全碟歌词翻译

词曲:秋田ひろむ
录入&翻译:雷仔
(隅田川两处略微修改 by雷仔 20150131)
1.夏を待っていました(等待夏天)
君はまだ覚えてるかな 幼い頃の暑い六月
廃線になった線路を 僕等はどこまでも歩いた
乗り気で水筒なんかを ぶら下げてきた雅敏は
おじちゃんに買ってもらったマウンテンバイクを自慢した
[你是否还记得 那个年幼时炎热的六月
我们在废弃的铁轨上 四处游走
拎着水壶的雅敏饶有兴致地
炫耀着叔叔买给他的山地车]
「けどな 俺はおじちゃんが嫌いなんだ
母ちゃんをいつも泣かせてばかりいるから」
僕は何だか気まずくなって 目をそらしたんだ
雅敏の顔に大きな青痣があったから
[「可是啊 我讨厌叔叔
因为他总是把我妈妈弄哭」
我觉得有点不爽 于是便移开视线
多半是因为雅敏脸上那颗大青痣]
降りだした夕立に走りだす つぶれた無人駅で雨宿り
明日は何して明後日は何して
くだらない話で笑い転げる 嵐の予感に胸が高鳴る
あの時僕ら皆は確かに
夏を待っていました
[冒着雷阵雨奔跑 在报废的无人车站躲雨
明天要干嘛 后天要干嘛
闲聊着笑得前仰后翻 被暴风雨的预感搞得心潮澎湃
那个时候我们的确
在等待夏天的到来]
ここに居たくないってのと どこかに行きたいってのは
同じ意味なのかな なんにしろ歩こうか
体育と部活が何より苦手な靖人は とうとう膝を抱えてこう呟いた
「僕はいつも皆に置いてきぼりで 本当にダメなやつでごめんな」
僕らはなんだか笑ってしまった つられて靖人も涙目で笑った
[不想呆在这儿 想去其他地方
是同一个意思吧 总之先迈开步子吧
讨厌体育和社团活动的靖人 最后抱着膝盖嘟囔道
「我总是被大家抛下 真是个没用的家伙 对不起」
我们不知觉地笑起来 靖人也跟着含泪而笑]
背の高い夏草でかくれんぼ 鬼は迫り来る時間の流れ
もういいかいまだだよって叫んだよ
僕は今も見つからないままで あの時と同じ膝をかかえて
部屋から青い空を見上げて
夏を待っていました
[在高高的草丛里玩捉迷藏 时间流逝做鬼人在逼近
“藏好了吗还没好”大叫道
如今我依旧未没被捉到 并像当时一样抱着膝盖
抬头向屋外仰望青空
等待着夏天的到来]
身長が高くて喧嘩が強い 太平はいつも無茶な遊びを思いつく
「この鉄橋に一番 長くぶら下がったやつの
言うことは何でも聞かなきゃダメだぜ」
僕らはびびって出来なかったけど 太平は平気な顔でぶら下がる
7年後に太平はビルから飛び降りた
そんな勇気なら無いほうが良かった
[人高马大吵架能手的太平 总是想出一些出格的游戏
「谁敢把身子垂出 这座铁桥最多
谁就可以对我们发号施令」
然而大家都害怕得一动不动 只有太平一脸镇静地垂下身子
7年后太平便从高楼纵身跃下
这种勇气我宁可他没有才好]
高層ビルの下でかくれんぼ あれから何年がたっただろう
もういいかいまだだよって声もない
もしも今日があの日の続きなら 僕らの冒険を続けなくちゃ
六月の空を僕は見上げて
夏を待っていました
[自那次高楼下的捉迷藏后 经过了多少年啊
“藏好了吗还没好” 已听不到
如果今天延续那天的游戏 那我们的冒险不会结束
我抬头仰望六月的天空
等待着夏天的到来]
2.無題(无题)
木造アパートの一階で 彼は夢中で絵を描いていた
描きたかったのは自分の事 自分を取り巻く世界のこと
小さな頃から絵が好きだった 理由は皆が褒めてくれるから
でも今じゃ褒めてくれるのは 一緒に暮らしている彼女だけ
でも彼はそれで幸せだった すれ違いの毎日だけど
彼女はいつもの置手紙 桜模様の便箋が愛しい
気づいたら夜が明けていた 気づいたら日が暮れていた
気づいたら冬が終わってた その日初めて絵が売れた
[他在木质住宅一楼 忘我地绘画
他想画自己 画自我为中心的世界
从小就喜欢绘画 因为能得到大家的夸奖
然而现在会夸奖他的 只有和他住在一起的女友
即便如此他依旧觉得幸福 虽然每天的日常生活总会错开
但她总会为他留下一张便条 樱花图案的信笺分外可爱
不知不觉天亮了 不知不觉天黑了
不知不觉冬天过去了 那天画第一次被买走了]
状況はすでに変わり始めてた 次の月には彼の絵は全て売れた
変わってくのは いつも風景
誰もが彼の絵を称えてくれた 彼女は嬉しそうに彼にこう言った
「信じてた事 正しかった」
[终于情况发生了变化 第二个月他的画全部售空
事态变迁
众人都对他赞不绝口 她高兴地对他说
「没有信错」]
絵を買ってくれた人達から 時々感謝の手紙を貰った
感謝される覚えもないが 嫌な気がするわけもない
小さな部屋に少しずつ増える 宝物が彼は嬉しかった
