駄目な訳ないよ
もう一度 もう一度 僕等を脅かした昨日に
ふざけんなって文句言う為に 僕は立ち上がるんだ もう一度
[再一次 再一次 没用的我 徒劳燃起颓废的灵魂
所描绘的未来 并不是无望的啊
再一次 再一次 为了能向威胁过我们的昨天
抱怨一句“开什么玩笑” 我再一次 振奋而起]
ここには希望も救いもない 分かってんならどっか行けよ
「昔は良かったな」なんて そりゃ白旗を振るって事
どっかで陰が落ちれば どっかに光は射すもの
どこに立っているか位で 不幸せとは決まらねえ
[既然明白这里没有希望和救赎 那就赶紧走
「还是以前好啊」 其实就等于挥白旗
阴影会落下 是因为有光的射入
仅凭站在哪儿 并不能认定就是不幸]
昨日から雨は止まない でも傘なんて持ってない
悲痛 現実 僕らいつも雨曝しで
って言う諦めの果てで 「それでも」って僕等言わなくちゃ
遠くで戦っている 友よ挫けるな
[从昨天起雨就下不停 可我没带伞
悲痛 现实 我们总是暴露在雨中
以此而断念的末了 我们必须要说 「即使如此」
远方奋斗的朋友啊 请别气馁]
もう一度 もう一度 馬鹿な僕らが 馬鹿な希望を
馬鹿にされてこぼしたあの涙が 無駄だった訳ではないよ
もう一度 もう一度 僕等を笑ったこの世界に
ふざけんなって借りを返す為に 僕は立ち上がるんだ もう一度
[再一次 再一次 没用的我们 因愚蠢的希望
被人轻视而留下的泪水 并不是白费的啊
再一次 再一次 为了能向嘲笑过我们的世界
回敬一句“开什么玩笑” 我再一次 振奋而起]
静かな部屋の中 雨音だけが響いている
どこにも行けないのか どこにも行かないのか
夢 希望 傷だらけで笑いあう友達 あの子の笑顔 全部ないよ
始まりはいつも空っぽ
[安静的房间里 只剩雨声在回响
无处可去吗 哪儿都不去吗
梦想 希望 满是伤痕还能对笑的朋友 她的笑容 全都没有哦
起点总是空空如也]
もう一度 もう一度 押しつぶされる度つぶやいて
ようやくたどり着いたこの場所に 正解 不正解もないよ
もう一度 もう一度 あの日離れていった希望に
ざまぁみろって言ってやる為に 何度も立ち上がるんだ もう一度
[再一次 再一次 被打压的时候就牢骚以对
最后千辛万苦到达的地方 没有正确 不正确之分
再一次 再一次 为了能对和那天背道而驰的希望
说一句“活该” 我会无数次地奋起 再一次]
4.夜の一部始終(夜的自始至终)
歴史が夜に作られる様に 明日への通行料金 未払い、眠る病人
思索に煩悩 日付を通せんぼ 古い文庫本と思想のディベート
言葉にすれば意味が伸し掛る だからいっそ無言を決め込む孤独と
[就好像历史在夜晚被著作一样地 通往明天的路费 未付 安眠的病人
思索添烦恼 阻拦日期 陈旧的文库本和思想的辩论
一旦化作语言意义便蜂拥而来 不如干脆就沉默到底地孤独]
慕情は夜に 憎しみも夜に 後悔も夜に 煩雑に作られて
おんなじように言葉も歌も 夜に作られて
日が昇るまでに 消されたりした気持ちもあって
息を止めて 息を止めて
[爱慕 憎恨 后悔 都在夜里繁杂地产生
同样地语言歌曲 也在夜里诞生
直到太阳升起 某些情绪时断时续
停止呼吸 停止呼吸]
眠れない夜に それなりの理由 希死念慮は慰留 夜の一部始終
眠れない夜に 寺山の詩集 逃げるのも自由 夜の一部始終
眠れない夜に 言葉の無味無臭 人として未熟 夜の一部始終
眠れない夜に ぶり返したのは意趣 それはきっと杞憂 夜の一部始終
