全碟歌词翻译
正文前的屁话两三句:
貌似比上张温情 脑残粉依旧很买账
这次的歌词明明没那么中二但依然死掉我不少脑细胞啊...
翻得不对或不好的方请指点
作词作曲:秋田ひろむ
录入&翻译:雷仔
1.ラブソング(Love Song)
未来は無いぜ 陽も射さない 時代葬ったカタコンベ
油田から昇る黒煙に 咳き込む妹微笑んで
西のバラックに配給を 取りに行った兄は帰らない
「お買い求めはお急ぎを」 とテレビだけが嫌に賑やかだ
[没有未来 没有光照 埋葬时代的地下墓穴
由于油田升起的黑烟而剧烈咳嗽的妹妹 微笑着
去西边兵营取得救援物资的哥哥 仍不归来
只有电视台厌烦地喧吵着「欲购从速」]
満たされた時代に生まれた と大人は僕らを揶揄した
どこに安寧があるのだと 気付いた時にはもう遅かった
不穏な煙が立ち昇り あれは何だと騒ぎ立てた
奴から順に消えて行った 今じゃ町ごと墓場だ
[大人们嘲笑我们是生在饱和时代的人
意识到何处才是安宁的时候 早已为时已晚
险恶的浓烟升起 从那些不明所以骚动的人开始
大家一个接一个地消失了 如今连城市在内都是一片墓地]
愛すら知らない人が 居るのは確かだ
それを無視するのは何故だ それを無視するのが愛か?
[确实有人不懂爱为何物
然而为何视而不见 无视他们的是爱吗]
ATM 電気椅子 ストレルカとベルカ* 紙幣と硬貨
愛こそ全て
再来世と来世 社会性 人の指の首飾り 花飾り
愛こそ全て 信じ給え
[ATM 电椅 Belka和Strelka* 纸币和硬币
正是爱催生了一切
来世和来世的来世 社会性 戒指项链 花饰
正是爱催生了一切 请相信]
*Belka和Strelka:在1950年代到1960年代之间苏联太空署使用一群犬只进行次轨道和轨道上的太空飞行,这是其中两只狗的名字
土砂降りの雨の中を 傘もささないで歩いた
「傘が無い」と口ずさむけど むしろ傘を買う金が無い
狭いアパートに戻っても 惨めでまた死にたくなった
「お買い求めはお急ぎを」 とテレビだけが嫌に賑やかだ
[在倾盆大雨中 没撑伞淋着雨走
随口说我没伞 其实是没钱买伞
回到狭小的公寓 凄惨得想去死
只有电视台厌烦地喧吵着「欲购从速」]
夢すら持てない人が 居るのは確かだ
それを歌にしては駄目か? それを無視するのが歌か?
[确实有人毫无梦想
不能以此而歌唱吗 无视他们的是歌吗]
資本主義 ノンフィクション フィクション 個室ビデオ* 虚無 人生回顧
愛こそ全て
シグナルとシグナレス* 始発電車 自殺 唄うたいと商業主義
愛こそ全て 信じ給え
[资本主义 写实 虚构 录像店* 虚无 人生回顾
正是爱催生了一切
Signal和Signaless* 始发电车 自杀 渴望歌唱和商业主义
正是爱催生了一切 请相信]
*录像店:中文里可能没有对应的词。其实是指可以在当场观看成人影片的风俗店,类似于漫画喫茶店,可以在包厢里自由观看
*Signal和Signaless:宫沢贤治的一本短片童话绘本也叫这个名字
未来には期待しないよ 息も出来ないよ 夜の闇の中 不安で眠れない
愛されるだとか 愛するんだとか それ以前に僕ら 愛を買わくちゃ
消費せよ 消費せよ それ無しではこの先 生きてけない
消費せよ 消費せよ それこそが君を救うのだ
[未来毫无期待可言 无法喘气 在黑夜里 不安得无法入眠
我们必须先买到爱 才有资格谈被爱和去爱
所以去消费吧 消费吧 否则今后将无法生存
所以去消费吧 消费吧 只有这样才能拯救你]
社会性不安 買春 輪廻転生 ラブソング ラブソング
愛と平和 無銭飲食 墓石
愛こそ全て
自動小銃 生命保険 物欲 ビデオゲームと人殺し
愛こそ全て
[社会动荡 卖yin 轮回转世 LoveSong LoveSong
爱与和平 吃霸王餐 墓碑
正是爱催生了一切
自动手枪 生命保险 物欲 游戏机 杀人
正是爱催生了一切]
急いで買いに行かなきゃ 誰よりも多く買わなきゃ
奪ってでも手に入れなきゃ
愛を買わなくちゃ
[必须赶快去买 必须比别人买得更多
哪怕抢夺也必须得到
必须买到爱]
2.ナガルナガル(流逝流逝)
幾時代かがありまして 悲しいことが起こりました
もう 知らない振りはできないよ 僕らは知ってしまったから
当たり前の事なんですが 日々は 流る 流る 流る
[时代一度变迁 悲情一度上演
已经不能再装作不知 我们明确在心
理所当然 岁月在不停流逝 流逝 流逝]
着飾るもんが無くなって 格好つけるもんが無くなって
裸の心で向かい合う そんな時が来たって気がするよ
[退去盛装 不再装腔作势
用坦诚的心相对 这种时代好像已经到来]
涙流る 時も流る 僕ら確かなもんをさがしてる
街は変わる 人も変わる 昨日ゴミだった君の心も
捨てないでよ
[泪在流 时光也在流 我们追寻可靠
城市在变 人也在变 连同你昨天肮脏的内心
请别丢弃]
ビル風の吹き溜まりでは 肩を落とし歩く君の
夢、希望はファンタジーじゃなく 歩幅の延長線上にある
大事なもの大事と言え 君は 進む 進む 進む
[你在大楼风吹落的堆积下 乏力地行走
你的梦和希望不是幻想 它们就在你一步之遥的延长线上
重要的事物就大声说很重要 你要前进 前进 前进]
強がる理由が無くなって 不幸ぶる理由も無くなって
本音の言葉で向かい合う そんな時が来たって気がするよ
[没有理由再去逞强 没有理由再去假装不幸
意识到 以真心对真心的时刻已到来]
涙流る 時も流る その速度より早く走りぬけ
街は変わる 人も変わる 昨日報われなかった願いも
捨てないでよ
[泪在流 时光也在流 用更快的速度跑过
城市在变 人也在变 连同昨天未能实现的愿望
请别丢弃]
過去から未来 繫ぐ実線 ミクロからマクロ帰結して
流転に物思う暇なく 有史以前と同じ風が吹く
時代の愛の価値移ろい 未来永久に過ぎ去る理
時代の愛の価値移ろい 離したくないと抱いたの何?