いつまでもこんな状況が 続いてくれたらいいと思った
彼はますます絵が好きになった もっと素晴らしい絵を描きたい
描きたいのは自分の事 もっと深い本当の事
最高傑作が出来た 彼女も素敵ねと笑った
誰もが目をそむける様な 人のあさましい本性の絵
[来买画的人们 时常写感谢信给他
虽然他不觉得被感谢了 但也并不觉得讨厌
小小房间里渐渐增加的宝物 让他满心欢喜
要是这样的状况 能一直持续下去就好了
于是他越来越喜欢绘画 想画更加美妙的画
想画自己 画得更深层更真实
于是最棒的杰作完成 连她也笑着说了不起
一幅好似众人都不忍目睹 人类贪婪本性的画]
誰もが彼の絵に眉をひそめた まるで潮が引くように人々は去った
変わってくのは いつも風景
人々は彼を無能だと嘲る 喧嘩が増えた二人もやがて別れた
信じてた事 間違ってたかな
[他的画让众人都感到不快 人群像退潮般散去
事态变迁
人们嘲笑他无能 他和她争执不断 最终分手
难道都信错了吗 ]
木造アパートの一階で 彼は今でも絵を描いている
描きたかったのは自分の事 結局空っぽな僕の事
小さな頃から絵が好きだった 理由は今じゃもう分からないよ
褒めてくれる人はもう居ない
増える絵にもう名前などない
[他在木质住宅一楼 依然坚持绘画
他想画自己 画这个最终两手空空的自己
从小就喜欢绘画 理由如今早已不知
夸奖他的人也已不在
新增的画作也已无名]
気付けばどれくらい月日が過ぎたろう その日久々に一枚の絵が売れた
変わってくのは いつも風景
その買主から手紙が届いた 桜模様の便箋にただ一言
「信じてた事 正しかった」
[不知不觉时光流逝 那天久违地画被买走了
事态变迁
买主寄来了一封信 樱花图案的信笺上只写了一句话
「没有信错」]
3.爆弾の作り方(炸弹的制作方法)
干からびた栄光が 国道沿い 血も流さず潰れているぜ
欠陥だらけの僕らの 苦悩もこれまた無残な廃品
歌にしたって誰も聴かないし いまだに金にもならねぇし
今日も夕焼けの帰り道 くすぶってんのはどこのどいつだ
[陈旧的荣耀 正沿着国道 滴血不留地溃败着啊
满是缺陷的我们 所持的苦恼是凄惨的废品
做成歌曲也无人聆听 至今依然一文不值
是哪儿来的家伙 今天又在晚霞映照的归途停滞不前]
分からないものは分からないし
やりたくないことはやらないし
そう言ってら落伍者扱い 立派な社会不適合者
やり続けることの情熱も 今じゃ余計な不穏分子
純粋でいることの代償は つまり居場所が無いって事だ
[不想知道就不知道
不想做就不做
此话一出便会被当作落后者 杰出的社会不适者
持之以恒的热情 此刻也会被视为多余的险恶分子
纯粹的代价 其实就是失去立场]
行き場の無いイノセンス イノセンス 今に見てろって部屋にこもって
爆弾を一人作る 僕らの薄弱なアイデンティティー
ひび割れたイノセンス イノセンス こんなんじゃないって奮い立って
僕は戦う つまりそれが 僕等にとって唯一の免罪符
[无处投奔的无罪 无罪 “等着瞧吧”闷在屋里
独自做起了炸弹 我们薄弱的自我证明
产生裂缝的无罪 无罪 “才不是呢”振作奋发
我要战斗 总之这就是 我们唯一的免罪符]
誰よりも優しい あの子が息を潜めて泣いています
街の噂で聞いたんだ これがきっとこの世で一番の不条理
街には危険がいっぱいだから 誰にも会わず自分を守る
僕等は常に武器を探してる それがナイフじゃないことを祈る
[比谁都温柔 那孩子正无声地哭泣
谣言满城飞 这一定是世间最荒谬的事了
整个城市危机四伏 于是自我保护不见任何人
我们时常寻找自卫武器 真希望那不会是刀具]
張り裂けた胸はくっつかない
セロハンテープでとめた心
またいつ剥がれるのかと 今日もびくびくしながら生きるぜ
間違ってしまった僕等の たった一つ正しい涙
潔白でいる事の代償は 誰かを傷つけるって事だ
[撕裂的胸膛无法拼合
用透明胶带固定的心
说不定那天又会剥落 今天依旧心惊胆战地活着
一路过错的我们 流下一滴真实的泪
洁白的代价 其实就是伤害他人]
行き場の無いイノセンス イノセンス 今に見てろって部屋にこもって
爆弾を一人作る 僕らの薄弱なアイデンティティー
ひび割れたイノセンス イノセンス こんなんじゃないって奮い立って
僕は戦う つまりそれが 僕等にとって唯一の免罪符
[无处投奔的无罪 无罪 “等着瞧吧”闷在屋里
独自做起了炸弹 我们薄弱的自我证明
产生裂缝的无罪 无罪 “才不是呢”振作奋发
我要战斗 总之这就是 我们唯一的免罪符]
許されない僕等が 許されるための手段
傷つきやすい僕等が 身を守るための方法
僕は歌で 君はなにで?