[失眠的夜 有它的理由 渴望死亡是挽留 夜的自始至终
失眠的夜 寺山的诗集 逃避是个人自由 夜的自始至终
失眠的夜 语言的无臭无味 作为人的不成熟 夜的自始至终
失眠的夜 死灰复燃的仇恨 那一定是杞人忧天 夜的自始至终]
*希死念慮:特指没有具体理由仅仅是漠然地想死的状态
5.穴を掘っている (挖着洞)
穴を掘っている 人生どこで間違えた
穴を掘っている 自暴自棄にスコップを突き立てる
風が唸る森 夜鷹なんかが鳴いちゃってさ
まんまるな満月に 見張られてる25時
[挖着洞 人生不知在哪里出了错
挖着洞 把铁铲狠狠插进自暴自弃
风声呼啸的森林 夜鹰啼叫着
被溜圆的满月 监视着的凌晨1点]
穴を掘っている あいつがとうとうしくじった
穴を掘っている これが はみ出し者の落とし穴
汗を拭っても 後悔までは拭えない
運の悪さだけは 勲章みたいに胸に張り付いてる
[挖着洞 那家伙最终还是失败了
挖着洞 这是 成功者的圈套
汗能抹去 却抹不去后悔
只剩下霉运 像勋章一样佩带在胸口]
ぽかんと口を開けた闇に 幼い頃の幻想がちらつく
親父がよく言っていた 「悪人も天国に行けるぜ」
[开张大嘴的黑暗里 儿时的幻想隐约闪现
父亲总是说 「恶人也能去天国哦」]
だって神様も悪人 だって事はガキだって知ってるぜ
泣いても喚いても祈っても こんな世界に生れ落ちたのが証拠
人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早い方がいい
僕は僕を諦めたぜ 生まれてすぐさま諦めたぜ
[因为神也是恶人 这种事连小孩都知道呀
哪怕我们哭泣 呼喊 祈祷 最后还是生于此世 这就是证据
人生大概就是那么回事吧 放弃还是趁早为好
我已经放弃自己了 从诞生那刻起就放弃了]
穴を掘っている 友達だったあいつの為に
穴を掘っている もう動かない友達の為に
ランタンの灯りで 僕の影が悪魔みたい
この町の路上の 最期としてはよくある話
[挖着洞 为了曾是我朋友的他
挖着洞 为了不再动弹的朋友
在提灯的光亮下 我的影子犹如恶魔
作为这条街路的尾声 皆是常有的事]
なんとか切り抜けられたら 全て上手くいくはずだった
親父がよく言っていた 「絶望を連れてくるのは希望」
[好不容易突破重围 一切本该顺风顺水才对
父亲总是说 「绝望伴随希望而来」]
だって神様も悪人 希望を持たせるだけ持たせて
泣いても喚いても祈っても 最後に突き落とすのがその手口
人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早い方がいい
僕は僕を諦めたぜ 生まれてすぐさま諦めたぜ
[因为神也是恶人 总是尽可能地给我们希望
即使我们哭泣 呼喊 祈祷 最后还是落井下石 这就是神的伎俩
人生大概就是那么回事吧 放弃还是趁早为好
我已经放弃自己了 从诞生那刻起就放弃了]
穴を掘っている 背中に銃を突きつけられて
穴を掘っている 自分が入る穴を掘っている
全くくだらない 一生だったな笑えるぜ
頭にくるぜ なんで僕ばっかり
この人生をバラバラにしちまう勢いで
穴を掘っている 穴を掘っている
穴を掘っている 穴を掘っている
[挖着洞 背后被枪口抵着
挖着洞 挖着给自己钻的洞
真是无聊至极的一生呐 笑死人
气死人 为什么总是我
拿出欲将人生大卸八块的气势来
挖着洞 挖着洞
挖着洞 挖着洞]
どうせ僕だって悪人 だって事はガキの頃から決まってた