[连接过去和未来的实线 微观归结到宏观
无暇思虑瞬息变迁 吹拂的风不曾改变
时代的爱的价值在转变 贯穿永恒的真理
时代的爱的价值在转变 坚持死守着什么]
痛みも全部無くなって 喜怒哀楽も全部無くなって
「平穏だ」なんて閉じこもる そんな毎日なんてくそくらえ
[没了疼痛 不再有喜怒哀乐
封闭在所谓的平稳里 这样的日子就让它见鬼去吧]
涙流る 時も流る そんな世界じゃ僕ら一瞬だ
急げ 急げ 急げ 急げ 昨日笑われた君の本気も
捨てないでよ
[泪在流 时光也在流 和世界相比我们只是一瞬间
赶快 赶快 赶快 赶快 连同你昨天被嘲笑的决意
请别丢弃]
君の番だよ
[轮到你咯]
3.セビロニハナ(西服上的花)
鈍感さは強さとして
昨日までの様々は 過ぎた景色と振り返らず
敏感さは弱さよして
誰も眼にくれない 人混みの機微に傷ついて
[迟钝作为一种坚强
种种往事 已是过眼云烟 不再回顾
敏感作为一种软弱
事不关已 受损于人情世故]
瞬間 突風吹き抜けて
背広の襟に張り付く花に
気付く人など少ないが
[瞬间 一阵风吹过
少有人能察觉到
飘落在西装衣领上的花瓣]
気付いた君が都市を行く
痛みを知った 足取りで
恥ずかしそうに都市を行く
[然而察觉到的你却往市内走去
仿佛是感到疼痛般 护着腿
害臊地却往市内走去]
君に張り付く花びらが
君の名前を語ってる
[附着的花瓣向你
诉说着你的名字]
4.ナモナキヒト(无名人)
一人の夜の寂しさを 言い訳にしてみても
傷つける為の言葉は 空しくなるだけ それでも
心に穴が空いて そこに流れ込んだ泥水は
全部吐き出さなきゃ 苦しくても吐き出さなきゃ
[试着为夜里独自的寂寞而辩解
伤害的话语也只会徒增空虚 即使如此
流入心中空洞的泥水
也必须全部吐出 再痛苦也要吐出]
上手くいかないときは 何をやっても駄目で
駄目だ駄目だって思ってりゃ 上手くいくもんもいかないよな
カーテンの隙間から 朝日が急かしやがるんだ
もう出掛ける時間だよ しょうがない出掛けるか
[诸事不顺的时候 做什么都觉得徒劳
如果总是这么想的话 顺利的事也会变得不顺了
朝阳在窗帘的空隙间 催促着该出门咯
于是就无可奈何的出门吗]
名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 出会いと呼ぶには つかの間過ぎたのだが
名前を付けてくれないか こんな傷だらけの生き方に
[无名的我 无名的你 碌碌无名的我们
疲惫不堪 漂泊到此 最终却彼此擦肩而过
若称其为相遇的话 也太过短暂
能为这伤痕累累的生存方式 取个名字吗]
誰かが君の事を 悪く言っていたとしても 大丈夫
人の生き方は 良い悪いではないのだ
目の前の分かれ道の 選択に悩みこそすれど
それを不正解と言ってしまう選択こそ 最も不正解なのだ
[即使有人对你口出恶言 也请不要在意
人的生存方式 不分好与坏
面对眼前的分叉口 或许会烦恼如何选择
说自己的选择是错误的 才是最不正确的]
上手く行かない時は 人のせいにしそうなもんで
それを自分のせいにしてる 君は優しすぎるから
駅のホームでも ため息さえ飲み込んで
息を詰まらせているのは 全く君らしいよ
[不顺心的时候 很容易将错推给他人
你却如此温柔 将错归为自己
在车站站台上 忍住叹息
却自己呼吸窘迫 果然有你作风]
名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 運命を呼ぶには ありふれていたのだが
名前を付けてあげるのだ こんな傷だらけの生き方に
[无名的我 无名的你 碌碌无名的我们
疲惫不堪 漂泊到此 最终却彼此擦肩而过
若称其为命运的话 也太过寻常
就为这伤痕累累的生存方式 取个名字吧]
人知れず流した涙 隠していた悔しさ
名付けられる事無い 詠み人知らずの悲しみ
ビルの風に舞い上がり 路地の隅に吹き溜まる
始めから無かったみたいに忘れるか
僕達の名も無き悲しみは 今こそ讃えて然るべきだ
僕達の名も無き悲しみは 君に見つけられるのを待っている
[暗中流下的泪 隐藏的悔意
都不曾被命名 吟唱独自的悲伤
小巷角落边的堆积物 随大楼间的风飞扬
像一开始就不存在一样遗忘掉吗
我们那无名的悲伤 理应现在被赞扬
我们那无名的悲伤 正等着被你发现]
名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 必然と呼ぶには 瑣末過ぎたのだが
今こそ 名前を呼び合うのだ この傷だらけの生き方の
名も無き人
[无名的我 无名的你 碌碌无名的我们
疲惫不堪 漂泊到此 最终却彼此擦肩而过
若称其为必然的话 也太过琐碎
就在此刻 相互呼喊名字吧 背负满是伤痕生存的
无名人]
5.ハレルヤ(哈利路亚)
希望と挫折 交互に足踏みしてここに来たよ
けど別にこれといって何かを成し遂げたわけじゃない
夜空が僕らの憂鬱な溜息に撃ちぬかれて
ぽっかり開いた穴みたいな満月が ちょっと悲しい
[在希望与挫折的交替停滞下才到达了这里
虽然这并不代表有所成就
夜空被我们忧郁的叹息彻底击溃
像突然开了洞口似的满月 稍感凄凉]
時々このまま消えてしまいたいって思うのは
僕らは何故だか儚いものに憧れるから
中央線を惰走するセンチメンタルを称えよ
主よ 僕らの未来は等しく 凍えるレールの上
[有时会想要是就这样消失该多好
那是因为我们对虚幻满怀憧憬
赞扬那在中央线飞驰成习的多愁善感吧
主啊 我们的未来就在这同时解冻的铁轨上]
これからどこへ向かおう 僕らも どうせちっぽけな宇宙の塵
[现在就向着某个地方出发吧 反正我不过是宇宙间渺小的尘埃]