僕は歌で 君はなにで?
[不被原谅的我们 得以宽恕的手段
容易受伤的我们 保护自身的方法
我靠歌唱 你靠什么?
我靠歌唱 你靠什么?]
行き場の無いイノセンス イノセンス もう泣かないでまた立ち上がって
底知れない君の武器で 打ち砕く虚無的なイデオロギー
ひび割れたイノセンス イノセンス 追いすがる不安振りきる為に
僕は歌う つまりそれが 僕の兵器でありアイデンティティー
[无处投奔的无罪 无罪 停止哭泣再次振作
用你那高深莫测的武器 打碎虚无的意识形态
产生裂缝的无罪 无罪 为了挣脱紧追不放的不安
我要歌唱 总之这就是 作为我武器的自我证明]
4.夏、消息不明(夏天、音信不明)
夏、消息不明。
太陽の熱に干上がった僕らの今日が、
コインランドリーの日陰で、ペットボトルを片手にうな垂れていた。
[夏天、音信不明
被太阳热度晒干的我们的今日
在投币式洗衣机的背阴处 手拿瓶盖垂头消沉]
夏、消息不明。
猛スピードで4号線を走り抜けた僕らの悲しみは、
情熱の揺らぎによく似た陽炎にスリップして横転。
廃車置場の片隅に放置されていた。
[夏天、音信不明
极速跑完4号线全程的我们的悲伤
在形似热情波动的阳炎下横倒
最后被搁置在废车场一隅]
*陽炎:在日光强烈的春夏天的海滨,可看到物体摇动现象。因靠近地面温度
高的空气和周围空气密度差所产生的光折射所引起。
夏、消息不明。
ここ数年姿をくらましていた、僕らのいつかの夏が、
廃ビルの非常階段にもたれながら、タバコを吹かして
「夏が近いな」なんて言った。
[夏天、音信不明
近几年一直隐影藏形 曾属于我们的夏天
依靠在废弃大楼的紧急楼梯 吞吐着香烟
说道「夏天快来了啊」]
5.隅田川(隅田川)
面映い思い出一つ 紐解く手が震えています
幸せとは つまり つまり あなたのことです
古い歌口ずさむたび それと見紛う面影を見る
さわれないなら いっそ いっそ 消えてください
[一出羞涩的回忆 解开衣带的手颤抖不止
所谓幸福 总而言之 就是你
每当随性吟诵古老诗歌 总闪现错看的面容
倘若无法触摸 还不如 就此消失]
日暮れて 連れあう街に蝉時雨
繋いだ手と手を離さなきゃよかった
僕を支えてくれていたのは いつだって
[日渐黄昏 相伴的街上蝉鸣阵阵
真不该松开你我紧握的手
支撑着我的 一直以来都是]
笑いあう喜びでした 許しあういたわりでした
見落としそうな程小さな 特別達でした
隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます
移ろう季節の真ん中で全てが綺麗だった
[分享欢乐的喜悦 相互宽容的体贴
和那些微小得快被忽略的特别过往
隅田川烟火正绽放 在消散之前去见你
正值季节变化时 万物皆为美]
浴衣帯 盆提灯が照らしだす 朱色の影絵
心の中 ずっと ずっと 張り付いてます
[浴衣腰带 盂兰盆灯笼照亮 朱红色影画
总是 总是 深深粘附在 心底]
変わらない町並みふきだした二人
変わっていたのは僕等だけですね
日々を鮮やかに変えていたのは いつだって
[不变的街景吹飞而出的两人
原来有所改变的只有我们呐
让岁月变得鲜明的 一直以来都是]
重ねあう優しさでした 言い合える絆でした
忘れてしまう程些細な 特別達でした
隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます
移ろう季節に留る事できないと知りながら
[相互付出的温柔 值得互诉的牵绊
和那些细微得快被遗忘的特别过往
隅田川烟火正绽放 在消散之前去见你
明明知道季节交替不停顿]
火影に群がる虫として 僕はあなたに焦がれて
幼い強がりかなぐり捨てて 素直になれたらそれで良かったんだ
[我对你的贪恋 就如灯光下群聚的小虫
一拳打飞幼稚的倔强 坦诚自己就好]
本当に欲しかったのは そこにあった笑顔だけでした
それだけで僕はどこまでも 行ける気がしてたんだ
隅田川花火が咲いて その真下で出会いと別れ
あなたがくれたその全てに ありがとうって聞こえますか
[我真心想要得到的 就只是那触手可及的笑容
你的笑容让我深信 自己可以去往任何地方
隅田川烟火正绽放 在那正下方上演的邂逅与分别
感谢你为我所作的一切 你能听见吗]
6.カルマ(宿业)
どうかあの娘を救って
[无论如何请救救那女孩]
地球が落とした暗幕に 星座の落書きをする子供達は