泣いても喚いても祈っても 生まれる場所までは選べないぜ
人生そんなもんなのかもね 諦めは早けりゃ早い方がいい
さもなきゃ 馬鹿な人間になってしまうぜ
その後に及んで諦めの悪い人間に
[反正我也是恶人 反正从儿时起就已经决定好了
哪怕哭泣 呼喊 祈祷 我也无法选择出生的地方
人生大概就是那么回事吧 放弃还是趁早为好
不然 会变成傻瓜的哟
最后就演变成一个想不开的人]
諦めの悪い人間になってしまうぜ
[演变成一个想不开的人]
6.雨男(雨男)
酷く疲れた幾つもの顔が 車窓に並ぶ東横線の高架
僕はと言えば幸か不幸か 道外れた平日の落伍者
音沙汰ない友達と重ねる 若かった親父を空想する
河川敷を覆う黒い雲が 暗くしたのは僕の行く末か
[数张疲惫不堪的脸庞 映照在车窗里的东横线高架
提及我便是有幸或不幸 背离道德的平常落伍者
音讯全无的朋友越来越多 幻想着年轻时的父亲
笼罩河床的黑云 暗淡了我的前程么]
孤独と歩む創作の日々は ぬかるんだ道で途方に暮れた
迷子が泣き叫ぶ声にも似た 「愚にもつかない弱虫の賛歌」
そう後ろ指さされる事に むきになる己を恥と言うな
暗闇と生涯暮らすには 僕はもう沢山知りすぎた
[与孤独共行的创作的日子 在泥泞的道路上束手无策
和迷路小孩哭喊声相似的 「胆小鬼的愚蠢赞歌」
不要为 被别人在身后指指点点就发火的自己而感到羞耻
对于和黑暗共度一生 我已经领悟得太多]
優しくされたら胸が震えた それだけの為に死んでもいいや
本気で思ってしまった 笑ってよ 笑ってくれよ
うな垂れて覗き込む水溜り 映り込む泣き顔踏みつけたり
上手くいかねぇもんなんだな 今日も土砂降り
そういや いつかもこんな雨だった
[被温柔相待心都颤了 就算为此死也愿意
我真心这么想 笑一笑 笑一笑吧
践踏倒映在垂头窥视的 水洼里的泪颜
看来是不太顺利呐 今天也是磅礴大雨
说来 之前也下过这么大的雨啊]
未来の話は嫌いだった だから約束もしたくなかった
久しぶりに電話をかけてきた 聡は酷く酔っぱらっていた
何も変わらない地元訛り 泣きそうになる会話の端々
馬鹿な世間話をした後に 約束したんだ「行こうぜ飲みに」
[讨厌谈及未来 所以从来不做约定
许久未联系突然打来电话的 阿聪醉得一塌糊涂
别来无恙的家乡口音 催人泪下的谈话细节
一番家常闲聊后 约好了「下次一起去喝酒」]
がむしゃらに駆けた無謀な日々を 懐かしむだけの飾りにするな
恥さらしのしくじった過去と 地続きの今日を無駄となじるな
心が潰れた土砂降りの日に すがるものはそれ程多くない
だからあえて言わせてくれよ 未来は僕らの手の中
[不要仅仅为了怀念鲁莽奔跑的莽撞岁月 而虚有其表
不要徒劳地埋怨 和丢人的失败过去相互邻接的今天
在心已奔溃的暴雨之日里 能依靠的东西并不多
所以请允许我说吧 未来掌握在我们手中]
友達の約束を守らなきゃ それだけが僕の死ねない理由
本気で思ってしまった 笑ってよ 笑ってくれよ
うな垂れて覗き込む水溜り 映り込む相変わらずな僕に
苦笑い一つ放り込む 今日も土砂降り
そういや いつかもこんな雨だった
[一定要遵守和朋友的约定 这是我唯一不能死的理由
我真心这么想 笑一笑 笑一笑吧
对倒映在垂头窥视的 水洼里一成不变的我
投入一个苦笑 今天也是磅礴大雨
说来 之前也下过这么大的雨啊]
悲観 楽観 交互に積み木崩し 振り返る度に痛む傷口
とうの昔に忘れたはずの笑い話
乗るか反るか? 行くか戻るか? 雨か晴れるか? やるか止めるか?