ハレルヤ 君の明日が 素晴らしい日であるように
願いをかけなくちゃ 流れ星
走り出す刹那 放つ花火が「今」なんだ
欲しいのは 今だけ
[哈利路亚 希望你的明天很美好
赶快许愿 流星
奔跑的那一刹那 烟花绽放就是现在
想要的就是现在]
僕の好きなバンドのCDが「退屈だ」と歌う
君は真面目な顔で助手席の窓を見つめてる
秋の空が鉄橋を走る電車に切り裂かれ
そこから吹き出した血液みたいな夕日がなんだか怖い
[你喜欢的乐队在CD里歌唱着无聊
你一脸认真凝视助手席窗外
秋季的天空被铁桥上飞驰的列车划开一道口
夕阳就好像是从开口处喷出的血液一般可怕]
一人じゃないんだよと歌って 彼女の胸が張り裂けてしまえばいい
[唱着我不是一个人 她肝肠欲断就好]
ハレルヤ 君の明日が 素晴らしい日であるように
願いをかけなくちゃ 流れ星
駆け抜ける刹那 放つ花火が「今」なんだ
欲しいのは 今だけ
[哈利路亚 希望你的明天很美好
赶快许愿 流星
赶超的那一刹那 烟花绽放就是现在
想要的就是现在]
まるで生きてるなんて感じねぇ まるで誰かの夢を見てるみてぇ
まして喜びなんて信じねぇ こんな僕でも今を生きてみてぇ
生きてみてぇ
[感觉不到自己活着 好像做着别人的梦
况且喜悦不可信 哪怕是这样的我也好想活着
想活着]
ハレルヤ 僕の明日が 退屈に溺れるから
いっそ燃え尽きたいよ 流れ星
砕け散る刹那 放つ花火が「今」なんだ
欲しいのは 今だけ
[哈利路亚 倘若你的明天很枯燥
干脆燃烧殆尽吧 流星
粉碎的那一刹那 烟花绽放就是现在
想要的就是现在]
6.アイスクリーム(冰激凌)
駅のエレベーターがあまりにも唯物的で
この六月のとある一日ですら とても唯物的に思えて
だから僕は 僕の情緒と秘密を交わし合う
[车站的电梯太过唯物
于是就连六月的某一天也那么的唯物
所以我 交换了我的情绪和秘密]
改札を抜けると 少し夏の匂いがして
色んな人が最大公約数的に笑って
その重量が 個人的な空白と釣り合わず
僕は 僕の情緒と秘密を交わし合う
[一出检票口 迎面而来些许夏日气息
各式各样的人露出最大公约数的笑容
那份重量 无法和个人的空白相平衡
所以我 交换了我的情绪和秘密]
虚しい 寂しい と言ったら終わり
虚しい 寂しい と言ったら終わり
虚しい 寂しい と言ったら終わり
虚しい 寂しい
[好空虚 好寂寞 一旦说出口就完了
好空虚 好寂寞 一旦说出口就完了
好空虚 好寂寞 一旦说出口就完了
好空虚 好寂寞]
石畳の歩道が 日照りでとても熱そうだから
今年の六月は ここに捨てていこうと
アイスクリーム屋の看板を見て
思った
[石板人行道 在日照下显得格外炎热
所以今年的六月 还是舍弃这里吧
我看着冰激凌店招牌
这么想到]
7.アポロジー(Apology)
暗いところに隠れたら 誰にも見つかれないと思ってた
だけど自分の姿さえ見失ってしまうとは 困ったな
ほんとの事は分からない ずっと考えてるけど分からない
優しい人にはなれない 打算と狡さの怠け者
[曾想过躲进阴暗处 谁都找不到
不过要是连自己都迷失了那就麻烦了
不明真相 一直在思索还是不明白
狡猾算计的倦怠者 无法成为纯真的人]
星空が水面に映ったみたいな 街の灯を眺めてた
あんまり綺麗だから そこまで歩いたら生ゴミ臭かった
酔っぱらって抱き合う男女 混濁した頭で見るなら
この世はきっと美しい ゴミ溜めだって美しい
[注视着仿佛映照在水中的星空般的街灯
太过美丽 好像一踏进那里就会污浊发臭
互相拥抱的烂醉男女 在他们混沌的脑中望去
这个世界一定无比美丽 即使是垃圾堆也依旧美丽]
嘘は泥棒の始まりです 自分に正直に生きなさい
幼い頃の約束は 大人になった今も有効ですか
出来て当たり前の事が 出来ない出来損ないの僕ら
開き直れるならまだましか 反省ばっかじゃ世話無いな
[谎言是盗取的开端 表里如一地生活吧
幼年时的约定 长大后还有效吗
连理所应当的事也做不来做不出的我们
能改正态度最好 若只是反省真叫人无言以对]
約束なんて何一つ守れなかった僕らのアポロジー
世界に文句ばっか言ってたら 誰も愛しちゃくれねぇよ
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
[一个诺言也没能履行的我们的Apology
总是对世界不停抱怨的话 是得不到任何人的爱的哟
能诚心诚意地道歉吗?
能诚心诚意地道歉吗?]
世界から爪弾きにされて 息を殺して身を潜めて
一世一代の復讐で 腹から笑えると思ってた
世界に笑われた分だけ 世界を嘲笑ってみたら
なんだかとっても虚しくて 尚更惨めになりました
[被世界排斥 于是屏息隐身
完成一生最重要的复仇后 我以为就能发自肺腑的大笑
世界怎么嘲笑我 我就怎么嘲笑世界
没想到反而很空虚 反而更凄惨]
小さな川の連なりが やがて海にたどり着くような
僕らの無粋な罪悪が 涙となって流れたんだ
汚れた海は許せないが 汚れた涙も同じだ
悔しくてしょうがないと 嫌われたい訳じゃないよ
[延绵相接的小河川 最终汇入大海
我们无情的罪恶 化成眼泪流下
污浊的大海得不到救赎 污浊的眼泪也是一样
万分后悔 不代表想被讨厌]
期待通りに生きる事なんて出来ない僕らのアポロジー
傷つけ合ってばっかりいたら信頼なんて 出来ねぇよ
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
[无法随心所欲生存的我们的Apology
总是互相伤害的话 是得不到任信的哟
能诚心诚意地道歉吗?
能诚心诚意地道歉吗?]