コンクリートのベッドでアフリカゾウの夢を見る
輸送トラックの荷台で悪路に身を揺らしながら
廃墟に沈む夕日を眺める兵士は
荒れ果てた世界を吹き抜ける 生ぬるい夏の風にさえ 故郷を思うのだろう
朝市の喧騒の中 健気に笑うあの娘を どうか救ってください
[在地球拉下的遮光窗帘上涂鸦星座的孩子们
安眠于混凝土床榻做着有关非洲象的梦
委身于运输卡车载货台一路摇晃颠簸
一边眺望夕阳沉入废墟的士兵
正穿越这个荒芜凄凉的世界 哪怕是微热的夏风 都能勾起思乡之情吧
在早市的嘈杂中 无畏而笑的女孩 请无论如何救救她]
愛と金と宗教に 折り合いをつけられなかった僕達は
理想郷を探すのを止めた
愛に飢えて 金に飢えて 神様に飢えて
盗みを働くのは悪だと誰が言えるのだろう
ましてやそれが果物の 一つや二つ だとて
ましてやそれが人の命の 一つや二つ だとて
[无法让爱、金钱、宗教合理共存的我们
不再探寻理想中的乌托邦
渴望爱 渴望金钱 渴望神灵
“行窃是罪恶”又有谁会去指责呢
更何况是 水果一两个 算什么
更何况是 人命一两条 算什么]
窓を開けて 夏の風だ
[打开窗 夏风阵阵]
星が綺麗な夜に 月を眺めては物思うけれど
あれにも値札がついてるって話だぜ
流れ星にだって うかうか願いをかけていられやしない
そんな時代になりました
この街の上空をミサイルが飛んで言ったって
ラジオのパーソナリティーが言う
優しいラブソングをBGMに ラジオのパーソナリティーが言う
[星光璀璨的夜晚 赏月思虑
说是连这个也被明码标价了
更不可能对着流星 稀里糊涂地许下心愿
如今正是这样一个时代啊
“据说城市上空有导弹飞过”
电台DJ如是说
在温柔情歌的背景音乐声中 电台DJ如是说]
どうかあの娘を救って
[无论如何请救救那女孩]
食うか食われるかで世界は回るのだと
無粋なトカゲはインタビュアーに語るのだが
巧言に勇み立つその尻尾が今まさに
かじりつかれている事に気付いていない
それを滑稽だと笑う僕等も つまり むなしい競争の延長線上
不意に手渡されるバトンを 受け取ってしまったのだ
フラッシュに照らされたインタビュアーの顔は
笑っている様にさえ見えたのです
[“世界在你死我活中得以轮回”
不通人情世故的蜥蜴对采访者说道
卯足劲花言巧语的尾巴全然不知
自己正被紧咬不放
觉得那滑稽可笑的我们 其实才是 在无意义的竞争延长线上
意外地接过别人递来的接力棒
闪光灯照亮采访者的脸庞
从中只见笑意不见其它]
窓を開けて 夏の風だ
[打开窗 夏风阵阵]
奪った奴から 奪い取れというのなら きっと最後には誰もいなくなる
奪った奴を許せと言うのなら きっと盗人ばかりの世界になる
いや そもそも僕らは皆 盗人だ
この世界で生きるって事は すでに 罰なのかもしれない
[如果我们都去反夺盗取者 那最后必定空无一人
如果盗取者得以被原谅 那世界必定窃贼泛滥
不对 我们原本就是 窃贼
在这个世界苟活 或许 就是一种惩罚]
夜道を照らすのは 大気圏で燃え尽きた宇宙船が 最後に放った光
あの娘はふと空を見上げて 今日も何かを祈るのです
ボタンのかけ違いで 敵か見方か 殺す側か殺される側か
野山に咲く花もあれば アスファルトに咲く花もある
[照亮夜路的 是宇宙飞船在大气层燃烧殆尽时 最后散发的光
那个女孩无意间仰望天空 今天依然有所祈祷
阴差阳错 敌人还是同伴 掠杀者还是被杀者
若花儿能在野山上开放 那一定也能在沥青中开放]
僕らが願うのは 唯一つ 幸せになりたいって事
それがほしくて もがいて もがいて もがいて
奪って 奪って 奪って 奪って
それでも笑って生きていたいと健気に 海の風に微笑むあの娘は
愛する人が銃で撃たれたことを まだ知らない
[我们的心愿 只此一个 就是能够幸福
渴望拥有 急不可待 急不可待 急不可待
不惜去夺取 夺取 夺取 夺取
然而那个想要笑着活下去 面朝海风无畏而笑的女孩
依然不知 自己的爱人已遭枪击]
どうかあの娘を救って
[无论如何请救救那女孩]
录入&翻译:雷仔
(隅田川两处略微修改 by雷仔 20150131)
1.夏を待っていました(等待夏天)
君はまだ覚えてるかな 幼い頃の暑い六月
廃線になった線路を 僕等はどこまでも歩いた
乗り気で水筒なんかを ぶら下げてきた雅敏は
おじちゃんに買ってもらったマウンテンバイクを自慢した
[你是否还记得 那个年幼时炎热的六月