勝つか負けるか? 立上がれるか? やり直せるか? 生きるか死ぬか?
「やまない雨はない」「明けない夜はない」
とか言って明日に希望を託すのはやめた
土砂降りの雨の中 ずぶ濡れで走っていけるか?
今日も土砂降り
[悲观 乐观 积木交替倒塌 每当回顾过往便会疼痛的伤口
很早以前本该遗忘的笑话
是成还是败 是去还是回 是雨还是晴 是做还是弃
是胜还是负 能振奋起来吗 能从头开始吗 是生还是死
「没有不停歇的雨」「没有天不亮的夜」
不再说这些话 将希望寄托于明天
能在倾盆大雨中 浑身湿透地向前奔跑吗
今天也是磅礴大雨]
そういや いつかもこんな雨だった
[说来 之前也下过这么大的雨啊]
7.後期衝動(后期冲动)
「誰だお前は」と言われ続けて 赤字のライブで、だるい社会で
ラジオに雑誌にインターネット 誰だお前は?誰なんだ僕は?
初期衝動もとっくに消えた 「今に見てろよ」って今も過ぎた
だからと言って惰性ではなくて 言わざるをえない言葉について
[「你是谁啊」一直被人问道 在票房亏本的Live上 在慵懒的社会上
电台里杂志上网络中 你是谁啊 我是谁啊
初期的冲动早已退散 「现在给我看好了」的现在也早过了
并不是说什么惰性 而是关于不得不说的话]
バイトで散々陰口言われて 手に汗びっしょり膝が震えて
助走は長けりゃいいって言うが あまりに深い暗いどん底で
今が助走だって言い聞かせて 自分とばかり会話が増えて
ついに僕は僕と二人暮らし そして気付くんだ「誰だお前は」
[在打工的地方被人说尽坏话 满手是汗膝盖发抖
虽说助跑越长越好 但在深邃黑暗的最底层
劝导自己现在只是助跑 和自己的对话逐渐增多
不经意间我和我开始了两人生活 于是才惊觉「你是谁啊」]
金も生活もどうでもいいよ 綺麗なものだけ見させてくれよ
ライブ帰り浅虫の黄昏 そういう景色をもっと見たいよ
言葉は無力と誰かが言った 無力と言うのも言葉と知れば
恨み辛みも嫉妬も賛美も 全弾こめて、悲観蜂の巣だ
[金钱也好生活也罢都无所谓 我就只想看美好的事物
Live结束归途中浅虫的黄昏 我想再多看看这样的景色
有人说语言是无力的 要说它无力也要先学会语言
将怨恨辛劳嫉妒赞美 全部揽下的 悲观的蜂巢]
*浅虫:地名
誰かの言葉で話すのやめた 誰かの為に話すのやめた
ノルマ、売り上げ、数字じゃなくて 僕は言葉で会話がしたいよ
理想論、嘲笑うのは誰だ 歌手は理想を歌うのが常だ
いいからお前さっさと歌えよ 一体全体、誰だお前は?