陰口たたいて 舌出して 嘘ばっか付いて痛い目みて
大人になっても同じだ ふて腐れてんのも同じだ
どこまで行っても逃げられない 僕は僕からは逃げられない
明日から生まれ変わるから そう言って今日に至りました
[在人背后说闲话 暗中嘲笑 谎话连篇 难逃报应
长大了也还是一样 再赌气也还是一样
无处可逃 我无法逃离我自己
说着明天会改变的 结果就到了今天]
誰かの為に生きるなんて出来なかった僕らのアポロジー
自分勝手に生きる僕を 全て許してくれたあの娘に
いつまで経っても変われない平凡な 僕らのアポロジー
どんなに嫌っても ただ僕を受け入れてくれた世界に
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
御免なさい ちゃんと言わなくちゃ
[无法为某人而活的我们的Apology
向那位从容我们肆意生存的姑娘
承上我们经久不变平凡的Apology
无论多么讨厌 只不过 我能向这个接受我的世界
诚心诚意地道歉吗?
诚心诚意地道歉吗?
我必须诚心诚意地道歉]
8.カラス(乌鸦)
上空に群れをなして飛ぶカラス
陽が落ちても 今朝からの雪は止まず
僕はと言えば 交互に足踏み 未だ繰り返す
それだけの日々には唄を すべからく
[不成群的乌鸦在高空飞翔
日落西山 一早就开始下的雪依旧未停
而我 依旧在原地踏步 反反复复
仅为这些岁月 必然献上一曲]
むつ市の風は 人の気も知らず
馬鹿げた苦悩み 恥を 吹き曝す
それを寒いと 嘆くに非ず
偉大で不遜な 慈悲をはらむ
北風にただ姿勢を正す
[陆奥市的风 不知人心地
席卷着愚蠢的苦恼和羞耻
这并非是在悲叹寒冷
孕育伟大傲慢的慈悲
只为纠正北风的姿势]
*むつ市:青森县东北部的一个市
上空に群れをなして飛ぶカラス
北風に僕は答えを探す
[不成群的乌鸦在高空飞翔
我向北风寻求答案]
9.ハルルソラ(晴空)
正午の陽射しが乾かしてしまった 昨日までの雨 昨日までの苦悩
週末は彼女が遊びに来るから ものぐさな僕も部屋を掃除する
[正午的阳光晒干 迄今为止的雨 迄今为止的苦恼
周末女友要来我家玩 懒惰的我打扫起房间]
この町の嘘が 車の追い風に吹かれて転がる 歩道に落ち葉の千切り絵
何もない事が幸せだと思うよ 僕らを悩ませる面倒くさい事が
[这座城市的谎言 被车风吹倒 跌落在人行道汇成一副叶丝画
平淡才是幸福呀 毕竟有那些让我们烦恼的麻烦事]
ほら 子供達が笑って 走る道に季節のハレーション
面影 思い出 綯い交ぜるの写し絵
変わらないものが 変わらなければいい
[看 在孩子们嬉笑奔跑的路上留下的季节光晕
面容 回忆 交织出的写生画
永恒不变只要永恒不变就好]
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です
[晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的蓝天 今天也依旧美丽]
休日の工事現場 でかい建物にカラスも留まれば 夕日も留まる
生活の為には背に腹変えられず 安らぎを売るには それは安すぎる
[休息日的建筑工地 巨大的建筑物上 乌鸦停歇 夕阳停留
为了生活而无可奈何地出卖安逸 实在太过低廉]
はら 風が森を駆け抜け ざわめく声が嘆きかは知らぬが
後ろめたい気がして聴けないよ
変わらないものを 変えるのは難しい
[看 风吹过森林 虽然不知道这沙沙声是否在悲叹
但有种歉疚之感 还是不听为好
永恒不变的东西是难以改变的]
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です
[晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的蓝天 今天也依旧美丽]
風の吹く先に何もないよ 陽が沈む先に何もないよ
僕らが望む答えは きっと無いよ
ただ世界がそこにあるだけ 初めからそこにあるだけ
[风吹向的地方一无所有 太阳西沉的地方一无所有
我们期盼的答案 也无处可寻
世界只不过在那里 从一开始就在那里]
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 空が綺麗です
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です
[晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的天空 如此美丽
晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的蓝天 今天也依旧美丽]
10.祈り(祈祷)
ロウソクの灯を眺めてたら
笑った日の事を 思い出したよ
風の音が少し 怖いけれど
僕は大丈夫 そっちはどうだろう
[凝视蜡烛的火光
回想起往日欢笑的岁月
风声虽然有些吓人
但我不怕 你们呢]
届けたい声が 届かない距離に
横たわる無数の想いが 橋となるまで
[想让这声音越过这无法横越的距离传达给你们
无数的思念横跨 化作桥梁]
祈りは祈りのまんま あなたの枕元に
願いは願いのまんま 明日の太陽と共に
「僕らは無力だ」と暗闇に祈るのが
本当に無力とは信じないぜ
[让饱含的祈祷 在你的枕边伴你入眠
让饱含的祈愿 和明天的太阳一同升起
「我们多么无力」 黑暗中我们祈祷着
我不相信这是无力的]
ロウソクの灯を眺めてたら
それからの事が 不安になったよ
今は少しだけ 落ち込んでいいよ
いつか必ず笑うと 約束するなら
[凝视蜡烛的火光
想起今后的事 突然很不安
如果你能保证 日后还会展颜欢笑
那现在稍许消沉一会也无妨]
解きたい不安が 解けない夜に
散らばる無数の悲しみが 星となるまで
[想让这份不安 在这不会终结的夜里化解
无数的悲伤四散 化作繁星]
祈りは祈りのまんま 凍えた手と手の間
願いは願いのまんま 明日の曇天の隙間
「僕らは無力だ」と暗闇に祈るのが
本当に無力とは信じないぜ
[让饱含的祈祷 握在冰冷的双手间
让饱含的祈愿 藏在明天的云层间
「我们多么无力」 黑暗中我们祈祷着
我不相信这是无力的]
二度と帰らぬものに 雪が降り積もる
もう会えない日々に 雪が降り積もる
震えるあなたの肩に 雪が降り積もる
昨日と同じ雪が降る 昨日と同じ雪が降る
[雪花飘落 堆积在不会归来的事物上
雪花飘落 堆积在无法相见的岁月里
雪花飘落 堆积在你那颤抖的肩膀上
飘着和昨天一样的雪 飘着和昨天一样的雪]
祈りは祈りのまんま 汚れたその頬を称え
願いは願いのまんま 明日の暗闇を照らせ
「僕らは無力だ」と暗闇に祈るのが
本当に無力とは信じないぜ
[让饱含祈福的祈祷 赞扬那弄脏的脸
让饱含祝愿的祈愿 照亮明天的黑暗
「我们多么无力」 黑暗中我们祈祷着
我不相信这是无力的]
貌似比上张温情 脑残粉依旧很买账
这次的歌词明明没那么中二但依然死掉我不少脑细胞啊...