我们在废弃的铁轨上 四处游走
拎着水壶的雅敏饶有兴致地
炫耀着叔叔买给他的山地车]
「けどな 俺はおじちゃんが嫌いなんだ
母ちゃんをいつも泣かせてばかりいるから」
僕は何だか気まずくなって 目をそらしたんだ
雅敏の顔に大きな青痣があったから
[「可是啊 我讨厌叔叔
因为他总是把我妈妈弄哭」
我觉得有点不爽 于是便移开视线
多半是因为雅敏脸上那颗大青痣]
降りだした夕立に走りだす つぶれた無人駅で雨宿り
明日は何して明後日は何して
くだらない話で笑い転げる 嵐の予感に胸が高鳴る
あの時僕ら皆は確かに
夏を待っていました
[冒着雷阵雨奔跑 在报废的无人车站躲雨
明天要干嘛 后天要干嘛
闲聊着笑得前仰后翻 被暴风雨的预感搞得心潮澎湃
那个时候我们的确
在等待夏天的到来]
ここに居たくないってのと どこかに行きたいってのは
同じ意味なのかな なんにしろ歩こうか
体育と部活が何より苦手な靖人は とうとう膝を抱えてこう呟いた
「僕はいつも皆に置いてきぼりで 本当にダメなやつでごめんな」
僕らはなんだか笑ってしまった つられて靖人も涙目で笑った
[不想呆在这儿 想去其他地方
是同一个意思吧 总之先迈开步子吧
讨厌体育和社团活动的靖人 最后抱着膝盖嘟囔道
「我总是被大家抛下 真是个没用的家伙 对不起」
我们不知觉地笑起来 靖人也跟着含泪而笑]
背の高い夏草でかくれんぼ 鬼は迫り来る時間の流れ
もういいかいまだだよって叫んだよ
僕は今も見つからないままで あの時と同じ膝をかかえて
部屋から青い空を見上げて
夏を待っていました
[在高高的草丛里玩捉迷藏 时间流逝做鬼人在逼近
“藏好了吗还没好”大叫道
如今我依旧未没被捉到 并像当时一样抱着膝盖
抬头向屋外仰望青空
等待着夏天的到来]
身長が高くて喧嘩が強い 太平はいつも無茶な遊びを思いつく
「この鉄橋に一番 長くぶら下がったやつの
言うことは何でも聞かなきゃダメだぜ」
僕らはびびって出来なかったけど 太平は平気な顔でぶら下がる
7年後に太平はビルから飛び降りた
そんな勇気なら無いほうが良かった
[人高马大吵架能手的太平 总是想出一些出格的游戏
「谁敢把身子垂出 这座铁桥最多
谁就可以对我们发号施令」
然而大家都害怕得一动不动 只有太平一脸镇静地垂下身子
7年后太平便从高楼纵身跃下
这种勇气我宁可他没有才好]
高層ビルの下でかくれんぼ あれから何年がたっただろう
もういいかいまだだよって声もない
もしも今日があの日の続きなら 僕らの冒険を続けなくちゃ
六月の空を僕は見上げて
夏を待っていました
[自那次高楼下的捉迷藏后 经过了多少年啊
“藏好了吗还没好” 已听不到
如果今天延续那天的游戏 那我们的冒险不会结束
我抬头仰望六月的天空
等待着夏天的到来]
2.無題(无题)
木造アパートの一階で 彼は夢中で絵を描いていた
描きたかったのは自分の事 自分を取り巻く世界のこと
小さな頃から絵が好きだった 理由は皆が褒めてくれるから
でも今じゃ褒めてくれるのは 一緒に暮らしている彼女だけ
でも彼はそれで幸せだった すれ違いの毎日だけど
彼女はいつもの置手紙 桜模様の便箋が愛しい
気づいたら夜が明けていた 気づいたら日が暮れていた
気づいたら冬が終わってた その日初めて絵が売れた
[他在木质住宅一楼 忘我地绘画
他想画自己 画自我为中心的世界
从小就喜欢绘画 因为能得到大家的夸奖
然而现在会夸奖他的 只有和他住在一起的女友
即便如此他依旧觉得幸福 虽然每天的日常生活总会错开
但她总会为他留下一张便条 樱花图案的信笺分外可爱
不知不觉天亮了 不知不觉天黑了
不知不觉冬天过去了 那天画第一次被买走了]
状況はすでに変わり始めてた 次の月には彼の絵は全て売れた
変わってくのは いつも風景
誰もが彼の絵を称えてくれた 彼女は嬉しそうに彼にこう言った
「信じてた事 正しかった」
[终于情况发生了变化 第二个月他的画全部售空
事态变迁
众人都对他赞不绝口 她高兴地对他说
「没有信错」]
絵を買ってくれた人達から 時々感謝の手紙を貰った
感謝される覚えもないが 嫌な気がするわけもない
小さな部屋に少しずつ増える 宝物が彼は嬉しかった
いつまでもこんな状況が 続いてくれたらいいと思った
彼はますます絵が好きになった もっと素晴らしい絵を描きたい
描きたいのは自分の事 もっと深い本当の事
最高傑作が出来た 彼女も素敵ねと笑った