[不再用别人的言论说话 不再为了别人而说话
我想用语言来对话 而不是什么定额指标 销售额 或数字
理想论 是谁在嘲笑 歌手讴歌理想是常事
行了你快唱歌吧 话说你到底 是谁啊]
8.ヨクト(yocto*)
*国际计量单位,表示10^-24,中文为幺[科托],符号为y
ヨクトはとうとう気が触れたみたいだ 神経症的な陽光の断絶
ポリ袋の夜明けは半ば難破船 社会生活の規律に座礁する
陰口 ため口 鬱憤の捌け口 派遣 日払い 夢 労働 労働
プライドも希望もガラ袋につめた ゴミを漁るカラスが夕日に飛んだ
[yocto好像终于发疯了 神经质般的阳光断绝
塑料袋的黎明是半遇难船 触礁在社会生活的规律上
中伤 随意的口吻 不满的宣泄 派遣 日结工资 梦想 工作 工作
自尊希望都装进编织袋 寻食垃圾的乌鸦飞向夕阳]
*半ば:某种状态达到一半
抜け出せない日々の泥沼に
片足突っ込んで もう全部諦めた
[无法抽身的岁月泥沼
一脚踏进 全然放弃]
夢は必ず叶うから って夢を叶えた人達が
臆面もなく歌うから 僕らの居場所はなくなった
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
カビ臭い部屋に寝転んで 世界が終わるのを夢想する
[相信梦想必定会实现 终而实现了梦想的人们
不害臊地唱起歌 于是我们失去了自己的立场
yocto大量丧失 作为人的最小单位
躺在霉臭的房间里 幻想着世界的终结]
「用がないならもう電話はしないで」 昔付き合ってたあの娘は言う
僕にはすがるもの幾つあるだろう 空しくなるから考えるの止めた
[「没什么事就别再打电话来了」 我的前女友说道
我还有可以依靠的东西吧 徒增空虚还是不多想了]
泣きたいのは悔しさがあるからで
最後に泣いたのは もういつの事だっけ
[想哭是因为不甘心
最后一次流泪 是什么时候的事呢]
誰が一番幸せか 比べ出したらもう末期だ
簡単に人を笑うなら 嘲笑はどうせ順繰りだ
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
カビ臭い部屋に寝転んで 世界が終わるのを夢想する
[谁是最幸福的 一旦拿来比较那离结束也不远了
如果你轻易地笑别人 终归还是会轮到被别人嘲笑
yocto大量丧失 作为人的最小单位
躺在霉臭的房间里 幻想着世界的终结]
ポケット地図 就業証明書 電気水道ガス請求書
時給 レシート 冷凍倉庫 愚痴 悪口 クズのショウウィンドウ
未開封包丁 2ちゃんに投稿 薄い壁の向こう側の幻聴
孤独の焦燥 やばいよどうしよう 教えてここから抜け出す方法
抜け出す方法
生きたいよもっと
[口袋地图 就业资格证 水电煤账单
计时工资 收据 冷冻仓库 牢骚 谩骂 废品的陈列橱窗
未开封刀具 2ch投稿 薄墙之隔的幻听
孤独的焦躁 糟糕该怎么办 告诉我从这里逃脱的方法
逃脱的方法
我还想活更久]
僕らが道を選ぶなら 答え合わせなんてないから
誰かのせいにするのなら その誰かに生かされてるんだ
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
どうせいつかは終わるなら せめて自分で選んだ終わり方
[若要选择我们的道路 就没必要互相讨论答案
若要怪罪他人 不就等于依靠别人而活
yocto大量丧失 作为人的最小单位
就算有朝一日会结束 宁可按自己选择的方式结束]
9.街の灯を結ぶ(连结路灯)
都会の喧噪に 田舎の田園に
でかい異物感に ぶれっぶれのやわな自我が
なに叫んだところで鉛色の雲に 跳ねっ返り 無惨に落ちて耽る徒労感に
「やっぱりダメか」が口癖のとんま 悔しさに涙一つ落としてみろよ
今日は今日とて 追い風は路傍に落ちて
光射すのは向こう側 待ち望む埠頭から
[因都市的喧嚣 农村的田园
巨大的异物感 而动摇的柔弱的自我
发出呼喊 却从铅灰色的云层里 反弹 不幸地坠落沉溺的徒劳感
「果然不行啊」口头禅的愚笨 试着对懊悔落一滴泪吧
今天即是今天 顺风在路边降落
光从对过 期盼的码头照射而出]
行こうか戻ろうか進退を突きつける 現実は常にシビアで情もなく
生活費に世間体に将来の安定に 全部かけたルーレットはやおら回りだし
「勝ち負けじゃない」とは苦し紛れに言うが
勝たなきゃならぬ理由も少なからず背負った
あの人の手紙に 友人との約束に 連れ添う恋人に 過去の自分自身に
[是去还是回进退摆在眼前 现实总是毫不留情
把生活费面子未来的安定 全都赌上的转盘从容不迫地旋转着
虽然迫不得已地说「才不分输赢」
但还是背负了许多非赢不可的理由
(比如)那人的信 和朋友的约定 相伴的恋人 过去的自己]
一人一人消えてく街 日暮れの駅迎えは来ない
勇気も覇気も野心もない それでも生きる僕は何?