翻得不对或不好的方请指点
作词作曲:秋田ひろむ
录入&翻译:雷仔
1.ラブソング(Love Song)
未来は無いぜ 陽も射さない 時代葬ったカタコンベ
油田から昇る黒煙に 咳き込む妹微笑んで
西のバラックに配給を 取りに行った兄は帰らない
「お買い求めはお急ぎを」 とテレビだけが嫌に賑やかだ
[没有未来 没有光照 埋葬时代的地下墓穴
由于油田升起的黑烟而剧烈咳嗽的妹妹 微笑着
去西边兵营取得救援物资的哥哥 仍不归来
只有电视台厌烦地喧吵着「欲购从速」]
満たされた時代に生まれた と大人は僕らを揶揄した
どこに安寧があるのだと 気付いた時にはもう遅かった
不穏な煙が立ち昇り あれは何だと騒ぎ立てた
奴から順に消えて行った 今じゃ町ごと墓場だ
[大人们嘲笑我们是生在饱和时代的人
意识到何处才是安宁的时候 早已为时已晚
险恶的浓烟升起 从那些不明所以骚动的人开始
大家一个接一个地消失了 如今连城市在内都是一片墓地]
愛すら知らない人が 居るのは確かだ
それを無視するのは何故だ それを無視するのが愛か?
[确实有人不懂爱为何物
然而为何视而不见 无视他们的是爱吗]
ATM 電気椅子 ストレルカとベルカ* 紙幣と硬貨
愛こそ全て
再来世と来世 社会性 人の指の首飾り 花飾り
愛こそ全て 信じ給え
[ATM 电椅 Belka和Strelka* 纸币和硬币
正是爱催生了一切
来世和来世的来世 社会性 戒指项链 花饰
正是爱催生了一切 请相信]
*Belka和Strelka:在1950年代到1960年代之间苏联太空署使用一群犬只进行次轨道和轨道上的太空飞行,这是其中两只狗的名字
土砂降りの雨の中を 傘もささないで歩いた
「傘が無い」と口ずさむけど むしろ傘を買う金が無い
狭いアパートに戻っても 惨めでまた死にたくなった
「お買い求めはお急ぎを」 とテレビだけが嫌に賑やかだ
[在倾盆大雨中 没撑伞淋着雨走
随口说我没伞 其实是没钱买伞
回到狭小的公寓 凄惨得想去死
只有电视台厌烦地喧吵着「欲购从速」]
夢すら持てない人が 居るのは確かだ
それを歌にしては駄目か? それを無視するのが歌か?
[确实有人毫无梦想
不能以此而歌唱吗 无视他们的是歌吗]
資本主義 ノンフィクション フィクション 個室ビデオ* 虚無 人生回顧
愛こそ全て
シグナルとシグナレス* 始発電車 自殺 唄うたいと商業主義
愛こそ全て 信じ給え
[资本主义 写实 虚构 录像店* 虚无 人生回顾
正是爱催生了一切
Signal和Signaless* 始发电车 自杀 渴望歌唱和商业主义
正是爱催生了一切 请相信]
*录像店:中文里可能没有对应的词。其实是指可以在当场观看成人影片的风俗店,类似于漫画喫茶店,可以在包厢里自由观看
*Signal和Signaless:宫沢贤治的一本短片童话绘本也叫这个名字
未来には期待しないよ 息も出来ないよ 夜の闇の中 不安で眠れない
愛されるだとか 愛するんだとか それ以前に僕ら 愛を買わくちゃ
消費せよ 消費せよ それ無しではこの先 生きてけない
消費せよ 消費せよ それこそが君を救うのだ
[未来毫无期待可言 无法喘气 在黑夜里 不安得无法入眠
我们必须先买到爱 才有资格谈被爱和去爱
所以去消费吧 消费吧 否则今后将无法生存
所以去消费吧 消费吧 只有这样才能拯救你]
社会性不安 買春 輪廻転生 ラブソング ラブソング
愛と平和 無銭飲食 墓石
愛こそ全て
自動小銃 生命保険 物欲 ビデオゲームと人殺し
愛こそ全て
[社会动荡 卖yin 轮回转世 LoveSong LoveSong
爱与和平 吃霸王餐 墓碑
正是爱催生了一切
自动手枪 生命保险 物欲 游戏机 杀人
正是爱催生了一切]
急いで買いに行かなきゃ 誰よりも多く買わなきゃ
奪ってでも手に入れなきゃ
愛を買わなくちゃ
[必须赶快去买 必须比别人买得更多
哪怕抢夺也必须得到
必须买到爱]
2.ナガルナガル(流逝流逝)
幾時代かがありまして 悲しいことが起こりました
もう 知らない振りはできないよ 僕らは知ってしまったから
当たり前の事なんですが 日々は 流る 流る 流る
[时代一度变迁 悲情一度上演
已经不能再装作不知 我们明确在心
理所当然 岁月在不停流逝 流逝 流逝]
着飾るもんが無くなって 格好つけるもんが無くなって
裸の心で向かい合う そんな時が来たって気がするよ
[退去盛装 不再装腔作势
用坦诚的心相对 这种时代好像已经到来]
涙流る 時も流る 僕ら確かなもんをさがしてる
街は変わる 人も変わる 昨日ゴミだった君の心も
捨てないでよ
[泪在流 时光也在流 我们追寻可靠
城市在变 人也在变 连同你昨天肮脏的内心
请别丢弃]
ビル風の吹き溜まりでは 肩を落とし歩く君の
夢、希望はファンタジーじゃなく 歩幅の延長線上にある
大事なもの大事と言え 君は 進む 進む 進む
[你在大楼风吹落的堆积下 乏力地行走
你的梦和希望不是幻想 它们就在你一步之遥的延长线上
重要的事物就大声说很重要 你要前进 前进 前进]
強がる理由が無くなって 不幸ぶる理由も無くなって
本音の言葉で向かい合う そんな時が来たって気がするよ
[没有理由再去逞强 没有理由再去假装不幸
意识到 以真心对真心的时刻已到来]
涙流る 時も流る その速度より早く走りぬけ
街は変わる 人も変わる 昨日報われなかった願いも
捨てないでよ
[泪在流 时光也在流 用更快的速度跑过
城市在变 人也在变 连同昨天未能实现的愿望
请别丢弃]
過去から未来 繫ぐ実線 ミクロからマクロ帰結して
流転に物思う暇なく 有史以前と同じ風が吹く
時代の愛の価値移ろい 未来永久に過ぎ去る理
時代の愛の価値移ろい 離したくないと抱いたの何?