誰もが目をそむける様な 人のあさましい本性の絵
[来买画的人们 时常写感谢信给他
虽然他不觉得被感谢了 但也并不觉得讨厌
小小房间里渐渐增加的宝物 让他满心欢喜
要是这样的状况 能一直持续下去就好了
于是他越来越喜欢绘画 想画更加美妙的画
想画自己 画得更深层更真实
于是最棒的杰作完成 连她也笑着说了不起
一幅好似众人都不忍目睹 人类贪婪本性的画]
誰もが彼の絵に眉をひそめた まるで潮が引くように人々は去った
変わってくのは いつも風景
人々は彼を無能だと嘲る 喧嘩が増えた二人もやがて別れた
信じてた事 間違ってたかな
[他的画让众人都感到不快 人群像退潮般散去
事态变迁
人们嘲笑他无能 他和她争执不断 最终分手
难道都信错了吗 ]
木造アパートの一階で 彼は今でも絵を描いている
描きたかったのは自分の事 結局空っぽな僕の事
小さな頃から絵が好きだった 理由は今じゃもう分からないよ
褒めてくれる人はもう居ない
増える絵にもう名前などない
[他在木质住宅一楼 依然坚持绘画
他想画自己 画这个最终两手空空的自己
从小就喜欢绘画 理由如今早已不知
夸奖他的人也已不在
新增的画作也已无名]
気付けばどれくらい月日が過ぎたろう その日久々に一枚の絵が売れた
変わってくのは いつも風景
その買主から手紙が届いた 桜模様の便箋にただ一言
「信じてた事 正しかった」
[不知不觉时光流逝 那天久违地画被买走了
事态变迁
买主寄来了一封信 樱花图案的信笺上只写了一句话
「没有信错」]
3.爆弾の作り方(炸弹的制作方法)
干からびた栄光が 国道沿い 血も流さず潰れているぜ
欠陥だらけの僕らの 苦悩もこれまた無残な廃品
歌にしたって誰も聴かないし いまだに金にもならねぇし
今日も夕焼けの帰り道 くすぶってんのはどこのどいつだ
[陈旧的荣耀 正沿着国道 滴血不留地溃败着啊
满是缺陷的我们 所持的苦恼是凄惨的废品
做成歌曲也无人聆听 至今依然一文不值
是哪儿来的家伙 今天又在晚霞映照的归途停滞不前]
分からないものは分からないし
やりたくないことはやらないし
そう言ってら落伍者扱い 立派な社会不適合者
やり続けることの情熱も 今じゃ余計な不穏分子
純粋でいることの代償は つまり居場所が無いって事だ
[不想知道就不知道
不想做就不做
此话一出便会被当作落后者 杰出的社会不适者
持之以恒的热情 此刻也会被视为多余的险恶分子
纯粹的代价 其实就是失去立场]
行き場の無いイノセンス イノセンス 今に見てろって部屋にこもって
爆弾を一人作る 僕らの薄弱なアイデンティティー
ひび割れたイノセンス イノセンス こんなんじゃないって奮い立って
僕は戦う つまりそれが 僕等にとって唯一の免罪符
[无处投奔的无罪 无罪 “等着瞧吧”闷在屋里
独自做起了炸弹 我们薄弱的自我证明
产生裂缝的无罪 无罪 “才不是呢”振作奋发
我要战斗 总之这就是 我们唯一的免罪符]
誰よりも優しい あの子が息を潜めて泣いています
街の噂で聞いたんだ これがきっとこの世で一番の不条理
街には危険がいっぱいだから 誰にも会わず自分を守る
僕等は常に武器を探してる それがナイフじゃないことを祈る
[比谁都温柔 那孩子正无声地哭泣
谣言满城飞 这一定是世间最荒谬的事了
整个城市危机四伏 于是自我保护不见任何人
我们时常寻找自卫武器 真希望那不会是刀具]
張り裂けた胸はくっつかない
セロハンテープでとめた心
またいつ剥がれるのかと 今日もびくびくしながら生きるぜ
間違ってしまった僕等の たった一つ正しい涙
潔白でいる事の代償は 誰かを傷つけるって事だ
[撕裂的胸膛无法拼合
用透明胶带固定的心
说不定那天又会剥落 今天依旧心惊胆战地活着
一路过错的我们 流下一滴真实的泪
洁白的代价 其实就是伤害他人]
行き場の無いイノセンス イノセンス 今に見てろって部屋にこもって
爆弾を一人作る 僕らの薄弱なアイデンティティー
ひび割れたイノセンス イノセンス こんなんじゃないって奮い立って
僕は戦う つまりそれが 僕等にとって唯一の免罪符
[无处投奔的无罪 无罪 “等着瞧吧”闷在屋里
独自做起了炸弹 我们薄弱的自我证明
产生裂缝的无罪 无罪 “才不是呢”振作奋发
我要战斗 总之这就是 我们唯一的免罪符]
許されない僕等が 許されるための手段
傷つきやすい僕等が 身を守るための方法
僕は歌で 君はなにで?