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[人们一个接一个消失的街 黄昏的车站无人迎接
没有勇气霸气野心 却依然活着的我算什么
拖着脚步从一个路灯到下一个路灯 像星座的线一样 连结路灯
不停留不回头一味地 像星座的线一样 连结路灯]
始めは青く眩しい夢物語 多くの少年が未来へと勇み
へましたって転んだって泣いたり笑ったり
それを青春と呼んで社会へ旅立ったり
次第に脱落者は増える一人また一人
逃れられぬ幼児性 モラトリアムの闇
残りわずか数人の馬鹿が傷を舐め合い 気付けば一番馬鹿な僕が一人
[开始是蔚蓝炫目的梦物语 许多少年勇敢迈向未来
有犯错也有跌倒有哭也有笑
称其为青春开始迈向社会的路途
渐渐地掉队的人一个接一个增加
难以摆脱的幼稚 青涩的黑暗
留下为数不多的傻瓜们互舔伤口 然后发觉最傻的只我一人]
一人一人消えてく街 日暮れの駅迎えは来ない
勇気も覇気も野心もない それでも生きる僕は何?
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[人们一个接一个消失的街 黄昏的车站无人迎接
没有勇气霸气野心 却依然活着的我算什么
拖着脚步从一个路灯到下一个路灯 像星座的线一样 连结路灯
不停留不回头一味地 像星座的线一样 连结路灯]
振り返ってもなんもねえ 綺麗なだけの思い出
この回り道がいつか僕を救ってくれる日まで
過去に勝つ為の今の僕になる為に 今に勝つ為の明日の僕になる為に
生き残ったのか 取り残されたのか
なんにしても過ぎた人の顔は忘れない
ありがとう さよなら 昨日を捨てた僕が
桜散った夜の五反田を歩いてる
[再怎么回顾 也只是空留美好的回忆
直到某天这条绕道能将我拯救
为了能战胜过去成为今天的我 为了能战胜今天成为明天的我
幸存下来了吗 被甩下了吗
不管如何都不能忘了逝去之人的容颜
谢谢 再见 抛弃昨天的我
游走在夜晚樱花凋散的五反田]
一人一人消えてく街 日暮れの駅迎えは来ない
勇気も覇気も野心もない それでも生きる僕は何?