[连接过去和未来的实线 微观归结到宏观
无暇思虑瞬息变迁 吹拂的风不曾改变
时代的爱的价值在转变 贯穿永恒的真理
时代的爱的价值在转变 坚持死守着什么]
痛みも全部無くなって 喜怒哀楽も全部無くなって
「平穏だ」なんて閉じこもる そんな毎日なんてくそくらえ
[没了疼痛 不再有喜怒哀乐
封闭在所谓的平稳里 这样的日子就让它见鬼去吧]
涙流る 時も流る そんな世界じゃ僕ら一瞬だ
急げ 急げ 急げ 急げ 昨日笑われた君の本気も
捨てないでよ
[泪在流 时光也在流 和世界相比我们只是一瞬间
赶快 赶快 赶快 赶快 连同你昨天被嘲笑的决意
请别丢弃]
君の番だよ
[轮到你咯]
3.セビロニハナ(西服上的花)
鈍感さは強さとして
昨日までの様々は 過ぎた景色と振り返らず
敏感さは弱さよして
誰も眼にくれない 人混みの機微に傷ついて
[迟钝作为一种坚强
种种往事 已是过眼云烟 不再回顾
敏感作为一种软弱
事不关已 受损于人情世故]
瞬間 突風吹き抜けて
背広の襟に張り付く花に
気付く人など少ないが
[瞬间 一阵风吹过
少有人能察觉到
飘落在西装衣领上的花瓣]
気付いた君が都市を行く
痛みを知った 足取りで
恥ずかしそうに都市を行く
[然而察觉到的你却往市内走去
仿佛是感到疼痛般 护着腿
害臊地却往市内走去]
君に張り付く花びらが
君の名前を語ってる
[附着的花瓣向你
诉说着你的名字]
4.ナモナキヒト(无名人)
一人の夜の寂しさを 言い訳にしてみても
傷つける為の言葉は 空しくなるだけ それでも
心に穴が空いて そこに流れ込んだ泥水は
全部吐き出さなきゃ 苦しくても吐き出さなきゃ
[试着为夜里独自的寂寞而辩解
伤害的话语也只会徒增空虚 即使如此
流入心中空洞的泥水
也必须全部吐出 再痛苦也要吐出]
上手くいかないときは 何をやっても駄目で
駄目だ駄目だって思ってりゃ 上手くいくもんもいかないよな
カーテンの隙間から 朝日が急かしやがるんだ
もう出掛ける時間だよ しょうがない出掛けるか
[诸事不顺的时候 做什么都觉得徒劳
如果总是这么想的话 顺利的事也会变得不顺了
朝阳在窗帘的空隙间 催促着该出门咯
于是就无可奈何的出门吗]
名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 出会いと呼ぶには つかの間過ぎたのだが
名前を付けてくれないか こんな傷だらけの生き方に
[无名的我 无名的你 碌碌无名的我们
疲惫不堪 漂泊到此 最终却彼此擦肩而过
若称其为相遇的话 也太过短暂
能为这伤痕累累的生存方式 取个名字吗]
誰かが君の事を 悪く言っていたとしても 大丈夫
人の生き方は 良い悪いではないのだ
目の前の分かれ道の 選択に悩みこそすれど
それを不正解と言ってしまう選択こそ 最も不正解なのだ
[即使有人对你口出恶言 也请不要在意
人的生存方式 不分好与坏
面对眼前的分叉口 或许会烦恼如何选择
说自己的选择是错误的 才是最不正确的]
上手く行かない時は 人のせいにしそうなもんで
それを自分のせいにしてる 君は優しすぎるから
駅のホームでも ため息さえ飲み込んで
息を詰まらせているのは 全く君らしいよ
[不顺心的时候 很容易将错推给他人
你却如此温柔 将错归为自己
在车站站台上 忍住叹息
却自己呼吸窘迫 果然有你作风]
名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 運命を呼ぶには ありふれていたのだが
名前を付けてあげるのだ こんな傷だらけの生き方に
[无名的我 无名的你 碌碌无名的我们
疲惫不堪 漂泊到此 最终却彼此擦肩而过
若称其为命运的话 也太过寻常
就为这伤痕累累的生存方式 取个名字吧]
人知れず流した涙 隠していた悔しさ
名付けられる事無い 詠み人知らずの悲しみ
ビルの風に舞い上がり 路地の隅に吹き溜まる
始めから無かったみたいに忘れるか
僕達の名も無き悲しみは 今こそ讃えて然るべきだ
僕達の名も無き悲しみは 君に見つけられるのを待っている
[暗中流下的泪 隐藏的悔意
都不曾被命名 吟唱独自的悲伤
小巷角落边的堆积物 随大楼间的风飞扬
像一开始就不存在一样遗忘掉吗
我们那无名的悲伤 理应现在被赞扬
我们那无名的悲伤 正等着被你发现]
名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 必然と呼ぶには 瑣末過ぎたのだが
今こそ 名前を呼び合うのだ この傷だらけの生き方の
名も無き人
[无名的我 无名的你 碌碌无名的我们
疲惫不堪 漂泊到此 最终却彼此擦肩而过
若称其为必然的话 也太过琐碎
就在此刻 相互呼喊名字吧 背负满是伤痕生存的
无名人]
5.ハレルヤ(哈利路亚)
希望と挫折 交互に足踏みしてここに来たよ
けど別にこれといって何かを成し遂げたわけじゃない
夜空が僕らの憂鬱な溜息に撃ちぬかれて
ぽっかり開いた穴みたいな満月が ちょっと悲しい
[在希望与挫折的交替停滞下才到达了这里
虽然这并不代表有所成就
夜空被我们忧郁的叹息彻底击溃
像突然开了洞口似的满月 稍感凄凉]
時々このまま消えてしまいたいって思うのは
僕らは何故だか儚いものに憧れるから
中央線を惰走するセンチメンタルを称えよ
主よ 僕らの未来は等しく 凍えるレールの上
[有时会想要是就这样消失该多好
那是因为我们对虚幻满怀憧憬
赞扬那在中央线飞驰成习的多愁善感吧
主啊 我们的未来就在这同时解冻的铁轨上]
これからどこへ向かおう 僕らも どうせちっぽけな宇宙の塵
[现在就向着某个地方出发吧 反正我不过是宇宙间渺小的尘埃]
ハレルヤ 君の明日が 素晴らしい日であるように
願いをかけなくちゃ 流れ星
走り出す刹那 放つ花火が「今」なんだ
欲しいのは 今だけ
[哈利路亚 希望你的明天很美好
赶快许愿 流星
奔跑的那一刹那 烟花绽放就是现在
想要的就是现在]
僕の好きなバンドのCDが「退屈だ」と歌う
君は真面目な顔で助手席の窓を見つめてる