僕は歌で 君はなにで?
[不被原谅的我们 得以宽恕的手段
容易受伤的我们 保护自身的方法
我靠歌唱 你靠什么?
我靠歌唱 你靠什么?]
行き場の無いイノセンス イノセンス もう泣かないでまた立ち上がって
底知れない君の武器で 打ち砕く虚無的なイデオロギー
ひび割れたイノセンス イノセンス 追いすがる不安振りきる為に
僕は歌う つまりそれが 僕の兵器でありアイデンティティー
[无处投奔的无罪 无罪 停止哭泣再次振作
用你那高深莫测的武器 打碎虚无的意识形态
产生裂缝的无罪 无罪 为了挣脱紧追不放的不安
我要歌唱 总之这就是 作为我武器的自我证明]
4.夏、消息不明(夏天、音信不明)
夏、消息不明。
太陽の熱に干上がった僕らの今日が、
コインランドリーの日陰で、ペットボトルを片手にうな垂れていた。
[夏天、音信不明
被太阳热度晒干的我们的今日
在投币式洗衣机的背阴处 手拿瓶盖垂头消沉]
夏、消息不明。
猛スピードで4号線を走り抜けた僕らの悲しみは、
情熱の揺らぎによく似た陽炎にスリップして横転。
廃車置場の片隅に放置されていた。
[夏天、音信不明
极速跑完4号线全程的我们的悲伤
在形似热情波动的阳炎下横倒
最后被搁置在废车场一隅]
*陽炎:在日光强烈的春夏天的海滨,可看到物体摇动现象。因靠近地面温度
高的空气和周围空气密度差所产生的光折射所引起。
夏、消息不明。
ここ数年姿をくらましていた、僕らのいつかの夏が、
廃ビルの非常階段にもたれながら、タバコを吹かして
「夏が近いな」なんて言った。
[夏天、音信不明
近几年一直隐影藏形 曾属于我们的夏天
依靠在废弃大楼的紧急楼梯 吞吐着香烟
说道「夏天快来了啊」]
5.隅田川(隅田川)
面映い思い出一つ 紐解く手が震えています
幸せとは つまり つまり あなたのことです
古い歌口ずさむたび それと見紛う面影を見る
さわれないなら いっそ いっそ 消えてください
[一出羞涩的回忆 解开衣带的手颤抖不止
所谓幸福 总而言之 就是你
每当随性吟诵古老诗歌 总闪现错看的面容
倘若无法触摸 还不如 就此消失]
日暮れて 連れあう街に蝉時雨
繋いだ手と手を離さなきゃよかった
僕を支えてくれていたのは いつだって
[日渐黄昏 相伴的街上蝉鸣阵阵
真不该松开你我紧握的手
支撑着我的 一直以来都是]
笑いあう喜びでした 許しあういたわりでした
見落としそうな程小さな 特別達でした
隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます
移ろう季節の真ん中で全てが綺麗だった
[分享欢乐的喜悦 相互宽容的体贴
和那些微小得快被忽略的特别过往
隅田川烟火正绽放 在消散之前去见你
正值季节变化时 万物皆为美]
浴衣帯 盆提灯が照らしだす 朱色の影絵
心の中 ずっと ずっと 張り付いてます
[浴衣腰带 盂兰盆灯笼照亮 朱红色影画
总是 总是 深深粘附在 心底]
変わらない町並みふきだした二人
変わっていたのは僕等だけですね
日々を鮮やかに変えていたのは いつだって
[不变的街景吹飞而出的两人
原来有所改变的只有我们呐
让岁月变得鲜明的 一直以来都是]
重ねあう優しさでした 言い合える絆でした
忘れてしまう程些細な 特別達でした
隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます
移ろう季節に留る事できないと知りながら
[相互付出的温柔 值得互诉的牵绊
和那些细微得快被遗忘的特别过往
隅田川烟火正绽放 在消散之前去见你
明明知道季节交替不停顿]
火影に群がる虫として 僕はあなたに焦がれて
幼い強がりかなぐり捨てて 素直になれたらそれで良かったんだ
[我对你的贪恋 就如灯光下群聚的小虫
一拳打飞幼稚的倔强 坦诚自己就好]
本当に欲しかったのは そこにあった笑顔だけでした
それだけで僕はどこまでも 行ける気がしてたんだ
隅田川花火が咲いて その真下で出会いと別れ
あなたがくれたその全てに ありがとうって聞こえますか
[我真心想要得到的 就只是那触手可及的笑容
你的笑容让我深信 自己可以去往任何地方
隅田川烟火正绽放 在那正下方上演的邂逅与分别
