歌词

紅い月 ~あの人に愛されますように~
朝が近付く 夜の真ん中 持て余した時間を見送る もしも私が「もうこれ以上、 待てないわ」と 投げ出したとしたら? 呑み込まれそうな程の 藍色夜空 躊躇わず連れ去って 繋いでるように見える この二つの手 このまま放っておくの? 指先をきつく噛み切って 物憂げに浮かぶ満月を 紅い血に浸して願う あの人に愛されますように 乾いた心 掠れてく声 容易いのよ 朽ち果てる事は いつもの癖の口先だけの 約束なら もう飽きたと言ったのに 抱きしめられていると 許してしまう 本当は待っているの ずれ過ぎて そっぽ向いた 二つの視線 まだ知らぬ振りするの? あの街を紅い光が 悲しげに染めていく時に あの人の心も全て 燃ゆる色に染めてください 指先をきつく噛み切って 物憂げに浮かぶ満月を 紅い血に浸して願う あの人に愛されますように