秋の空が鉄橋を走る電車に切り裂かれ
そこから吹き出した血液みたいな夕日がなんだか怖い
[你喜欢的乐队在CD里歌唱着无聊
你一脸认真凝视助手席窗外
秋季的天空被铁桥上飞驰的列车划开一道口
夕阳就好像是从开口处喷出的血液一般可怕]
一人じゃないんだよと歌って 彼女の胸が張り裂けてしまえばいい
[唱着我不是一个人 她肝肠欲断就好]
ハレルヤ 君の明日が 素晴らしい日であるように
願いをかけなくちゃ 流れ星
駆け抜ける刹那 放つ花火が「今」なんだ
欲しいのは 今だけ
[哈利路亚 希望你的明天很美好
赶快许愿 流星
赶超的那一刹那 烟花绽放就是现在
想要的就是现在]
まるで生きてるなんて感じねぇ まるで誰かの夢を見てるみてぇ
まして喜びなんて信じねぇ こんな僕でも今を生きてみてぇ
生きてみてぇ
[感觉不到自己活着 好像做着别人的梦
况且喜悦不可信 哪怕是这样的我也好想活着
想活着]
ハレルヤ 僕の明日が 退屈に溺れるから
いっそ燃え尽きたいよ 流れ星
砕け散る刹那 放つ花火が「今」なんだ
欲しいのは 今だけ
[哈利路亚 倘若你的明天很枯燥
干脆燃烧殆尽吧 流星
粉碎的那一刹那 烟花绽放就是现在
想要的就是现在]
6.アイスクリーム(冰激凌)
駅のエレベーターがあまりにも唯物的で
この六月のとある一日ですら とても唯物的に思えて
だから僕は 僕の情緒と秘密を交わし合う
[车站的电梯太过唯物
于是就连六月的某一天也那么的唯物
所以我 交换了我的情绪和秘密]
改札を抜けると 少し夏の匂いがして
色んな人が最大公約数的に笑って
その重量が 個人的な空白と釣り合わず
僕は 僕の情緒と秘密を交わし合う
[一出检票口 迎面而来些许夏日气息
各式各样的人露出最大公约数的笑容
那份重量 无法和个人的空白相平衡
所以我 交换了我的情绪和秘密]
虚しい 寂しい と言ったら終わり
虚しい 寂しい と言ったら終わり
虚しい 寂しい と言ったら終わり
虚しい 寂しい
[好空虚 好寂寞 一旦说出口就完了
好空虚 好寂寞 一旦说出口就完了
好空虚 好寂寞 一旦说出口就完了
好空虚 好寂寞]
石畳の歩道が 日照りでとても熱そうだから
今年の六月は ここに捨てていこうと
アイスクリーム屋の看板を見て
思った
[石板人行道 在日照下显得格外炎热
所以今年的六月 还是舍弃这里吧
我看着冰激凌店招牌
这么想到]
7.アポロジー(Apology)
暗いところに隠れたら 誰にも見つかれないと思ってた
だけど自分の姿さえ見失ってしまうとは 困ったな
ほんとの事は分からない ずっと考えてるけど分からない
優しい人にはなれない 打算と狡さの怠け者
[曾想过躲进阴暗处 谁都找不到
不过要是连自己都迷失了那就麻烦了
不明真相 一直在思索还是不明白
狡猾算计的倦怠者 无法成为纯真的人]
星空が水面に映ったみたいな 街の灯を眺めてた
あんまり綺麗だから そこまで歩いたら生ゴミ臭かった
酔っぱらって抱き合う男女 混濁した頭で見るなら
この世はきっと美しい ゴミ溜めだって美しい
[注视着仿佛映照在水中的星空般的街灯
太过美丽 好像一踏进那里就会污浊发臭
互相拥抱的烂醉男女 在他们混沌的脑中望去
这个世界一定无比美丽 即使是垃圾堆也依旧美丽]
嘘は泥棒の始まりです 自分に正直に生きなさい
幼い頃の約束は 大人になった今も有効ですか
出来て当たり前の事が 出来ない出来損ないの僕ら
開き直れるならまだましか 反省ばっかじゃ世話無いな
[谎言是盗取的开端 表里如一地生活吧
幼年时的约定 长大后还有效吗
连理所应当的事也做不来做不出的我们
能改正态度最好 若只是反省真叫人无言以对]
約束なんて何一つ守れなかった僕らのアポロジー
世界に文句ばっか言ってたら 誰も愛しちゃくれねぇよ
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
[一个诺言也没能履行的我们的Apology
总是对世界不停抱怨的话 是得不到任何人的爱的哟
能诚心诚意地道歉吗?
能诚心诚意地道歉吗?]
世界から爪弾きにされて 息を殺して身を潜めて
一世一代の復讐で 腹から笑えると思ってた
世界に笑われた分だけ 世界を嘲笑ってみたら
なんだかとっても虚しくて 尚更惨めになりました
[被世界排斥 于是屏息隐身
完成一生最重要的复仇后 我以为就能发自肺腑的大笑
世界怎么嘲笑我 我就怎么嘲笑世界
没想到反而很空虚 反而更凄惨]
小さな川の連なりが やがて海にたどり着くような
僕らの無粋な罪悪が 涙となって流れたんだ
汚れた海は許せないが 汚れた涙も同じだ
悔しくてしょうがないと 嫌われたい訳じゃないよ
[延绵相接的小河川 最终汇入大海
我们无情的罪恶 化成眼泪流下
污浊的大海得不到救赎 污浊的眼泪也是一样
万分后悔 不代表想被讨厌]
期待通りに生きる事なんて出来ない僕らのアポロジー
傷つけ合ってばっかりいたら信頼なんて 出来ねぇよ
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
[无法随心所欲生存的我们的Apology
总是互相伤害的话 是得不到任信的哟
能诚心诚意地道歉吗?
能诚心诚意地道歉吗?]
陰口たたいて 舌出して 嘘ばっか付いて痛い目みて
大人になっても同じだ ふて腐れてんのも同じだ
どこまで行っても逃げられない 僕は僕からは逃げられない
明日から生まれ変わるから そう言って今日に至りました
[在人背后说闲话 暗中嘲笑 谎话连篇 难逃报应
长大了也还是一样 再赌气也还是一样
无处可逃 我无法逃离我自己
说着明天会改变的 结果就到了今天]
誰かの為に生きるなんて出来なかった僕らのアポロジー
自分勝手に生きる僕を 全て許してくれたあの娘に
いつまで経っても変われない平凡な 僕らのアポロジー
どんなに嫌っても ただ僕を受け入れてくれた世界に
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
ごめんなさい ちゃんといえるかな?