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[人们一个接一个消失的街 黄昏的车站无人迎接
没有勇气霸气野心 却依然活着的我算什么
拖着脚步从一个路灯到下一个路灯 像星座的线一样 连结路灯
不停留不回头一味地 像星座的线一样 连结路灯]
10.生活感(生活感)
国道の 照り返し 尖る 青空に 銀河の幻想 北極星の 生活感
ストーブにくべる 深雪の 一夜 縷々として 立ち昇る 煙に 百日咳
巌々山の 袂の森に 幾千年に一度の 月夜 溜め息一つの 請求書
あの娘が 眠る 静寂が 映る 密林を
描いた壁紙に 世界を渡る 蚰蜒
[公路的 反射 尖锐 蓝天中 银河的幻想 北极星的 生活感
给暖炉添柴加油 深雪的 一夜 缕缕 升腾的 烟 百日咳
峭峻山脚下的 森林里 几千年一次的 月夜 一声叹息的 申请书
她 入眠 在描绘着 静寂 密林的
壁纸上 穿越世界的 蚰蜒]
僕の歌にしつこい汚れ
僕の歌にしつこい汚れ
僕の歌にしつこい汚れ
喜びの歌に 歌に
[我的歌曲里顽固的污秽
我的歌曲里顽固的污秽
我的歌曲里顽固的污秽
愉悦的歌曲里 歌曲里]
11.ひろ(阿宏)
ひろ お前に話したい事が 山ほどあるんだ聞いてくれるか?
何度も挫けそうになった事 実際 挫けてしまった事
お前の好きだったセブンスターを 吸うのも肩身が狭くなったし
彼女も「禁煙しなきゃね」って 言うもんだから まいるよな
[阿宏 我有很多话想对你说 你能听听吗
那些差点受挫的境地 实际 已经遭遇的失败
连抽你曾喜欢的七星烟 也觉得丢面子了
她也说「快戒烟吧」 真是 没辙啊]
あの日と同じ気持ちでいるかっていうと そうとは言い切れない今の僕で
つまりさお前に叱って欲しいんだよ
どんな暗闇でも 照らすような強い言葉
ずっと探して歩いて ここまで来ちゃったよ
[还保持着那时的心境么 无法确定回答的如今的我
其实好想被你痛骂
用能够照亮无尽黑暗的光一般坚韧的话语
我一路探索着 终于到达了这里啊]
もう無理だって言うな 諦めたって言うな そんな事僕が許さねえよ
他に進むべき道なんてない僕らにはさ
お似合いの自分自身を生きなきゃな
いつも見送る側 それでも追いかけた 間に合わなかった夢を憎んだ
でもお前の居ない世界でも なんとかなるもんだ
それが悲しい お前はまだ19歳のまま
[不要说什么不行了 放弃了 我是不会允许的
别无他路可走的我们
必须活出与自身相称的人生
总是观望 但还是追了上去 憎恨没能赶上的梦想
哪怕在没有你的世界 也总会有办法的
那多悲伤 你依然19岁]
やりたい事をやり続ける事で 失う物があるのはしょうがないか
やりたい事も分からなくなったら その後におよんで 馬鹿みたいだな
[坚持做自己想做的事 难免会因此失去些什么吧
如果连自己想做什么都不知道了 今后就会像个傻瓜一样了吧]
どんなに手を伸ばしても届かないと思ってた 夢のしっぽに触れたけど
今更迷ってしまうのは 僕の弱さか
日の暮れた帰り道 途方も無い空っぽに
襲われて立ちすくむ 都会の寂寞に
[终于碰触到 曾一直以为永远抓不住的梦想的尾巴
却在此刻犹豫不决 是我太软弱了吗
日落的归途 出奇空虚地
被都市的寂寞 袭击得呆若木鸡]
もう無理だって泣いた 諦めたって泣いた
でもそんな物きっと自分次第でさ
他に進むべき道なんてない僕らにはさ お似合いの言い訳を選んでただけ
いつも見送る側 それでも追いかけた 諦めかけた夢を掴んだ
でもお前の居ない世界じゃ 喜びもこんなもんか
それが悲しい お前はまだ19歳のまま
[哭着说不行了 放弃了
但这都是自己的选择
别无他路的我们 只是选了一个合适的借口
总是观望 但还是追了上去 抓住了曾放弃的梦想
可是没有你的世界 喜悦也不过如此
那多悲伤 你依然19岁]
今年も僕は年を取って お前は永遠に19歳で
くだらない大人になってしまうのが 悔しいんだよ 悔しいんだよ
なぁひろ 僕は今日も失敗しちゃってさ
「すいません、すいません」なんて頭を下げて
「今に見てろ」って愛想笑いで
心の中「今に見てろ」って なぁこんな風に
かっこ悪い大人になってしまったよ
だらしのない人間になってしまったよ
お前が見たら絶対 絶対 許さないだろう?