感谢你为我所作的一切 你能听见吗]
6.カルマ(宿业)
どうかあの娘を救って
[无论如何请救救那女孩]
地球が落とした暗幕に 星座の落書きをする子供達は
コンクリートのベッドでアフリカゾウの夢を見る
輸送トラックの荷台で悪路に身を揺らしながら
廃墟に沈む夕日を眺める兵士は
荒れ果てた世界を吹き抜ける 生ぬるい夏の風にさえ 故郷を思うのだろう
朝市の喧騒の中 健気に笑うあの娘を どうか救ってください
[在地球拉下的遮光窗帘上涂鸦星座的孩子们
安眠于混凝土床榻做着有关非洲象的梦
委身于运输卡车载货台一路摇晃颠簸
一边眺望夕阳沉入废墟的士兵
正穿越这个荒芜凄凉的世界 哪怕是微热的夏风 都能勾起思乡之情吧
在早市的嘈杂中 无畏而笑的女孩 请无论如何救救她]
愛と金と宗教に 折り合いをつけられなかった僕達は
理想郷を探すのを止めた
愛に飢えて 金に飢えて 神様に飢えて
盗みを働くのは悪だと誰が言えるのだろう
ましてやそれが果物の 一つや二つ だとて
ましてやそれが人の命の 一つや二つ だとて
[无法让爱、金钱、宗教合理共存的我们
不再探寻理想中的乌托邦
渴望爱 渴望金钱 渴望神灵
“行窃是罪恶”又有谁会去指责呢
更何况是 水果一两个 算什么
更何况是 人命一两条 算什么]
窓を開けて 夏の風だ
[打开窗 夏风阵阵]
星が綺麗な夜に 月を眺めては物思うけれど
あれにも値札がついてるって話だぜ
流れ星にだって うかうか願いをかけていられやしない
そんな時代になりました
この街の上空をミサイルが飛んで言ったって
ラジオのパーソナリティーが言う
優しいラブソングをBGMに ラジオのパーソナリティーが言う
[星光璀璨的夜晚 赏月思虑
说是连这个也被明码标价了
更不可能对着流星 稀里糊涂地许下心愿
如今正是这样一个时代啊
“据说城市上空有导弹飞过”
电台DJ如是说
在温柔情歌的背景音乐声中 电台DJ如是说]
どうかあの娘を救って
[无论如何请救救那女孩]
食うか食われるかで世界は回るのだと
無粋なトカゲはインタビュアーに語るのだが
巧言に勇み立つその尻尾が今まさに
かじりつかれている事に気付いていない
それを滑稽だと笑う僕等も つまり むなしい競争の延長線上
不意に手渡されるバトンを 受け取ってしまったのだ
フラッシュに照らされたインタビュアーの顔は
笑っている様にさえ見えたのです
[“世界在你死我活中得以轮回”
不通人情世故的蜥蜴对采访者说道
卯足劲花言巧语的尾巴全然不知
自己正被紧咬不放
觉得那滑稽可笑的我们 其实才是 在无意义的竞争延长线上
意外地接过别人递来的接力棒
闪光灯照亮采访者的脸庞
从中只见笑意不见其它]
窓を開けて 夏の風だ
[打开窗 夏风阵阵]
奪った奴から 奪い取れというのなら きっと最後には誰もいなくなる
奪った奴を許せと言うのなら きっと盗人ばかりの世界になる
いや そもそも僕らは皆 盗人だ
この世界で生きるって事は すでに 罰なのかもしれない
[如果我们都去反夺盗取者 那最后必定空无一人
如果盗取者得以被原谅 那世界必定窃贼泛滥
不对 我们原本就是 窃贼
在这个世界苟活 或许 就是一种惩罚]
夜道を照らすのは 大気圏で燃え尽きた宇宙船が 最後に放った光
あの娘はふと空を見上げて 今日も何かを祈るのです
ボタンのかけ違いで 敵か見方か 殺す側か殺される側か
野山に咲く花もあれば アスファルトに咲く花もある
[照亮夜路的 是宇宙飞船在大气层燃烧殆尽时 最后散发的光
那个女孩无意间仰望天空 今天依然有所祈祷
阴差阳错 敌人还是同伴 掠杀者还是被杀者
若花儿能在野山上开放 那一定也能在沥青中开放]
僕らが願うのは 唯一つ 幸せになりたいって事
それがほしくて もがいて もがいて もがいて
奪って 奪って 奪って 奪って
それでも笑って生きていたいと健気に 海の風に微笑むあの娘は
愛する人が銃で撃たれたことを まだ知らない
[我们的心愿 只此一个 就是能够幸福
渴望拥有 急不可待 急不可待 急不可待
不惜去夺取 夺取 夺取 夺取
然而那个想要笑着活下去 面朝海风无畏而笑的女孩
依然不知 自己的爱人已遭枪击]
どうかあの娘を救って
[无论如何请救救那女孩]