御免なさい ちゃんと言わなくちゃ
[无法为某人而活的我们的Apology
向那位从容我们肆意生存的姑娘
承上我们经久不变平凡的Apology
无论多么讨厌 只不过 我能向这个接受我的世界
诚心诚意地道歉吗?
诚心诚意地道歉吗?
我必须诚心诚意地道歉]
8.カラス(乌鸦)
上空に群れをなして飛ぶカラス
陽が落ちても 今朝からの雪は止まず
僕はと言えば 交互に足踏み 未だ繰り返す
それだけの日々には唄を すべからく
[不成群的乌鸦在高空飞翔
日落西山 一早就开始下的雪依旧未停
而我 依旧在原地踏步 反反复复
仅为这些岁月 必然献上一曲]
むつ市の風は 人の気も知らず
馬鹿げた苦悩み 恥を 吹き曝す
それを寒いと 嘆くに非ず
偉大で不遜な 慈悲をはらむ
北風にただ姿勢を正す
[陆奥市的风 不知人心地
席卷着愚蠢的苦恼和羞耻
这并非是在悲叹寒冷
孕育伟大傲慢的慈悲
只为纠正北风的姿势]
*むつ市:青森县东北部的一个市
上空に群れをなして飛ぶカラス
北風に僕は答えを探す
[不成群的乌鸦在高空飞翔
我向北风寻求答案]
9.ハルルソラ(晴空)
正午の陽射しが乾かしてしまった 昨日までの雨 昨日までの苦悩
週末は彼女が遊びに来るから ものぐさな僕も部屋を掃除する
[正午的阳光晒干 迄今为止的雨 迄今为止的苦恼
周末女友要来我家玩 懒惰的我打扫起房间]
この町の嘘が 車の追い風に吹かれて転がる 歩道に落ち葉の千切り絵
何もない事が幸せだと思うよ 僕らを悩ませる面倒くさい事が
[这座城市的谎言 被车风吹倒 跌落在人行道汇成一副叶丝画
平淡才是幸福呀 毕竟有那些让我们烦恼的麻烦事]
ほら 子供達が笑って 走る道に季節のハレーション
面影 思い出 綯い交ぜるの写し絵
変わらないものが 変わらなければいい
[看 在孩子们嬉笑奔跑的路上留下的季节光晕
面容 回忆 交织出的写生画
永恒不变只要永恒不变就好]
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です
[晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的蓝天 今天也依旧美丽]
休日の工事現場 でかい建物にカラスも留まれば 夕日も留まる
生活の為には背に腹変えられず 安らぎを売るには それは安すぎる
[休息日的建筑工地 巨大的建筑物上 乌鸦停歇 夕阳停留
为了生活而无可奈何地出卖安逸 实在太过低廉]
はら 風が森を駆け抜け ざわめく声が嘆きかは知らぬが
後ろめたい気がして聴けないよ
変わらないものを 変えるのは難しい
[看 风吹过森林 虽然不知道这沙沙声是否在悲叹
但有种歉疚之感 还是不听为好
永恒不变的东西是难以改变的]
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です
[晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的蓝天 今天也依旧美丽]
風の吹く先に何もないよ 陽が沈む先に何もないよ
僕らが望む答えは きっと無いよ
ただ世界がそこにあるだけ 初めからそこにあるだけ
[风吹向的地方一无所有 太阳西沉的地方一无所有
我们期盼的答案 也无处可寻
世界只不过在那里 从一开始就在那里]
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 空が綺麗です
晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば
描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です
[晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的天空 如此美丽
晴空 噜啦啦 我们唱起歌
辽阔到无法重描的蓝天 今天也依旧美丽]
10.祈り(祈祷)
ロウソクの灯を眺めてたら
笑った日の事を 思い出したよ
風の音が少し 怖いけれど
僕は大丈夫 そっちはどうだろう
[凝视蜡烛的火光
回想起往日欢笑的岁月
风声虽然有些吓人
但我不怕 你们呢]
届けたい声が 届かない距離に
横たわる無数の想いが 橋となるまで
[想让这声音越过这无法横越的距离传达给你们
无数的思念横跨 化作桥梁]
祈りは祈りのまんま あなたの枕元に
願いは願いのまんま 明日の太陽と共に
「僕らは無力だ」と暗闇に祈るのが
本当に無力とは信じないぜ
[让饱含的祈祷 在你的枕边伴你入眠
让饱含的祈愿 和明天的太阳一同升起
「我们多么无力」 黑暗中我们祈祷着
我不相信这是无力的]
ロウソクの灯を眺めてたら
それからの事が 不安になったよ
今は少しだけ 落ち込んでいいよ
いつか必ず笑うと 約束するなら
[凝视蜡烛的火光
想起今后的事 突然很不安
如果你能保证 日后还会展颜欢笑
那现在稍许消沉一会也无妨]
解きたい不安が 解けない夜に
散らばる無数の悲しみが 星となるまで
[想让这份不安 在这不会终结的夜里化解
无数的悲伤四散 化作繁星]
祈りは祈りのまんま 凍えた手と手の間
願いは願いのまんま 明日の曇天の隙間
「僕らは無力だ」と暗闇に祈るのが
本当に無力とは信じないぜ
[让饱含的祈祷 握在冰冷的双手间
让饱含的祈愿 藏在明天的云层间
「我们多么无力」 黑暗中我们祈祷着
我不相信这是无力的]
二度と帰らぬものに 雪が降り積もる
もう会えない日々に 雪が降り積もる
震えるあなたの肩に 雪が降り積もる
昨日と同じ雪が降る 昨日と同じ雪が降る
[雪花飘落 堆积在不会归来的事物上
雪花飘落 堆积在无法相见的岁月里
雪花飘落 堆积在你那颤抖的肩膀上
飘着和昨天一样的雪 飘着和昨天一样的雪]
祈りは祈りのまんま 汚れたその頬を称え
願いは願いのまんま 明日の暗闇を照らせ
「僕らは無力だ」と暗闇に祈るのが
本当に無力とは信じないぜ
[让饱含祈福的祈祷 赞扬那弄脏的脸
让饱含祝愿的祈愿 照亮明天的黑暗
「我们多么无力」 黑暗中我们祈祷着
我不相信这是无力的]