だから僕はこんな歌を歌わなくちゃいけないんだよ
[今年我又大了一岁 而你永远是19岁
不甘心呐 不甘心自己就要变成一个无聊的大人
呐 阿宏今天我又失败了
「对不起 对不起」地低头道歉
「走着瞧」在心里
谄笑着说「走着瞧」 呐 就像这样
变成了一个很逊的人
变成了一个散漫的人
你要是看到我这样肯定 肯定 不会原谅我吧
所以我才不得不唱着这样的歌啊]
ガキみたいって言われた 無謀だって言われた
それなら僕も捨てたもんじゃないよな
誰も歩かない道を選んだ僕らだから 人の言う事に耳を貸す暇はないよな
いつも見送る側 なんとか飛び乗った 身の程知らずの夢を生きている
でもお前の居ない世界じゃ 迷ってばかりだ
でも それもガキらしくて 悪かないのかもな
僕は歌うよ 変わらずに19歳のまま
[别人说我幼稚 别人说我鲁莽
就算那样也不该放弃自己啊
既然我们选择了谁都不走的道路 就无暇顾及别人的言论了啊
总是观望 但也算一跃而起 活在自不量力的梦里
可是没有你的世界 充满迷茫
不过 那也只是幼稚 而并非坏事吧
我会继续歌唱 依旧不变的19岁]
12.それはまた別のお話(另当别论)
あれから僕ら幾星霜
始まりが遠くに霞む
国道の朝焼け
浅虫の黄昏
辛い事 泣いた事 笑った事
[从那时起我们几经风霜
起点在远处朦胧不清
公路的朝霞
浅虫的黄昏
痛苦 哭泣 欢笑]
一つが二つあって 手を結んだら一つで
二人が分かち合って 一つずつの夢
悲しみのない世界で 眠って 眠って
明日の事とか それはまた別のお話
[一一为二 手牵手便为一
两人共同分享 一个一个的梦想
在没有悲伤的世界里 沉睡 沉睡
至于明天的事 另当别论]
冷たい雪の粒が
思い出を積み上げる夜
君は優しく笑う
春を待つ想望
ストーブがしんと鳴る部屋の中
[冰冷的雪花
堆积起回忆的夜晚
你温婉而笑
待春的思慕
暖炉静静燃鸣的房间里]
一つが二つあって 名を呼び合えば一つで
二人が分かち合って 一歩ずつの歩み
悲しみのない世界で 眠って 眠って
明日の事とか それはまた別のお話
[ 一一为二 互唤其名便为一
两人共同承担 一个一个的脚步
在没有悲伤的世界里 沉睡 沉睡
至于明天的事 另当别论]
辛い事も 泣いた事も 笑った事も
赤くなる
夕焼けがやってくる頃に
僕らは皆赤くなる
[痛苦 哭泣 欢笑
都被映红
在夕阳西下时分
我们都将被映红]
いい人も 悪い人も 怒った人も
赤くなる
夕焼けがやってくる頃に
等しく皆赤くなる
[好人 坏人 生气的人
都被映红
在夕阳西下时分
大家都将被映红]
一つが二つあって 笑い合えたら一つで
二人が分かち合って たった一つの願い
悲しみのない世界で 眠って 眠って
明日の事とか それはまた別のお話
[一一为二 互相而笑便为一
两人共同期许 唯一的一个愿望
在没有悲伤的世界里 沉睡 沉睡
至于明天的事 另当别论]